大野城市】大野東小学校 学びの架け橋プロジェクト
大野城市内の小学校で、「学びの架け橋プロジェクト」と称し、若い先生が他校の先輩の学級に1日授業を参観させてもらい、学習指導法や学級経営を学ぶプロジェクトが行われています。本校では6年4組の小林先生が学級を公開し、若い先生方に学習指導や学級経営について学んでいただきました。 小林先生は子どもとの距離の取り方がとてもお上手で、子どもの心に寄り添った生徒指導や学習指導ができる先生です。私も算数の学習を参観させていただきましたが、子どもたちがさまざまな方法で考える手段を自己決定し、自分の意見を近くの友達と仲良く交流していました。複雑な形の立体の体積を求める問題でしたが、ノートに式を書いて一人じっくり考える子、タブレットを使って友達の意見を参考にしながら考える子、先生手づくりの立体を手にし、グループで実際に見て思考を深める子、様々なスタイルで学びを深める姿がありました。これからは多様性の時代です。通り一遍な教師主導の授業ではなく、子どもが多様な考えや思考方法を自己選択し、他者と協働して学びを深めていくことが大切です。今本校はそのようなことを念頭に授業づくりを進めています。小林先生は家庭科の授業も進んで公開してくださいました。家庭科の授業を上手に指導できるのは小林先生の強みです。二人の若い先生方に一日中参観されて、小林先生はさぞやお疲れだったでしょうに、小林先生がなにより笑顔で子どもたちと学習をしておられる姿が印象的でした。教師が授業を楽しまないと、子どもが楽しいわけはありませんから。そんな小林先生の学級経営の良さも若い先生方に学んでいただけたのではないかと思います。小林先生本当にお疲れさまでした。

大野城市】平野小学校 4年 理科
体の筋肉のつき方について、みんなで予想しながら学習しました。

北九州市】敬愛小学校 (5年生理科)スクールAI を使った振り返り
こんにちは。校長の龍です。 本日は、5年生の理科「流れる水のはたらき」の授業をご紹介します。 この日のテーマは「流れる水はなぜ濁っているのか?」。 子どもたちは、この疑問を解き明かすための実験計画を、活発に話し合いながら立てていました。 授業の終わりには、本年度から導入した「スクールAI」を活用した振り返りを行いました。 子どもたちは、この1時間で学んだことや気づいたことを、AIとの対話を通じて自分の言葉で整理していきます。 この「スクールAI」は、子どもたちが入力した内容がAIの学習に使われることはなく、先生方が授業の目的に合わせて自由にカスタマイズできる点が大きな特長です。 そして、このAIを活用した振り返りの素晴らしい点は、先生の端末に全児童の回答が集約され、子どもたちの参加度や、授業で多く使われたキーワードを可視化した「ワードクラウド」、児童のコメントの要約などがすぐに把握できることです。 これにより、先生は一人ひとりの理解を踏まえた上で、次の授業をより充実したものにできるように工夫することが可能です。 子どもたちが自ら問いを立て、考え、そして最新のテクノロジーを使って学びを深めていく。 そんな敬愛小学校の生き生きとした学びの一幕をお伝えしました。

芦屋町】芦屋東小学校 東小だより 自ら学ぶ力の育成を!(芦屋町研究指定・委嘱 算数科研究発表会)【PDF】
9 月 25 日(木)、本校にて算数科研究発表会を開催し、全学級で授業を公開しました。 これは芦屋町より研究指定・委嘱を受け、令和 5・6・7 年度の三年間にわたる研究成果 を発表する場でした。遠賀郡の先生方に加え、中間市や鞍手町など各方面からも多くの先 生方にご来校いただきました。 授業後の協議会では、参加された先生方から貴重なご意 見を多数頂戴しました。私たち教職員がこの発表会を通し て得た学びは、芦屋東小学校の子ども達にしっかりと還元 してまいります。 また、発表会終了後にはアンケートをお願いしました。 回答の中には、「学級担任の先生と児童の関係が良好で、 支持的風土のある温かい雰囲気の中で授業が展開されて いた」「子どもたちが自ら課 題解決に向かって奮闘する 姿が素晴らしかった」「ICT の 活用や学習形態の工夫など、 参考になる点が多かった」と いった感想が多く寄せられ、 大変嬉しく思いました。

GIGA第2期の個別最適な学び「⑩ルーブリックからドリカムシートに~久喜市立砂原小のデジタル学習材~」
主体的・対話的で深い学びを実現していくには、デジタル学習基盤によって多様化した学びに対応することが重要である。 久喜市教育委員会(柿沼光夫教育長)は、「久喜市版未来の教室」構想において、各学校の新たな学びへの挑戦を推進。久喜市立砂原小学校(鈴木清照校長)では、子供たちの学びに伴走して、深い学びにつながる授業づくりの実践研究を進めている。 特に、子供たちの学びを見取る評価で、「ルーブリック」等の学習材の作成と活用に早くから取り組んでいる。学校全体で育成したい資質能力を具体的な内容で記述して、教師用と児童用のルーブリックを作成している。 教師の見取りと評価活動を向上させるために、デジタル学習基盤であるGIGA端末やクラウド環境等を有効に活用している。 例えば、「ルーブリック」はクラウド上で共有・可視化でき、授業の終了時には、クラウド上のルーブリックをもとに、「ふり返りシート」に継続して記録する。その結果は、学期ごとのふり返りとしてクラウド上で「ドリカムシート」に集計、活用される。 のドリカムシートは、自分の力がどれくらい伸びたか自己評価し、成長を可視化できるようにレーダーチャートで表すものである。 さらに、デジタル学習基盤を活かした新たな学びの授業実践の研究に加えて、児童が生成AIを活用した学びにも挑戦する。その様子は11月4日の公開研で参観することができる。

【福岡県】