高槻市】北大冠小学校 「今日の北冠より」
今年度も残りわずかとなり、授業で最後のまとめをしたり、次年度を迎えるための準備をしたりしている様子が見られました。 1年生は机やいすをひっくり返してごみをとっていました。友だちと協力しながら和気あいあいと楽しそうに作業していました。 2年生は最後の合体で、「お楽しみドッジボール」でした。2クラス混合でいつもとは異なるチームを作って対戦しました。寒い中でしたが、元気に楽しくプレーしていました。 5年生は理科で学習のまとめをノートやプリントに記入し、先生からOKが出たら次は自分で決めた課題にとりかかっていました。タブレットに向かい、こつこつと学習を進めていました。 残すは金曜日と来週月曜日の2日です。今朝は季節外れの雪が降るなど寒暖差が大きいですが、体調を崩さずに最後まで元気に登校してくださいね。

高槻市】北大冠小学校 「今日の授業より」
3年生が体育館で活動をしていました。始めは、床の線を使って『線たどり運動』で体を温めました。線の上を歩き、反対から線をたどってくる友だちと出会ったらジャンケンをします。勝ったらそのまま前進。負けた子は、線から離れ腕立て伏せをした後、線に戻って歩き始めます。体育館には、様々な大きさのコートが書かれているので、線をたどっていくと大きな体育館の端から端まで行け、良い運動になりました。次は、『ボール送りリレー』です。一回目のリレーをした後、チームで話し合いの時間を設けました。「どうしたら早くボールを送ることができるか」「どのような並び順がよいか」作戦会議後、2回戦では、チームそれぞれが声を出し合って動いている様子が見られました。授業後には、『並ぶときに前の人との距離を短くすることによってボールを確実に手渡すことができる』等、気づいたことやうまくいったことを発表していました。 5年生は国語で書初めをしました。今年の決意を表す漢字2文字の言葉を決め、その字のお手本をタブレットで探して参考にしながら書いていました。どの子も真剣です。とめやはらい、文字の大きさやバランスも確かめながら書き、完成した文字に満足した様子でした。先生が今年密かに決意していたことも判明したので、あとは有言実行です!

高槻市】北大冠小学校 「今日の授業と給食より
総合的な学習の時間、「みんなが暮らしやすい社会」について取り組んでいる4年生。現在車椅子を使用した体験学習を行っています。今日は、3人でチームになり、車椅子に乗る・押す・サポートするに分かれて下足室前のスロープや下足室から廊下にかけて移動していました。「段差があるとスムーズに進めなかった」「スロープを下るときは押してても乗ってても後ろを向くからこわかった」等々、体験を通して様々な気づきがありました。 5年生は算数で「正多角形と円」を学習しています。今日はタブレットの画像の説明を参考にして、折り紙を折ったり切ったりして正方形、正六角形、正八角形を作っていました。折って切った紙を広げて現れた図形に「できた~」「なんかちがうなあ~」と、一喜一憂している子どもたち。その後はできた図形を見ながらそれぞれの特徴を考えていました。 今日の給食メニューに「ジャージャー丼」というものがあり「どんな料理かな?」と話題になっていました。給食カレンダーを見ると「ジャージャーとはトーバンジャン、テンメンジャンというみそで味付けした肉みそです。今日は豚挽き肉、にんじん、しいたけ、もやし、青ネギなどが入った具をごはんにかけて食べましょう」と書かれていました。見た目は辛そうでしたが、子どもたちが食べれるように辛さ控えめでご飯によく合い、とてもおいしかったです。

大阪市】滝川小学校 【6年生】点対称
算数の学習で「N」の形を使って形の特徴を学習しました。 180度まわすとぴったり重なるか、タブレットを使って確認しました。

摂津市】第二中学校 公開研究授業 理科 地震の揺れについて学ぶ
1年3組で理科の公開研究授業を行いました。 生徒たちは、体育館で他校から多くの参観者に見守られながら「地震の揺れ」についての学びを進めていました。 自分で課題設定をし、教科書やタブレットを用いながら各々が課題解決に向け学ぶ姿が印象的でした。 授業後、講師の先生から指導・助言をいただき、参観に来られた先生方と研究協議を行いました。 生徒が「主体的に学ぶ」ためにどのように工夫するか、について本日の授業を参考に話し合い、より良い授業づくりに向け、アイディアを共有しました。 最後に、「非認知能力」について、講師の先生からお話を聴き、研鑽を深めました。 どのような仕掛けをつくっていくと良いかについて共通理解を図ることができました。 校区の小学校の先生も多数来てくださり、今後の中学校区での指導・支援に大いに生かしていく所存です。 本校は学校目標達成のための行動指標を策定中です。 本日の学びを生かしていきます。

