【須崎市】明徳義塾中学・高等学校 スポーツ×DX(ゴルフ)
5月17日、高知工科大学のPBL(地域課題解決型授業)連携として、本校ゴルフ部が出場した「高知県ジュニアゴルフ選手権(パシフィックゴルフクラブ)」で競技中のデータを初めて本格的に収集・解析する取り組みを行いました。
試合でのスタートスイングを高知工科大学の学生が撮影し、各選手の癖やスイングの傾向を技術的に分析。
また、測定器を装着しスタートから終了までの心拍数データも収集。
この日は大雨の影響でスタートが4時間遅れるという珍しいケースになりました。三木先生は「こういう不規則な状況も試合本番ではあり得る。今日の結果がどう出るか楽しみ」と話していました。
一方、別日には生徒がバッグを背負って18ホールを撮影。運動量は「サッカー選手並み」との分析結果も出ました。ゴルフが持久力と集中力を要する競技であることが、改めて浮き彫りになりました。
細かな分析と科学的アプローチが、選手たちの成長を一歩先へと導くれることでしょう。
【高知市】城東中学校 3年保健体育の公開授業がありました。
体つくり運動の単元でした。今年度の自分の体力テストの記録から、健康の保持増進や体力の向上を目指し、自分の運動計画を立てていました。どのような計画を立てたのでしょうか。
【高知市】岡豊高等学校 生徒が一人でも授業を開講 遠隔授業の先進的な取り組み
高知県立岡豊高等学校 教育センター分室(遠隔授業配信センター)
高知県では、中山間地域などの小規模な高等学校などを対象に遠隔授業を実施している。授業を受け持つのは、高知県立岡豊高等学校 教育センター分室(遠隔授業配信センター)の専任教員だ。全国からも視察に訪れる同センターでは、『InterCLASS®Cloud』を通じて一人一人の生徒に寄り添った遠隔授業を行っている。
小規模校などを対象に専任教員が遠隔授業を実施
高知県遠隔授業配信センターの一室。同センターの加藤大輔先生の視線の先には、「情報Ⅰ」の遠隔授業を受ける高知県立室戸高等学校の1年生の生徒たち。2進数や16進数の計算を、対面の授業と同じように電子黒板を使いながら、画面の向こうにいる生徒に説明する。もう一つの大きなモニターに映し出されるのは、生徒が授業で使っている Chromebook™ の画面を一斉に表示する授業支援ツール『InterCLASS®Cloud』(インタークラス クラウド)の画面だ。
加藤先生は現在、室戸高等学校を含む高知県内の3つの高等学校で情報の遠隔授業を受け持っている。各授業の生徒数は7人から17人。それでも遠隔授業としては多い方だと、同センター副校長の宮地誠也先生は話す。
高知県では人口減少に伴い、中山間地域の小規模校で生徒数の減少が著しく、教員の配置が限られることが課題となっていた。「都市部の大規模校と違って、小規模校では大学受験に必要な科目を対面授業で開講することが困難な場合があります。地理的条件や学校の規模に左右されず、大学への進学など多様な進路希望を実現できる教育環境を整備するために、高知県では早くから遠隔授業に関する検討や研究を進めてきました」(宮地先生)
高知県で遠隔授業の具体的な取り組みが始まったのは2015年のこと。文部科学省研究事業の一環として、最初は本校から分校、続いて同一町内の2校と、学校間をつなぐ遠隔授業の実証が3年間行われた。2018年から翌年にかけても同省の研究事業を受託し、研究が進められた。
2019年には、高知県教育センターの中に「遠隔教育等を担当する次世代型教育推進部」が設置され、同センターと中山間地域の高等学校に遠隔教育システムを整備。教育センターの指導主事などによる遠隔での補習授業が始まった。さらに翌2020年には、教育センター内に「高知県立岡豊高等学校 教育センター分室(遠隔授業配信センター)」を設置。管理職を含めた専任教員を配置し、補習だけでなく、単位認定を伴う遠隔授業が同年度から開始された。
『InterCLASS®Cloud』で生徒の進度に合わせた指導
『InterCLASS®Cloud』を大画面に映し出すことで、生徒の課題の進捗状況を一覧できる。
『InterCLASS®Cloud』を大画面に映し出すことで、生徒の課題の進捗状況を一覧できる。
2024年度の遠隔授業は、高知県内の高等学校14校、267人の生徒を対象に延べ39講座、週109時間が実施されている。その中には生徒数1人という遠隔授業も少なくない。現在は非常勤を含めて11人の先生が、教育センター内の4つの配信スタジオから遠隔授業を行っている。
遠隔授業を開始した当初はビデオカメラと電子黒板、プロジェクターを用いてテレビ会議のような形式で遠隔授業を行っていたが、高等学校における1人1台端末の環境整備により、高知県では2022年に県立高等学校の全生徒に Chromebook が配布され、Google アカウントを介した生徒とのやり取りが日常的に行われるようになった。情報Iの遠隔授業が開始された2023年10月には、『InterCLASS®Cloud』のために31・5型の大画面モニターが追加された。モニターが大きくなったことで、先生は生徒全員のパソコンの画面が格段に確認しやすくなった。
