【白石町】白石高等学校 「総合的な探究の時間」×「英語コミュニケーションⅡ」のICT機器を活用した教科横断的学習
普通科2年生では「総合的な探究の時間」と「英語コミュニケーションⅡ」の授業の内容を組み合わせた教科横断的な学習に取り組んでいます。「総合的な探究の時間」においては生徒の興味・関心に合わせて、地域課題のみならず様々な領域で問いを立て、STEAM教育を推進しています。その取り組みをICT機器を利用しながら英語で表現する活動を行っています。生徒たちは各自の英語力に合わせてプレゼンテーション動画を作成したり、グループや学級全体で発表したりすることによって個別最適な学びと協働的な学びの一体化に挑戦しています。
タブレットPCを使ってグループ内で発表します
グループ代表は電子黒板を使って発表します
オンライン英会話等で使うヘッドセット、タブレットPCを使ってナレーション付きのプレゼンテーション動画を作成します
【武雄市】東川昇小学校 今日は6年生がタブレット端末を使って、たくさんの質問に答えていました。
読むスピードも答えるスピードも速いです。
【基山町】【GIGAスクール】家庭での一人一台端末の活用について
家庭での一人一台端末の活用について
基山町では、一人一台端末(GIGAスクール端末)を家庭に持ち帰って、授業や家庭学習、学校と連絡、ドリル学習などでの活用に取り組んでいます。
学校では子どもたちに端末使用の際にルールを守って、正しく使うように指導していきますが、以下の点についてご家庭でも確認をしていただき、貸し出された端末や家庭にある携帯等でインターネットやSNS等でトラブルを起こしたり、巻き込まれたりしないようお声掛けをお願いします。
学習について
eライブラリアドバンスを用いた学習課題の配信
基山町教育委員会では学力向上のためドリル学習ソフト、eライブラリアドバンスを全児童生徒に対して無償で提供しています。
学校ではこのeライブラリアドバンスを活用し、学習課題を配信し、オンラインで子どもたちはドリル問題を解いていきます。すぐに答え合わせができ、何度も繰り返して行うこともできます。配信されていない問題についても、個人のペースで先まで学習を行うこともできます。
オンライン教材の利用
学校内で利用した学習教材(e-boardやscratch,figjamなど)についても利用可能となります。自主学習にぜひ役立てましょう。
基山町教育委員会ホームページに「まなびのサイトの紹介」をしております。自分にあった学習教材をみつけ、自分に合った学習方法で学習を充実させましょう。
まなびのサイトの紹介~小学校編~
https://www.town.kiyama.lg.jp/kiji0032738/index.html
まなびのサイトの紹介~中学校編~
https://www.town.kiyama.lg.jp/kiji0032741/index.html
家庭で端末を利用する際の注意点
タブレット端末は宿題や授業の予復習等、学校との情報連絡、調べ学習で使用します。学習に必要のないサイトに接続しないようにしましょう。インターネットを利用する際は下記注意事項やマナーをしっかり守ることが大切です。また、健康にも配慮して、30分ごとに休憩を入れたり、寝る1時間前の利用を控えるなど、利用する時間帯は家庭で設定しましょう。
【文部科学省】端末利用に当たっての児童生徒の健康への配慮等に関する啓発リーフレット
ご家庭で気をつけていただきたいこと(保護者用)(PDF:193.3キロバイト)
タブレットを使うときの5つのやくそく(児童用)(PDF:147.2キロバイト)
タブレットを使うときの5つの約束(生徒用)(PDF:134キロバイト)
タブレット使用時の約束
・使わないときは必ずカバーを閉じる。(閉じる際にペン等を挟まないよう注意してください)。
・端末の近くに熱いものや、水や飲み物などは置かない。
・端末を落ちそうなところや踏まれそうな場所には決して置かない。
・端末を持ったまま走らない。
・タブレット専用ペンを家庭で準備された場合、使用してよいが、専用ペン以外は使用しない。
・端末を磁石の近くに置いたり、近づけたりしない。(端末が故障するため)
・設定変更や改造はしない。
・必要以上に家庭から待ちださず、紛失・盗難にも注意する。
インターネットの利用について
学校のタブレットパソコンだけでなく、個人の端末やスマートフォンでも、マナーを守って使用しないとトラブルにつながります。安全に利用できるように気をつけましょう。
インターネットを利用する場合のマナー
・自分や家族、友達や先生についてなど、学校や習い事、自分や他人の個人情報のアップロードや入力をしない。(写真や動画のアップロードや、名前、住所、生年月日、個人を連想させる文章などを入力しない。)
・レポート作成や発表準備のため友達と共同作業を行い交流する場合は、相手を傷つけたり、相手が嫌がったりするような書き込みは絶対に行わない。
学習に関係のないサイトに接続および書き込み投稿の禁止
