【西尾市】活用型情報モラル教材「GIGAワークブックにしお」
西尾市教育委員会は、一般財団法人LINEみらい財団(東京都新宿区)と連携し、活用型情報モラル教材「GIGAワークブックにしお」を作成しました。本教材では「情報モラル」と「情報活用」に焦点を当て、ネットの特性や適切なコミュニケーション方法、情報のリスクなどを学べる内容となっています。
【一宮市】木今伊勢西小学校 1年生 タブレットの使い方
タブレットの使い方を学びました。ICTの先生に支援していただきながら、ログインやログアウトの仕方、画面の閉じ方や開き方を学びました。
【大口町】大口南小学校 修学旅行 奈良行程決め(6年生)
来月に予定されている修学旅行に向けて、本格的に動き始めました。今日は、奈良公園での班別行動の計画を立てました。班でどこを見に行きたいのかを相談し、移動時間や見学時間を計算しながら行程を決めていきました。見に行きたいところばかりで困ってしまいますが、自分たちで決めたルートに沿って、楽しみながら見ていきましょう。
【愛西市】佐屋西小学校 5年生GW明け
1組では図工の「消してかく」という授業を紹介します。どんな模様にしようかタブレット端末で調べながら自分なりの模様を下書きしました。
【大治町】大治小学校 タブレットを活用して
タブレットを活用して、さまざまな学習を取り入れています。音楽科では、録音機能を使って自分の音色を確認したり、前の時間と比べてみたりして自分自身の成長を確認しています。また、今年度3年生以上に導入された「スマイルネクスト」は、全学年の学習が可能となります。ご家庭で必要なときに、必要な教材を選んで復習や予習を進めてみてはいかがでしょうか。順次登録を行っており、5月末までには完了予定ですので、今しばらくお待ちください。
愛知の教育現場に新たな一歩!見えない未来を支えるICTの進化
愛知県において、約180校の教育機関と15,000名の教職員が利用する愛知県教育情報通信ネットワーク(愛知エースネット)が最新のテクノロジーで刷新されました。この取り組みは、アルファテック・ソリューションズ株式会社と愛知県教育委員会の協力によって実現し、教育現場でのICT活用がさらに進むことが期待されています。
新しいシステムは、Microsoft 365およびMicrosoft Azureを基盤とし、セキュリティの強化が図られています。特に注目すべきは、ゼロトラストモデルの導入です。これにより、情報漏洩対策や自動ラベル付けによる機微情報の暗号化が実現し、教職員がどこにいても「校務」を遂行できる環境が整いました。これにより、県全体で年間約70,000時間の業務効率化が見込まれるとの試算もあります。
【豊田市】広川台小学校 6年生 プログラミングの授業です
6年2組さん、マインクラフトで先生が出したミッションをクリアすべく、一人一人挑戦中です。
今までにクラブ活動や家でやったことがある子は、どんどん進めていきます。
先生から「自分だけができればいいじゃないよ、初めてやる子を見てあげようね」と声がかかりました。
今日のミッションは2階建、窓付き、1階と2階は色違いだそうです。
できたかな?
【豊川市】豊川高校 豊川高校の学びの特長
1 学習環境 ~「個別最適と協働的」な学びの環境 ~
(1) ラーニングセンター
「多様な価値観を共有し、周囲と協働しながら主体的に学ぶ」
豊川高校の学びを象徴する自主学習室は新設「ラーニングセンター」として全面リニューアルされました。
3教室に180のキャレルデスクを備える「自主学習室」では「個別」の課題や志望校合格に向けた受験勉強に集中して取り組むことができます。
本校オリジナルデザインのデスクが配置された「ALR(アクティブラーニングルーム)」では、生徒間の学び合い、「協働的な学び」が進められます。
(2) 「得意」を見つけ、伸ばし、武器とする「類」
Ⅰ類は「得意を見つけ多様な進路を目指す」
Ⅱ類は「得意を伸ばし難関大学を目指す」
2年生から設置されるⅢ類は「得意を武器に国公立大学を目指す」
学びのコンセプトに応じて類を選択することで、個別の進路実現を追求できます。
(3) ICT活用
本校では全館Wi-Fi環境の中で、iPadを日常的に使用しています。
電子教科書を見ながら、電子ペンで直接iPadに解いた問題をクラウド上の『提出箱』に提出、わからない問題は「スタディサプリ」で解説動画を視聴することもできます。
KDDIのホームページにも紹介された「ICT教育先進校」としてのICT活用により、「個別最適の学び」が実現しています。
効果的で効率よく学ぶ中で、1年間で模擬試験の偏差値を20近く伸ばす生徒もいます。
【半田市】学習eポータル+AI型教材「キュビナ」、愛知県半田市で正式採用 ~市内の全小中学校20校へ導入、約9,000人が利用〜
学習eポータル+AI型教材「キュビナ」、愛知県半田市で正式採用
~市内の全小中学校20校へ導入、約9,000人が利用〜
