【洋野町】種市高等学校 普通科1年総探 自分のテーマと近い活動をしている大人を探そう
5月23日の総合的な探究の時間で、「探究百科GATEWAY」を活用して、ちょこプロで取り組んだテーマと近い内容の活動をしている大人がいないか検索しました。
キーワードの入れ方など、検索の仕方も学習します。
気になる記事を見つけたら読んでメモを取ります。
さまざまな大人の活動を知り、探究活動のイメージを膨らませることができました。
【洋野町】種市高等学校 1年普通科総探 ちょこプロをやってみた!
5月16日の総探はちょこプロの振り返りでした。
1週間取り組んできたちょこっとマイプロジェクト。
まずは各自が取り組んだこと、気がついたことなど振り返りを記入します。
まずは個人で振り返りの記入
その後グループで発表。質問もたくさんでました。
身振り手振りを交えての発表
パソコンにまとめたレポートを見ながら発表しています
記録した写真を見せています
探究って大変だと思っていたけど、やってみたら簡単でした
振り返りのシートには
「探究って大変だと思っていたけど、やってみたら簡単でした」
「私って○○だったんだなと気がついた」
という感想が見られました。
初めての探究活動でしたが、探究とは何か、ということを感じ取ってくれたようです。
【紫波町】西の杜小学校 図書館は工夫がいっぱい! 図書館探偵団(3年)
5月9日(金)と12日(月)の2日間にわたって、3年国語「図書館たんていだん(探偵団)」の学習活動を行いました。学校や町、県の図書館は、「日本十進分類表」に基づいて、各書籍が分類・配架されています。また、本校図書館は、学校司書(週1日勤務)の先生のアイデアで、様々な本のディスプレイや季節の本コーナーなど、学校図書館ならではの工夫がたくさん見られます。
そこで、3年生の子どもたちのタブレット端末に、「日本十進分類表」のデータを配付し、分類表と図書館の配架の様子を確認しつつ、本校図書館の工夫を探す活動を行いました。子どもたちは、端末の画面の分類表に〇印をつけたり、自分の好きな本がどのように分類されているかを確認したりしていました。また、図書館の工夫で気づいたことをカメラ機能で撮影し、学習支援アプリ(ロイロノート)を使って、学級全体で共有しました。
「季節の本や宮沢賢治のコーナーがあって、本を選びやすい。」「パソコンを使って貸し出しをしているので、便利。」「本のリクエストコーナーがあって、好きな本をリクエストできる。」など、たくさんの工夫を発見することができました。学校図書館だけでなく、オガールにある町立図書館や他の図書館などにも関心をもって、ますます図書館が好きになってくれるとうれしいですね。
【盛岡市】盛岡第三高等学校 教育実習研究授業その①
5月20日(火)
教育実習を本校で行っている、鈴木天音先生の研究授業(1年生)が行われました。
実習の集大成、がんばってください!
テーマは「等加速度直線運動」。
iPadと何やら台車の器具を使って実験を行います。
BlutoothでiPadと台車をリンクさせ、台車の移動速度を計測しました。
実験前に台車の動きを予測します
鈴木先生は丁寧にiPadや台車器具の使い方を説明、生徒の皆さんは実験を行います。
「精密機械なので、丁寧に扱いましょう」
生徒は鈴木先生の説明を熱心に傾聴し、自分たちが実験前に予測した計測値と、実際の計測値を比較し、等加速度直線運動についての理解を深めていました。
台車が滑走する様子をiPadで計測…昔は長ぁ~い記録テープで計測したような…
今回の研究授業に向け、教材研究を重ねてきた鈴木先生。
参観された先生方からも高い評価を受けていました。
机間指導も様になってますね
鈴木先生、お疲れさまでした。
【八幡平市】【特集】八幡平市ICT医療①
岩手県は医師不足が深刻です。こうした中、八幡平市ではICT・情報通信技術を活用したオンライン診療を導入して成果を上げています。2回に渡って八幡平市の医療を紹介します。
雄大な岩手山のすそ野にある八幡平市。市は大更にある市立病院と旧安代町にある2つの診療所を運営しています。