・貸与されている端末で、動画サイト、SNS、ネットショッピング、ブログやまとめサイトなど学習内容に関係のないサイトに接続しない。(インターネットは便利ですが、誤った情報や悪意のある情報もあふれています。)
・不審なサイトやリンクを絶対に開いたりしない。(トラブルのもとやウイルス感染などにもつながる可能性があります。)
・勝手にアプリケーションのダウンロードや使用することはしない。(ウイルス等の被害が及ぶと、先生や友達が作ったファイルをすべて破棄しなければならないなどの可能性もあります。)
カメラの使用について
学習活動でカメラを使用する場合もあるかと思います。カメラを利用する場合は以下の点に留意するようにしましょう。
・カメラを使用する場合は、写真や動画に写る人物、道具や持ち物、撮影場所に気をつける。
・人物を撮影してよいか必ず相手に許可をもらう。
・必要のない写真や動画は、必ず削除する。
・撮影した写真や動画は学習にのみ使用する。(別の端末に保存したり、アップロードしたりしない。)
【武雄市】佐賀県武雄市の事例:全11校の公立小学校でスマイル学習を実施
全国に先駆けて反転授業を導入したのが、佐賀県武雄市です。同市では、2014年には児童生徒1人1台端末を実現し、「人工知能に代替されない創造性」「コミュニケーション能力」「協働的問題解決能力」といった21世紀型能力の育成を図ってきました。
また、同年から「スマイル学習」と呼ばれる反転授業を実践。スマイル学習では、自宅でタブレット端末を使って動画視聴することで予習を行い、学校の授業では教え合い・話し合いの活動を中心に行います。導入から約3か月間、授業後に実施したアンケート調査では、「授業はよくわかりましたか」という質問に対して「よくわかった」「どちらかと言えばよくわかった」の合計が94%に達し、「よくわからなかった」「どちらかと言えばよくわからなかった」は6%にとどまりました。ほかにも、「スマイル学習を行うと、普段より授業が楽しいですか」という質問には、43%が「とても楽しみ」、27%が「楽しみ」と回答しており、学習意欲に良い影響を与えていることがわかります。
【鳥栖市】田代中学校 中学生が日本の魅力を留学生に伝える授業
佐賀県鳥栖市の中学校で生徒たちが日本の魅力を留学生に伝える授業が行われました。
鳥栖市の田代中学校では3日、2年生の生徒たちが「装い」や「食べ物」、それに「方言」というテーマで調べた日本の魅力について、ネパールやベトナムからの留学生40人を前に発表しました。
このうち、「装い」のテーマでは、生徒たちが和装について「日本の伝統と文化を感じさせます。振り袖は長い袖が特徴で、成人式のお祝いでたくさんの女性が着ます」と説明しました。
また、「食べ物」について調べた生徒たちは、雑煮の写真を留学生に見せながら説明し「新しい年の豊作や安全を願って正月に食べます。昆布やかつお節でだしを取り、地域によって味に特徴があります」と説明していました。
授業のあと、ネパールの留学生は「九州や佐賀のことば、いろいろな食べ物について教えてもらい楽しかったです」と話していました。
「装い」について伝えた女子生徒は「和装は日本でしか着ることができないので、その魅力をたくさん伝えることができました。笑顔でうなずいてくれたのでよかったです」と話していました。
佐賀県教育センター 小学校算数科 「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善の推進
小学校算数科では、児童が、数学的な見方・考え方を働かせ、数学的活動を通して、数学的に考える資質・能力を身に付けることができるようにするために、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善の推進を図るためのコンテンツを開発しました。ICTの効果的な活用や、「個別最適な学び」と「協働的な学び」の観点も踏まえたコンテンツとなっています。
また、このコンテンツを基に授業実践を行いました。詳しくは、以下の授業改善事例を御覧ください。
日々の授業づくりに、ぜひ、御活用ください。
佐賀県教育委員会 生成AI利用「まず教師から」 佐賀県教育委員会 ICT活用教育で意見交換
佐賀県教育委員会のICT活用教育に関する事業改善検討委員会が18日、県庁で開かれた。授業での1人1台端末の利用が進んだ一方で、生成人工知能(AI)の活用が進んでいない現状を変えていくための意見を出し合った。
県教委は、生成AIの教育現場での活用率が低いとして、2023年7月に策定した「生成AI利用ガイドライン【Vol.1】」を発展させる改定方針を示した。チャットGPT以外のモデルの活用や活用例の更新、使用する場面や主体別にチェック項目を設けるなど、技術の発展に対応して教師が導入しやすくなるよう内容を変更する。
委員からは「授業で活用する以前に校務で取り入れるべき」「教師がまず使えるようにならないと児童生徒に使わせられない」などの意見が出され、教師が生成AIの活用を学ぶ場の必要性が強調された。
