豊田市】個別最適な学び+協働的な学びにAI型教材「キュビナ」を活用する学校教育現場の実践事例/愛知県豊田市
COMPASSは2025年6月21日、“NEXT GIGAの「個別最適な学び」と「校務DX」”と題するオンラインイベントを開催した。今回はその中からAI型教材「キュビナ」を2022年度に導入し、全市での活用推進に取り組む愛知県豊田市の実践事例の発表を紹介する。報告は豊田市教育委員会 学校教育課の熊谷 等 指導主事が行った。

豊橋市】東田小学校 4年生 蚕とふれあっています
豊橋は昔、製糸工場が多くあり「糸の町」として発展していました。そのことを4年生が、今後、社会科で学習します。そこで実際に、各クラスで蚕を飼う体験をしています。  5月20日から蚕を飼い始め、毎日、学校の敷地内にある桑の葉をあげて世話をしてきました。2㎝くらいだった蚕が、日に日に大きくなって8㎝ほどになり、6月7日くらいから繭を作り始めました。ご自身でも蚕を飼っている教頭先生に質問をしながら、子どもたちは蚕の成長を楽しみにして観察日記を書いたり、タブレットで写真に撮ったりしています。蚕に名前をつけて大切に育てる子、繭を作る様子を動画で撮ってみんなに見せてくれる子もいます。6月13日には、繭を手でさわってみて「固い!」と驚きの声。そして、繭を切ってみると、中にはさなぎが入っていて、「かわいい」「クロワッサンみたい」と興味津々で見ていました。  蚕とのふれあいを通して、命の大切さを感じるとともに、この貴重な体験を今後の学習に生かしてほしいと思います。

瀬戸市】水無瀬中学校 先生たちも勉強です
7月31日、愛知教育大学の先生を講師にお迎えし、ICTを活用した授業についての学習会を開催しました。 授業の中でICTをどのように取り入れ、活用すれば、子どもたちの学びがより深まるのかについて、授業形態を中心に学びました。 今後の子どもたちへの指導に生かせるポイントがいくつも見つかり、大変有意義な時間となりました。

一宮市】小信中島小学校 ビスケット(1年生)
今日はビスケットの新しい使い方を知りました。宝箱からあたりやはずれが出たり、たまごからひよこが孵ったりするやり方を知りました。

北名古屋市】五条小学校 お楽しみ会 ~1年生~
お楽しみ会をしました。フルーツバスケットやいす取りゲーム、プログラミングを行いました。みんなで楽しく遊ぶことができました。

安城市】志貴小学校 発見カードを書きました~2年生
国語の授業で自分が見つけたことを伝える文章を書く学習をしました。昆虫の秘密などを図鑑やインターネットで調べ、分かったことをまとめました。大きな青色のトンボの絵を描いている子がいました。

安城市】志貴小学校 米作りを支える人々~5年生
社会の授業で農業について学習しました。いろいろな地域でお米の品種改良が行われている理由を考えました。「食べ飽きないため」「地域の気候に合わせた米にするため」「ブランド米にするため」などの意見が挙がっていました。

岡崎市】小豆坂小学校 一筆がき
2年生で教科書の「算数のじゆうけんきゅう」というページを開いていました。タブレットを使って考えているのは、一筆がきの図。みんなで星の形を一筆がきでかくかき方を考えていました。星のどこかの頂点から、周りの頂点へとつないで☆をかくのは多くの子が気づいていました。もう一つ、担任の先生が最初に真ん中の五角形をかくヒントを見せました。その続きに気づいた子たちが、うれしそうに勢いよく手を挙げていた2年生でした。

安城市】志貴小学校 正しいスペルはどれかな~6年生
外国語の授業で単語の正しいつづりを確認するクイズをしました。「ドッジボール」や「火曜日」といった英単語の正しいスペルを4つの選択肢から選んでタブレットで回答しました。学級で誰が一番速く正解できるか楽しく競い合いました。

豊田市】デジタルも紙もデータ共有 教育ダッシュボードを構築~愛知県豊田市教育委員会
豊田市教育委員会は独自で教育データを収集・可視化した「教育ダッシュボード」の構築を開始する。これ向けて5月23日、キックオフミーティングを開催。本システム構築に関わるすべての事業者が参集した。県内では初の試み。 本システムでは、市で既に導入・活用している校務支援システムや学習教材・ツールにより蓄積されるデータに加え、紙で集約している調査結果や教員が独自で保存している記録を始めとする各種データを集約して教育ダッシュボードとして構築。システムはマイクロソフトPowerBIをベースに開発する予定でゼロトラスト対応も進める。 山本浩司教育長は「第9次豊田市総合計画の特に注力する視点が『こども起点』のまちづくりである。子供の思いを大切にし、1人ひとりを大切にする教育のため子供の状況を正しく把握する手段として教育ダッシュボードは有効。アレルギー対応や日本語指導が必要な児童生徒など、多様な子供すべてに応じた教育を提供できる仕組みを構築し、教員が寄り添うことができるようにする。本事業に関る皆様のお力添えが必要である」と宣言し、各事業者に協力を依頼した。 豊田市では昨年度、教育ダッシュボード構築に向けた委託を競争入札。NTT西日本が事業者として決定した。初年度は既存の教育ダッシュボードに関する調査と基本設計を実施。今年度は詳細設計及びテスト校で検証し、次年度から一部の機能を全校で利用する予定だ。 当日参集した事業者は教育ダッシュボードの設計を担うNTT西日本、主にインフラ構築を担うトヨタ情報システム愛知、同市にMicrosoft365を導入している日本マイクロソフト、学校支援システムを提供しているEDUCOM、AI型学習教材を提供しているCOMPASS、学習管理システムを提供しているSkyの計6社。各システム等において既に日々蓄積されているデータを集約して可視化。子供のデータは子供のものという考えで方向性を合わせ、相談しながら進める。

【愛知県】