【宇美町】井野小学校 「自分で」選ぶ・決める「自分から」学ぶ授業を目指して
今年度、井野小では「自分で」「自分から」をテーマに、常に「こどもまんなか」を意識した教育活動を展開しています。
下の写真は、何気ない日常の授業の様子ですが、同じ問題を先生から教えてもらった方法で同じように解くのではなく、一人で、クロームブックを活用して考えたり、友達と話し合いながら考えたり、ときには、黒板の隅っこに図を書き示しながら、近くにいる友達とグループで考えたり、「自分で」学習の進め方を選び、決定し、「自分から」学びを深めています。
これからの予測がむずかしい社会に、困難ことがあっても、自分でしなやかに対応できるこどもの育成を進めています。
【新宮町】新宮小学校 福岡県学力・学習状況調査
福岡県教育委員会では、県内各地域における児童生徒の学力の状況をきめ細かく把握・分析することにより、教育及び教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図るため、「福岡県学力・学習状況調査」を実施しています。(県の資料より引用)
ということで、新宮小学校でも、本日、5年生を対象に実施しています。調査の内容は、国語、算数、質問調査の3つです。
今年度から、1 人1台端末を活用したCBT(Computer Based Testing)で実施するようになっています。
結果等は、2学期にお知らせすることになります。
【春日市】春日東中学校 全研授業
本日、校内全研授業として、眞武先生が3年生の理科の単元「運動とエネルギー」の授業を公開しました。授業の中では、生徒たちはタブレットのロイロノートを積極的に活用して、自分の考えを記述した内容をロイロノートで提出して、お互いの意見交流を行っていました。 参観後は、全職員で協議会を行い、「タブレットの長所を生かした協働的な学習ができたか?」「学習したことを自己表現することができたか?」をグループで協議・発表を行い、学びのある研修となりました。 私個人としては、眞武先生が1年目初任者の時に一緒に勤めていた経験があり、その時以来の授業参観だったので、眞武先生の成長を感じることができました。ICTを活用した主体的な学びと協働的な学びを行うことができる、生徒も意欲的になれるいい授業でした。
【春日市】春日東中学校 県学力調査テスト
本日、1年生が国語・数学、2年生は国語・英語・数学の県学力調査テストが行われました。今年度からは全てクロムブックの電子媒体を使用した形で実施され、1年生は少し戸惑いながら、テストに臨んでいました。
再来年からは3年生で実施されている全国学力学習状況調査のテストも全て電子媒体でのテストが導入される予定で、今後は入試関係も導入されていくのかもしれません。全国で一人一台端末が生徒に配付され、オンライン授業が導入されたりして、学習環境も大きく変化してきています。テスト勉強はもちろんですが、こうした対応力も求められる時代になってきています。どちらかといえば、大人の教師よりも、生徒の方が柔軟に対応できているようです。
【福岡市】東福岡高等学校 【文理共創コース】特別講演「君たちとAIがつくる未来」 福岡工業大学 情報工学部長 藤岡寛之教授
【文理共創コース】特別講演「君たちとAIがつくる未来」 福岡工業大学 情報工学部長 藤岡寛之教授
2025.05.31 授業
5月29日(木)に、福岡工業大学 情報工学部長である藤岡寛之教授をお招きし、「君たちとAIがつくる未来 ~生成AIとともに考えるこれからの社会〜 」というテーマのもと、特別講演を行っていただきました。
聴講したのは、5月から生成AIを使ってショート動画を制作している文理共創コースの生徒たち。
冒頭、「AIを使ってみて、すごいと思うところは?」との講師からの質問に対して、生徒たちは「質問に回答してくれる」「言ったことを画像にしてくれる」と答え、便利さを実感しているようでした。
しかし、ChatGPTをはじめ、私たちの生活に入ってきたAIは便利な一方で、「うまく使える人」と「そうでない人」でAIの価値に差が生まれているのも事実です。
使う人の意図や知識によってその価値に大きな差が生まれてしまうこと、それを知った上でうまく付き合っていかなければならないこと、を頭に入れておく必要があることを教えていただきました。
講演を通して生徒たちは、
・AIはあくまで道具の一つであり、自分の考えを広げるパートナーであること
・プロンプト(AIへの質問)の工夫で、より具体的で役立つ回答を引き出せること
・情報を自分の目でしっかりと確かめ、またその発信に責任を持つのは自分たち人間の役割であること
を新たに学ぶことができました。
AI時代に求められる学びは、「なぜ?」と問い続けることであると伝えてくださった藤岡教授。
生徒たちには、AIとともに考え、学び、また新しい問いを立てていくことが重要であることを理解しながら、今後の高校生活、さらには大学生、社会人へと歩みを進めてほしいと思います。
AIを単なる便利ツールとしてではなく、どう付き合っていけば"よりよい社会"や"より深い学び"が実現できるのかを、一緒に考えていく時間となりました。
藤岡教授、貴重な講演をありがとうございました。
文理共創コースでは、今後、現在制作しているショート動画の発表会を行っていく予定です。
市町村ごとの学校における教育の情報化の実態等調査結果 主要項目についての経年変化