3つの医療施設を管理している望月泉統括院長は、県立中央病院の院長を務め退官後八幡平市の医療を支えています。
八幡平市大更から田山地区までおよそ40キロ。車でほぼ1時間かかる田山診療所は常勤の医師が辞めてしまってから望月院長らが交代で診察に通っています。
八幡平市立病院 望月 泉 統括院長
「特に冬はホワイトアウト(雪などで視界が白一色)になり高速道路が閉鎖されたり医師が診療所に行けなくなる。その場合には休診にしなければならないあるいは医師が病気にかかるとか感染症にかかるとか、そういう場合に診療所は休診にしなければならない。オンライン診療を導入することで医師の移動がなくなる休診にしなくてよい、そういうメリットがあるし患者さんにとっても休診になると薬がもらえないということになる(オンライン診療によって)持続可能な医療提供体制が作れる」
雪深い八幡平市のなかでも特に雪が多い田山地区。八幡平市立病院がある大更から40キロも離れています。今年2月に撮影した田山診療所は、夏とは全く違う姿を見せていました。
記者「きょうもまたすごい雪ですね」
望月泉院長 「本当にね すごいですね。こちらから入りますので」
望月統括院長はこの日の午前中、市立病院で診察をした後田山診療所に来ました。この日は対面診療のほかオンライン診療も行います。八幡平市のオンライン診療は患者さんの家に看護師が行って一緒に診察を受けます。こうすることによって、デジタル機器が苦手なお年寄りも安心して診察を受けられます。
望月院長
「きょうは看護師さんが訪問したから良かったですね。ご飯は食べてるの?持ってきてもらった」
患者さん
「お昼はまあまあ食べましたけど、今はまだちょっとずつしか食べられない」
望月院長
「今度あまりにも具合が悪い時には点滴を持ってくから、きょうはご飯食べたのであれば、点滴は必要ないと思うけど。ご飯が食べられない時には点滴を考えましょうね」
望月統括院長はこうした地道な地域医療に取り組む一方、全国に1000もある自治体病院の協議会会長も務めています。協議会では地域医療再生に向けた課題と方策を話し合いました。
九州大学 尾形裕也 名誉教授
「コロナ禍の当初1、2年 私は幸いなことだったと思いますが、日本は先進諸国の中でコロナの患者数感染者数が少ない、あるいは死者数も少ない、これは大変幸いなことだったと思いますが、そこで出てきた議論としてなぜあの程度の感染者数で医療崩壊になるのか、あるいは病床ひっ迫ということになってしまう日本は世界で最も病床数が多いはずではないか、こういう議論がありました。これももっともな疑問だと思います。これに対する答えを一言で言うと病床は多いが人がいないということこれが最大の要因だった」
望月泉会長
「患者さん かかりつけ医どういうふうなみとりまで含めた医療を希望されるかということを進めていくかということであります。中小病院はそういうことをやっている。小澤先生ちょっと一言、小澤先生一言お願いします」
神奈川県三浦市立病院 小澤幸弘 総病院長
「高齢者の地域の情報共有をいかにしていくか、そういうところをしっかり情報共有をできるシステムを中小病院に与えていただきたい。今後これこそ地域に密着した中小病院が存続して行くための一番大事な必要事項ではないかと思っています」
望月会長
「今の話は情報ネットワークのような形でしょうか、情報の共有というのは」
小沢医師
「ある意味中小病院というのは、一つの共通の電子カルテを作っちゃったほうが良いのではないかと思います」
医療のデジタル化は大規模な病院はもちろん、きめ細かい医療を展開するため小さな診療場でも普及していくことが期待されています。
望月医師
「電子カルテは病院で進んでいるが、診療所レベルではまだまだ普及していないいま厚生労働省が標準型の電子カルテを提供して診療所に入れて行こうとしています。標準型の電子カルテを導入して情報の共有ができるようになればいいと思っています」
広い県土を有する岩手県。オンライン診療は医師不足に悩む過疎地域にとって有効な手段として期待されています。
来週はオンライン診療を支えるデジタル技術についてお伝えします。
市町村ごとの学校における教育の情報化の実態等調査結果 主要項目についての経年変化