豊中市】刀根山小学校 1年生国語・生活 お話ムービーをつくろう! ~ICTも活用した個別最適な学びの実現を目指して~
3学期はスマートスクール担当が中心となり各学年の教員と協働しながら、各学年におけるICTを活用した個別最適な学びの実現を目指しています。1年生は2学期に国語や生活の学習において、ムービーを作る活動・プログラミングを活用してお話をつくる活動に取り組みました。(※1)  3学期はコマどりアニメーションをつくることができるアプリKOMA KOMA(※2)を活用して、「消しゴムのお話ムービーをつくろう!」という学習活動を設定しました。  学習のはじめにムービーを作る上での条件を示しました。  ①つくるお話には、人の顔・身体は登場しません。(肖像権について1年生に分かるように説明したところよく理解していました。)  ②つくるお話は、他の人が見て喜ぶものです。(暴力的なものはいけませんと伝えると、「分かっているよ!」という反応でした。)  ③つくるお話に、必ず消しゴムを登場させましょう。消しゴムが「中心人物」「主人公」です。(国語の物語文の学習で学んだ中心人物を思い浮かべながら聞いていました。)  また2年生の「はこのかたち」の学習と同様に(※3)、「だれと学ぶか」「1人で学ぶか」を低学年段階から、学習の条件に応じて選択・決定できる力を養いたいとねらい、学習形態についても次のように伝えました。  ④何を使うか、あなたが選んでください。(内容の選択・決定)  ⑤どこの場所で撮るか、あなたが選んでください。(場所の選択・決定)  ⑥だれといっしょに撮るか、1人で撮るか、作りたいムービーのために、あなたが選んでください。(学ぶ相手の選択・決定)  学習がはじまると、児童は消しゴムと何を使うか、どこで撮るかを嬉しそうに考えはじめます。1人でじっくり、多くのムービーを作りたい児童は、じっと集中して考えながら撮影をしています。また似たようなテーマでムービーを作りたい児童は、2人組になり、粘土や粘土板を共同で使って撮影していました。今あるもので何ができるかを、よく考えて取り組んでいるのが素晴らしいですね。  また教室の他の場所に目を移すと、会社の企画会議のような話し合いを行っているグループもあります。使いたい道具を出し合って、どこからどの順番で撮るとお話になるか、盛んに話し合っています。撮影の段階になると、1人が道具を少し動かす(コマ撮り動画のため少しずつ動かすのがポイントです。)、1人が撮影してから交代して撮影するなど、作業の効率化を自然に行っている児童らもいました。6歳・7歳の児童どうしが合意形成をする小集団や、効率を上げるために共同で作業する小集団を、自然に作っているのを見て、非常に感心しました。  ムービーを作り終えた児童から、KOMA KOMAアプリ内に保存されたムービーを変換して、ファイルにダウンロードし、MicrosoftTeamsの所定のチャネルに投稿していきます。タブレットやPCを使って「保存・共有」ができることは、これからの社会を生きる上で必要な情報活用能力です。  1年間の1人1台端末活用の積み重ねにより、1年生もスムーズに行うことができていました。アップロードする前の動画を入念に確認したり、アップロードする「消しゴムムービー」を嬉しそうに鑑賞したりする児童の姿が見られました。ムービーのタイトルも「けしごむたくはいびん」「ぎりぎりセーフ」など、内容に合わせて短くつけているのが素敵でした。  学習形態の選択(誰と学ぶか、1人で学ぶか等)は、1年生には少し難しいかと教員の側は考えていましたが、1年生だからこそ教員の願いをストレートに感じ取ってくれました。自然な学習の流れの中で、1人でムービーを作りたい児童は嬉しそうに1人で学びを進め、1人ではできないと感じるムービーは友だちと協働して学びを進めている姿にとても驚きました。私たち教員の仕事は、日々子どもたちに教えてもらうことが多いものです。今回の1年生児童の学ぶ姿を参考に、学習形態にも選択・決定がある子ども主体の授業づくりを少しずつ、一歩ずつ進めていけたらと感じる取組みになりました。

大阪市】梅南中学校 授業づくり研修会
教員対象に「授業づくり」研修会を実施しました。 ICT機器を使った授業など、わかりやすい授業をめざし、学力向上につなげていきたいと思います。