1月までの1人1台端末の活用状況が向上し、小学6年で週3回以上活用する割合が全国平均を上回ったことや、中学の活用重点校で通信環境が整わず使用頻度が低下したことなども報告された。(上田遊知)
【佐賀市】本庄小学校 国スポは持続可能? 本庄小生、大会観戦をきっかけに議論
国民スポーツ大会は持続可能か-。今後の在り方が検討されている国スポをテーマにした授業に、本庄小(佐賀市)の6年生が取り組んだ。昨年の佐賀国スポを観戦したことをきっかけに、各クラスで開催の賛否や意義などを議論。財政的な負担や認知度といった課題について、異なる立場の意見にも耳を傾けて考えを深めた。
2月上旬から中旬にかけて実施した社会科の授業で「持続可能性」について学習。佐賀国スポの新体操競技を観戦し、「自分事として考えやすい」と国スポをテーマに選んだ。
国スポを巡っては、開催地の人的、財政的負担が大きいとして、各地の知事から見直しを求める声が上がっている。児童は従来の方法での開催に「賛成」「反対」、「開催方法変更」の三つの立場に分かれて話し合った。佐賀新聞の記事やインターネットも参考にした。
賛成の児童は「新聞の県民世論調査では開催して良かったという意見が多かった。人気があるので続けるべき」と述べた。これに対し、反対の児童は「佐賀で開催されるまで国スポを知らなかったし、人気があるとは言えないのでは」と質問し、「経済的な負担になる。スポーツを盛んにすることが目的なら、大会である必要はない」と訴えた。
開催方法変更を主張した児童は、廃止すれば選手の活躍の場が失われることを危惧し「財政的負担を軽減するために、複数県や地域ブロックで開催すべき」と語った。
道前(どうぜん)貴智(たかとし)さんは「経済的負担が大きいので開催には反対だったが、議論を通じて大会の需要があることに気付いた」と話し、森美遥(みはる)さんは「費用負担の解決方法を探すことが難しかった。他の立場の意見を聞いて納得できることもあった」と振り返った。
担任の江島嵩瑛(たかあき)教諭(28)は「他の人の意見を聞いて考えを深めていくことができた。中学の部活動や五輪といった他のテーマでも議論する機会を設けたい」と話した。(秋根紗香)
【武雄市】武雄市教育委員会 児童生徒用の学習用端末(タブレットPC)を活用した教育DXを進めています。
武雄市教育委員会では、昨年度に引き続き文部科学省から佐賀県内唯一となる「リーディングDXスクール事業」の指定を受け、児童生徒用の学習用端末(タブレットPC)を活用した教育DXを進めています。
令和6年12月6日、この取り組みを広く展開することを目的に、市内はもとより、北は北海道から南は沖縄まで全国から約300名の参観者をお迎えし、指定校4校(若木小・武内小・武雄北中・武雄中)による公開授業を開催しました。
指定校4校をツアー形式で巡りながら授業を参観いただいた後、武雄中学校において、全体会を2部構成で開催。第1部では日々タブレットを活用する中学生3名が登壇し、こどもたちの視点からみた「学習者主体の学びの授業デザイン」について、本音で語ってもらいました。
第2部では、武雄の教育DXをご指導いただいている宮崎大学の新地辰朗教授、中村学園大学の山本朋弘教授より授業の講評と、今後の課題についてご助言いただきました。
技術革新やグローバル化など、変化が激しい時代を生き抜くため、こどもたちの学びの変革が求められている今。
教育大綱に掲げる「Move Forward 未来は私たちが創る」「もっと、こどもまんなか」のもと、新しい学びのスタイルや、教師の働き方改革にも寄与する校務のDX化に取り組んでいきます。
【佐賀市】循誘小学校 祝日や祭り、ラーメンの味など学ぶ 循誘小と台湾・安渓小、オンライン授業 日台の文化交流楽しく
佐賀市の循誘小と台湾の安渓(アンシー)小の5年生が6日、オンラインで交流授業を行った。児童の国際理解を促す目的で2024年3月から実施しており、地域の祭りや文化などを発表してそれぞれの国の魅力を伝えた。
安渓小の児童は、台湾でも有名という映画「となりのトトロ」の「さんぽ」や、現地の歌謡曲「望春風」などをオカリナで演奏し、台湾で有名な芸術作品なども紹介した。循誘小では子どもたちが歌詞を口ずさみながらオカリナの音色に聴き入った。
循誘小の児童は、富士山など日本各地の観光名所や、唐津くんちをはじめ佐賀県内の祭りや食文化を英語で説明した。発表後は気になったことを質問し合い、互いの国の祝日や祭り、ラーメンの味などを学んだ。
佐賀インターナショナルバルーンフェスタを紹介した富村煌さんは「台湾のことをたくさん知ることができた。ラーメンの味や祭りのことが分かって面白かった」と話した。
交流授業は佐賀ロータリークラブ(坂田勝次会長)と友好関係にある板橋(バンチョウ)ロータリークラブ(邱性利(トラストチウ)会長)の発案で始まり、4回目。前回は24年11月、循誘小の5年生がよさこいを披露するなどして親睦を深めた。(小島発樹)
市町村ごとの学校における教育の情報化の実態等調査結果 主要項目についての経年変化