鹿児島読売テレビ タブレット端末を利用したオンラインテスト「CBT」実施 教職員の負担が大きく減るなどメリットも
県内の小中学校では2024年度からタブレット端末を利用したオンラインでの学力テスト「CBT」が行われています。県内では小学5年生と中学1・2年生がCBTでテストを受けます。複数の学年で全教科をCBTで行うのは、全国で初めての取り組みです。
鹿児島市の草牟田小学校。5年生の教室で行われていたのは県独自の学力テストです。これまでは紙のテストでしたが2024年度から初めてタブレット端末を使いオンラインで出題・回答するCBT方式となりました。
(鹿児島県義務教育課・水島淳課長)
「まさに今デジタル化社会が進むにつれて情報活用能力がどんどん必要になってくる。小学校中学校段階から測定して、それをさらに授業改善したり、子どもたち自身が見直したりできるように今回初めてCBTにした」
CBT方式は、問題の配送や収集、採点など教職員の負担が大きく減るうえ、生徒に結果が早く届きやすく、復習や苦手問題などに取り組みやすくなるなどのメリットがあると言います。
(鹿児島県義務教育課・水島淳課長)
「初めてなので失敗して当然と思い行った。ただ、予想以上に子どもたちはスムーズに取り組んでいた。ネットワーク的にも特に問題なく今のところ取り組めている」
県内では24日までに小学5年生と中学1年、2年の約3万8000人がテストを受ける予定で、3学年で全教科をCBTで実施するのは全国初の試みだということです。
【鹿児島市】小山田小学校 授業レポート
2024年10月7日に鹿児島市立小山田小学校を訪問し、山口小百合 教頭の担当する5年生の社会「米づくり農家の抱える課題」の授業を参観させていただきました。5年生の子どもたちは国語の時間に「令和の米騒動」について新聞やニュースサイトの記事や、テレビの報道を見比べて考えるメディアリテラシーの学習をしたそうです。そして、教科横断的に関連づけて、社会科で「これからの食料生産の在り方」について話し合い、「楽で」「低コストで」「儲かる」「環境にやさしい」米作りを新未来農業と名づけて学んできているそうです。
この日は、それを実現しようと新しい米作りに取り組んでいる株式会社NORINAの小澤晶さんにZoomでインタビューしました。
小澤さんはマイコスDDSRを用いた乾田直播栽培を行うことで、低コスト・低メタンガスの米作りを実現しています。田起こし・苗代づくり・代掻き・田植えが不要になり工数が削減できるし、水田ではないので水管理の工数も削減できるので、高齢化と労働力不足の問題を解決しようとしています。子どもたちの質問に小澤さんは「気候変動に対して、スマート農業や品種改良に頼るのではなく、根本から考え直して、米の自律を促す栽培方法を行っている」と答えていました。
子どもたちが一人ひとり小澤さんにした質問とその回答を、山口先生は黒板に書いてまとめていきます。
子どもたちはロイロノート・スクールで単元を通じて使うワークシート(単元カード)を作成し、この日のインタビューで小澤さんから聴いた話も書き込んでいました。授業中に書くだけでなく、各自が家庭で反転学習したことなどもポートフォリオとして記録しています。ワークシートの枠組みはみんな同じですが、お互いのカードを共有する設定にしてあるので、他者参照しながら、何を書くか、どうまとめるかは子どもたち一人ひとりが自分で工夫をしています。
【鹿児島市】田上小学校 スマホ・ネット安全教室
12月16日(月)の5校時にスマホ・ネット安全教室を実施しました。
インターネットの利便性・危険性について、過去の事例から学習しました。
最後に人権擁護委員の竹林さんから、講話がありました。
【鹿児島市】情報ビジネス科課題研究 第8・9回金融リテラシー育成講座
今日の5・6限目に,会議室にて金融リテラシー育成講座が開講されました。
これは,金融経済教育の充実を図る目的で,SMBCコンシューマーファイナンス㈱と連携して,年間10回の講義が開設されます。
今年度の第8・9回目の今回は,「金融商品・保険を活用しよう」のテーマで開講されました。
生徒たちは専門的な内容の講義を受けることで,金融リテラシー検定向けての知識を備えていきます。
【鹿児島市】鹿児島中央高等学校 研究活動(61期生・探究II)
10月SSH中間報告会以降,校内外の様々な場所で精力的に研究活動を進めている様子が見られます。
▼「探究II」活動風景
【鹿児島市】甲南高等学校 国語科公開授業
11月26日(火)、令和6年度「未来を切り拓く!新時代に対応した資質・能力育成推進事業」(令和の日本型学校教育推進支援プログラム)による国語科の公開授業が行われました。
1年生のクラスを対象に、前村友袈教諭が夏目漱石の小説『夢十夜』の「第六夜」を教材に、「運慶が明治の今日まで生きている理由」という課題を設定して、知識構築型ジグソー法で実施しました。
生徒たちは、夢の中の話という現実には起こりえないことが起こる世界に引き込まれつつ、主体的に意見や解釈を共有して読みを深めることができました。
ジグソー法による対話・協働、ロイロノートや生成AIによるデジタル活用、歴史・芸術・宗教に関する図鑑・書籍といったアナログ資料など、さまざまな要素が融合した、教員にとっても学びとなる公開授業でした。
【鹿児島市】鹿児島情報高等学校 授業公開日
本日、本校では授業公開日を開催し、2~3時間目の授業を保護者の皆様にご覧いただきました。300名余りの保護者が来校し、子どもたちの学びの様子を見守ってくださいました。
公開授業の後には、希望される保護者を対象に、学園姉妹校である「鹿児島キャリアデザイン専門学校」と「鹿児島医療技術専門学校」の説明会を実施しました。各校の特色や進路についての情報を提供し、保護者の皆様からも多くの質問をいただきました。
今後も、保護者の皆様と連携しながら、より良い教育環境を提供してまいります。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
【さつま町】鶴田小学校 第3回学校運営協議会の様子 その2
【垂水市】垂水高等学校 第3回探求力向上セミナー
本日5・6限目に2年1組を対象に
第3回探求力向上セミナーがおこなわれました。
他校とオンラインで切磋琢磨をしました。
【鹿児島市】鹿児島修学館中学校・高等学校 R6探究交流会 ~みんなで「わくわく」「もやもや」する日
本日(10月16日)は、中1から高2までの生徒たちと教員、そして保護者・地域の皆さまにもお越しいただき、探究交流会を開催しました。実は今年度が1回目となるイベントで、中学3年生から高校2年生が日頃の探究活動の成果を発表し、中学1・2年生が発表を聞き、質問をしたりフィードバックを伝えたりすることで、学校全体が交流する機会となりました。
市町村ごとの学校における教育の情報化の実態等調査結果 主要項目についての経年変化