大阪市】【大阪市】1人1台端末の利活用に係る計画
【1.1人1台端末を始めとするICT環境によって実現を目指す学びの姿】 ・1人1台端末の環境を活かし、デジタルドリルや協働学習支援ツールを活用すること で、子どもの可能性を引き出す個別最適な学びと協働的な学びの実現に向け取り組む。 ・ICTによって児童生徒の心の状態や日々の生活の状況を可視化し、子どもの理解を 深めるとともに、いじめ・不登校などの未然防止・早期発見・迅速な対応を実現していく。 ・生成AI(人工知能)等の先端技術の効果的な活用について、モデル事業として実践研究に取り組むとともに、研究開発を推進していく。特に、大規模言語モデル(LLM)を基盤とする対話型生成AIについては、教職員及び児童生徒のリテラシー(基本的な仕組みや特徴、利便性とリスクの両面を踏まえた留意点等)を高めながら、教員端末による校務・学習指導における有効活用を進めるとともに、生徒が活用するために、対話型の特長を活かして言語力・思考力を高める生成AIツールの導入も含めた活用法の検討を進めていく。 【大阪市】1人1台端末の利活用に係る計画 【2.GIGA第1期の総括】 ●令和2年度 ・全小中学校において1人1台端末を整備。全普通教室等に無線アクセスポイント設置 ・スマートスクール次世代学校支援事業として学習履歴や生活指導状況等の情報を集約 ・一元化するシステムを運用 ●令和3年度 ・児童生徒が「心の天気」や相談申告機能を学習者用端末で入力できる仕組みを構築 ・新型コロナウイルス感染症に係る緊急事態宣言発出中の児童生徒の学習の機会を確保するため、教室と家庭などを結ぶオンライン学習等を実施 ・ネットワーク構成のセンター集約型から学校分散型への切り替えを実施 ●令和4年度 ・「ICT活用デザイン協力校」を4校(小学校3校・中学校1校)指定し、ICT活用モデルの作成を実施 ●令和5年度 ・令和4年度にICT活用デザイン協力校での取組実績を踏まえて策定した「ICTを活用する学校の1日」を年度当初に全校に展開 ・教員が1人1台端末を活用する授業を実践するための、情報活用能力に関する知識と情報活用スキルに関する内容をまとめた「ICT活用手引き」の開発・提示 ・文部科学省のリーディングDXスクール事業を活用し、1人1台端末とクラウド環境を十全に活用した取組を、指定校(1中学校区)を選定して推進し、新たな事例を創出し広報誌等にて周知・展開 【大阪市】1人1台端末の利活用に係る計画 ・文部科学省のリーディングDXスクール事業を活用し、生成AIの校務・学習指導にお ける効果的な活用について、4校(小学校1校・中学校3校)においてモデル事業を 実施 ●令和6年度 ・令和5年度に引き続き、文部科学省のリーディングDXスクール事業を活用し、2中学 校区において、1人1台端末とクラウド環境を十全に活用した新たな事例を創出し広報誌等にて周知・展開 ・AI等を活用した児童生徒の多様な学び等の可能性を探るための連携協力に関する協定を事業者と締結し、4校(小学校1校・中学校3校)においてモデル事業を実施 〇成果 これらの取組の結果、「大阪市教育振興基本計画」で掲げる「授業日において学習者用端末を毎日使用した学校の割合〔ただし、学校行事等ICT活用が適さない日数を除く」を100%とする目標に対して、令和5年度末時点で99.8%という結果となり、おおよそ達 成できた。 〇課題 令和6年度の全国学力・学習状況調査の結果より、授業における端末の活用については週3回以上活用する学校は小学校が36.1%、中学校が35.9%と低調な状況である。すべての学校において、ICTを効果的に活用した学びの充実を図る必要がある。 【大阪市】1人1台端末の利活用に係る計画 【3.1人1台端末の利活用方策】 学校ごとに活用状況に差があることから、各学校の課題に応じた教育委員会による伴走的な支援を行うことで、1人1台端末の利活用を推進する。 教職員・児童生徒・教育委員会事務局が一体となってさらなる教育ICTの活用を推進する。 〇具体的な方策 ・授業で使える端末活用方法等にかかる教員研修の実施 ・ICT教育アシスタント、指導主事等による運用モデルの提案・運用支援、教員向け ICT活用授業指導・授業支援など日常的な学校への支援 ・「リーディングDXスクール事業」によるICTを活用した効果的な教育実践の創出 ・モデル化の取組を引き続き実施 ・文部科学省が示す生成AIガイドラインをふまえ、対話型の特長を活かして言語力・思考力を高める活用法の検討に係る実証事業の実施