株式会社COMPASS(本社:東京都文京区、代表取締役:佐藤 潤、以下 COMPASS)は、開発・提供する学習eポータル+AI型教材「キュビナ」が愛知県半田市の全市立小中学校における指導の一環として正式採用されましたことをご報告いたします。
半田市では、教育大綱の基本方針の一つとして「確かな学力を身につけ、夢や目標に向かって自らを高めようとする人を育成する」ことを掲げ、その中心施策である「ICTの活用を推進」の一環として2023年より市内の一部小中学校にてキュビナを試験的にご利用いただいておりましたが、2024年4月より全市立小中学校20校(小学1年生~中学3年生)の約9,000人へ正式採用し、指導の一環としてご利用いただくことになりました。
このたびの全市立小中学校への導入に際しては、キュビナのAIによりつまずきを把握し、個別最適化された問題を出題する点を評価いただき、全校採用に至りました。また今後は、一人ひとりの課題に合わせた教材準備の効率化を図ることで、教師の働き方改革にも期待を寄せていただいています。
キュビナの利用に際し、市の実証事業として導入前にキュビナを用いた授業改善を検討していただきました乙川東小学校の片岡優紀先生より以下のコメントをいただいております。
<半田市立乙川東小学校 片岡優紀先生コメント>
キュビナの導入・利用によって一人ひとりの学びの状態が掴みやすくなりました。子ども達が自らの手で個別最適な学びの実現ができるよう授業改善していく中で、引き続き利活用していきたいです。
なお2024年度には、継続利用に向けた効果検証をCOMPASSと共同で実施。その結果、キュビナは学力の高い児童生徒だけでなく、学力が相対的に低い児童生徒に対しても、効果的に学習を支援できていた可能性があることが示唆されました。こうした結果を踏まえ、2025年度も全市立小中学校においてキュビナの活用が継続されています。
COMPASSでは現在全国の小中学校約2,300校、100万人以上にキュビナを提供しておりますが、今後もキュビナの提供を通して、すべての子どもたちを取り残すことなく「公正に個別最適化された教育」を届けるリーディングカンパニーとして、さらなる公教育へのICT普及に貢献できるよう邁進してまいります。
◆COMPASSについて URL:https://qubena.com/
AIが児童生徒一人ひとりの習熟度に合わせて最適な問題を出題するAI型教材「キュビナ」を開発し、2021年度には小学校・中学校の5教科対応版をリリース。2022年度にはMEXCBTとの連携を行い、学習eポータル+AI型教材「キュビナ」として学習eポータルのサービス提供を開始しました。さらに文部科学省検定済の主要教科書に準拠した問題を搭載した「キュビナ教科書×AIコンテンツ」を2023年度以降続々とリリース、教科書と教材をシームレスに接続することで「子どもたちを中心としたシームレスなデジタル学習基盤」の構築を目指しています。
現在は全国170以上の自治体、小中学校約2,300校で100万人以上が利用しており、累計解答数は30億件を突破。全国の子どもたちのアダプティブラーニングによる知識・技能の習得を支援しています。
2018年度から20年度まで3年連続で経済産業省「未来の教室」実証事業に採択。また「日本e-learning大賞 経済産業大臣賞」「グッドデザイン賞」を受賞しています。
【瀬戸市】西陵小学校 導入事例
2昨年50周年を迎えた瀬戸市西陵小学校は、地域との関わりが深く、活発で積極性の高い児童が多い愛知県の小学校です。今回は情報教育主任で4年担任の森田先生と、5年担任の須志田先生、3年担任の魚住先生に、オクリンクプラスの具体的な活用についてお伺いしました。
導入成果
ICTの活用で効率的な授業展開と効果的なクラス運営を目指す
須志田先生
オクリンクプラスは5教科だけでなく、道徳や実技系授業でも幅広く活用しています。例えば家庭科の授業の場合、教科書、ノート、タブレット、作業キットなど、必要なものがたくさんあるため、学習机周辺が散らかってしまい、集中力が散漫になってしまうことがありました。
そこで、作業動画をオクリンクプラスで配布し、タブレットだけで作業を説明できるように変更。手縫いやミシンの作業は教科書だけで理解することは難しいですが、動画を見せながら説明すると吸収が早く、集中力も維持できるようになりました。QRコードを読み込んで動画を見せることもできますが、リンクが切れたり、違うものを読み込んでしまうなど、スムーズに進行できないことも考えられるので、動画そのものが配布できるオクリンクプラスはとても役立っています。
森田先生
関心を高めた上で調べ学習につなげるために、「キーワード集計」の機能を活用しています。社会科の授業では、導入のタイミングで単元のポイントとなる写真を画面に投影し「これってなんだと思う?なんでこうなるんだろうね?」と子どもたちに投げかけ、予想したキーワードをみんなのボードに入力してもらっています。