大阪市】横堤小学校  5年道徳 6年総合的読解力
年生の初道徳の授業は、あいさつをするよさについて考えました! 当たり前のあいさつだけど、恥ずかしくなるから?みんなしなくなるから?だんだんとしにくくなるけど…やっぱり気持ちが良くなるよね!と、話しあっていました! 6年生では、総合的読解力「総読」の第1回目の授業でした! 読解力とは、大人でもなかなかきちんと説明できないですよね? よく、「本を読みなさい!」と言われましたが、残念ながら本好きにはなれず、大人になってから長い文章を読んだり書いたりする時にとても苦労しました… 本を読めば身につく力!とは、言い難いですね。もちろん語彙も増やさなくてはいけないし、書かれていることを読み取り、考える力も… この「総読」は、3年生から始まっています!ぜひ、お子様からも感想を聞いてみてください!

枚方市】児童・生徒主体の学びを大切に、「iPad」で高度な学びを実現--大阪府枚方市教育委員会
全国ICT教育首長協議会が主催する「第7回日本ICT教育アワード」において、デジタル大臣賞を受賞した大阪府枚方市では「枚方版ICT教育モデル」を2021年3月に策定し、ICTを効果的に活用した教育に取り組んでいる。特にユニークなのは、「iPad」を活用した授業の展開だ。枚方市教育委員会事務局 学校教育部 教育研修課 課長の永山宜佑氏と同課 ICT推進係 主幹の浦谷亮佑氏に話を聞いた。 枚方市教育委員会事務局 学校教育部 教育研修課 課長の永山宜佑氏(右)、同課 ICT推進係 主幹の浦谷亮佑氏 枚方市教育委員会事務局 学校教育部 教育研修課 課長の永山宜佑氏(右)、同課 ICT推進係 主幹の浦谷亮佑氏 検討を重ねた端末導入  枚方市は、2019年度に「未来学習研究事業」を通して、一部の小・中学校で1人1台端末の整備や活用を検証。iPadのLTEモデルと「Windows」のWi-Fiモデルを使用し、利便性などを確認した結果、直感的な操作ができることや挙動がなめらかであるといった点が評価され、iPadの導入を決定した。もともと4年で1人1台端末を順次導入する計画だったが、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、2020年度にはiPad第7世代のWi-Fi+セルラーモデルを児童・生徒、教職員に対して1人1台を貸与する結果となった。 枚方市の1人1台端末における取り組みの変遷(出典:「GiGAスク!ひらかた」) 枚方市の1人1台端末における取り組みの変遷(出典:「GiGAスク!ひらかた」)  「GIGAスクール構想 第2期」(NEXTGIGA)における端末更新では、教職員や児童・生徒、保護者にアンケートを行うほか、情報教育や支援教育、不登校支援の専門家や現場の教職員らで構成される意見聴取会を実施した結果、同市の独自調達によりiPad第10世代のWi-Fi+セルラーモデルを採用するに至った。都道府県単位による共同調達が進む中、同市は高度な教育を実施することからオプトアウトを行い独自での調達を決めたという。  浦谷氏は「Windowsや『Chromebook』は学校教育で使うのに必要なスペックを備えているが、その中でもiPadは特に性能が非常に高い。もちろんインターネットを使って調べ学習をしたり、スライドを共同編集したりという学びのみであればiPadでなくてもいいと思っているが、本市では授業で学んだことを動画にして表現したり、生徒がBGMを作って音楽にしたりと表現活動が幅広いため、端末の処理能力が必要になってくる」と話す。  またソフトウェアの面でも同市は検討を重ね続けている。iOSに搭載されるアプリケーションを使うほか、校務や授業では「Google Workspace」を活用していたが、NEXT GIGAからは「Microsoft Teams」を利用する。Googleのソリューションはコロナ禍で迅速に教職員と児童・生徒をつなげるためのツールとして導入し、直感的な使い勝手やシンプルなレイアウトが良く利用を続けていた。しかし、校務においては「Microsoft 365 Education A3」も活用している状況であったため、今回の端末更新に当たりMicrosoftアカウントに集約することになった。  今後、校務でのやりとりは「Teams」や「One Drive」を中心に行う。また、セキュリティにおいてはゼロトラストを意識して学習用と校務用のネットワークを一本化する中で、オンプレミスで扱う機微な情報を、セキュリティを担保した上でクラウドに移行できるように準備していくという。

【大阪府】