これまでは子どもたちに書いてもらったものを紙で集計し、多く上がっているキーワードをピックアップする流れだったのですが、その方法だと2〜3日あいてしまうこともあり、子どもたちの思考が途切れてしまっていました。オクリンクプラスを使えば、リアルタイムで集計ができ、興味関心が高まった状態で授業が進められるので、子どもたちの取り組み姿勢が前向きになったと感じています。
魚住先生
私のクラスでも「キーワード集計」はよく使う機能の1つです。学級活動で“クラスをもっとよくするためには”というテーマがあがったときも、この機能を使うことでさまざまな意見を知ることができました。
みんなの意見をボードで共有したときに、たくさんリアクションがついていたり、コメントがあったりするととても嬉しそうで、普段挙手するタイプではなかった児童も積極的に発言できるようになりました。タブレットを使うことで自分の意見を発信することが身につき、自信にもつながっているのではないかと思います。
みんなのボードを活用し意見交流をスムーズに
須志田先生
今日の道徳の授業では「考えが合わない人たちが関わり合っていくためにはどうしたらいいか」というテーマで意見交流をしました。
【授業の進め方】
①教科書を読み進めて内容を理解する
②配信したカードに自分の意見を入力してみんなのボードに提出
③みんなのカードにリアクションやコメントを入力
④みんなの意見を元にグループで意見交換
⑤意見交流をした上で、改めて自分の意見をカードに入力して提出
この授業では、2人の登場人物の関係性を紐解きながら、関わり合いのヒントを読み取ってもらいます。物語の中で起きる事柄について「許せる」「許せない」の2つの立場に立って、自分の意見を入力してもらいました。カードは設問に対して必ず色を変え、主発問には赤などの濃い色を、その他は柔らかい色で分けるなど、色から得られるイメージも活用しています。今回は「許せる」「許せない」を異なる色のカードにし、みんなのボード上で一覧化することで、意見の比率がひと目で分かるようにしました。
グループで話し合った上で、最後に意見が変わった人は紫のカード、変わらなかった人は緑のカードに理由を入力してもらい、気持ちの変化も色で視覚的に分かるように。クラスメイトの意見を知ることで新たな考えが生まれたり、自分の意見に自信が持てたりと、オクリンクプラスの共有ボードを活用すれば、限られた時間で意見を練り上げることができます。リアクション機能は簡単にできる意思表現でありながら、子どもたちの気持ちを鼓舞してくれる役割を果たしていると思います。
魚住先生
授業計画をするときは、子どもたちがタブレットに触れる機会を増やすために教科書で完結させず、タブレットを効果的に活用することを意識しています。習った漢字を使ってカルタを作る国語の授業では、作成したカルタを共有ボードに提出し、他の子が作ったカルタにリアクションやコメントを入力してもらいました。
日々使用する中でタイピング能力が向上している児童が多く、自主的に練習している様子も見られます。オクリンクプラスでは、画面にキーボードを表示して入力することもできるので、児童の能力に合った入力方法が選べるのも個別最適な学びに適していると感じています。
発展した授業計画を支えるICT支援員のサポート体制
須志田先生
タブレットを使ってやってみたい機能があるときは、事前にICT支援員の方に相談することもあります。先日も初めてピン集計を使う前に試していただき、感想をもらった上で授業に活用しました。
森田先生
授業でも助けていただいていますが、更新作業などもサポート頂いているのでとても助かっています。教材研究などになかなか時間が取れないこともあるので、新しいデジタル教材の情報を教えてくださる点も、非常にありがたいです。
今後の展望・期待
子どもたち一人ひとりに合った学びを提供していきたい
須志田先生
ICTを活用することで、子どもたちの考えや意見が共有しやすくなっていると感じます。さらに積極的に取り組める環境を作っていきたいと考えています。中には学校に来ることが難しく、面と向かって自分の意見を伝えることができない児童もいるので、自宅にいながらも授業に参加できるような体制も作っていけたらと考えています。
森田先生
これまでは授業時間内に発言できる児童の数が限られていましたが、オクリンクプラスを活用すれば、大勢の前で意見するのが苦手な児童の意見も取りこぼすことがなくなります。また、文字を書くのは苦手だけれどタイピングは得意な子や、動画に撮影して表現するのが得意な子など、児童それぞれの個性を生かして表現することができます。
日本人はどうしてもプレゼンテーション能力が低いと言われがちですが、これからは表現する力が求められていく世の中。個別最適な学びを深める中で、表現する楽しさを感じてもらい、能力を伸ばすサポートをしていきたいですね。
※ページの内容は2025年1月時点の情報です。
市町村ごとの学校における教育の情報化の実態等調査結果 主要項目についての経年変化