『InterCLASS®Cloud』の利点について加藤先生は、「生徒を個別に指導できるのがありがたい」と話す。「情報の授業では、文字を打つのが速い生徒と遅い生徒がいるなど課題に対する進度がまちまちですが、誰がどのような状況かを一つの画面で確認することができます。ある生徒には遅れをフォローしたり、別の生徒にはさらに進んだ課題を出したりと、個々の生徒に合わせた対応ができます。私にとってはたいへん使いやすいツールです」(加藤先生)
遠隔授業の実現に必要な環境の継続的改善と運用ルール
高知県では早くから遠隔授業に取り組んできたこともあり、遠隔授業配信センターには全国から多くの人が視察に訪れる。現在では普通に行われている遠隔授業も、当初は苦労が絶えなかったと宮地先生は振り返る。
「遠隔授業を始めるに当たっては、遠隔教育システムの機器選定・設置も大切ですが、それ以上に各学校における遠隔授業への理解が大切です。当時、私は教育センターの一員として配信先のすべての高等学校を回り、遠隔授業を行う意義や利点について丁寧に説明しました。また、教員には遠隔授業で生徒にどう教えれば良いかというノウハウがありませんでした。現在は対面授業においても Chromebook や『InterCLASS®Cloud』が使われている上、遠隔授業では Google フォームなどを用いて生徒の理解度を確認したり、1人1台端末の画面を見ながら演習の様子などを見取ったりしています。こうしたノウハウを教員間で共有し、改善を続けています」(宮地先生)
遠隔授業の実施を検討している他県の学校や教育委員会に対して、宮地先生は提案する。「各県の状況に合わせて、システムや機器環境を含めた環境の改善を継続的に行う必要があります。そのためには、現場の教員が意見や要望を発信して、教育委員会に伝えて要望を予算化するという手順が重要です。また、高知県では遠隔授業配信センターと各学校との連携を円滑にするため、運用のルールを細かく設定しています。遠隔授業が円滑に行われるよう、想定される不具合を事前に取り除くことが大切だと思います」(宮地先生)
※Chromebook は、Google LLC の商標です。
【土佐清水市】清水高等学校 PTA総会
5月10日(土)令和7年度PTA総会が開催され、1限目には参観授業が行われました。この機会を通じて保護者等の方々に授業を直接見ていただき、普段の学校生活をより身近に感じていただく貴重な機会となりました。
また、新校舎の見学会も実施され、参加者は最新の施設や新しい学びの環境を体験することができました。
今後も清水高校の発展のため、保護者の皆様とのコミュニケーションを大切にし、PTA活動の更なる活性化に向けて、ご協力をお願いいたします。
高知県教育委員会、教育データを活用したまなびの姿を紹介するまんがを公開
高知県教育委員会は、GIGAスクール構想で整備された1人1台タブレット端末を活用した教育DXの取り組みを進めています。令和6年度より、県内の全公立学校で利用可能な独自の学習支援プラットフォーム「高知家まなびばこ」にて、児童生徒が自身の教育データを活用して自分に最適な学びを実践できるよう、サポートツールとなるスタディログダッシュボードの提供を開始しました。このたび、こうしたツールをまなびにどう活かすか、具体的なイメージができるよう、特設サイト「データをまなびに活かそう!」を開設し、まなびの姿を紹介するまんがを公開しました。
GIGA第2期に向けChromebook8936台を共同調達~LTE通信対応・バッテリー稼働は10時間以上~高知県
高知県教育委員会はGIGAスクール構想第2期に向けて、県内12自治体の公立小中学校で利用するChromebook8936台を共同調達するため公募型プロポーザルを3月24日に公示した。
端末の共通仕様として、コンバーチブル型でBluetooth接続でない日本語JISキーボード、本体に格納・充電可能なUSIペンを付属。LTE通信に対応し、バッテリー稼働時間は10時間以上とした。キッティングはMDMの設定と学校のネットワークへの接続がなされ通常使用できる状態で完了とする。
【須崎市】明徳義塾中学・高等学校 DXハイスクール地域連携ワークショップ:3Dプリンタの世界
DXハイスクール事業の地域との連携事業のなかで、須崎市にある特定非営利法人みんなのコードクリエイティブ事業部てくテックすさきより館長の西森芽衣講師、コーディネーターの武田由美講師により「3Dプリンタの世界」をテーマに課外活動での学習として、美術部とESCクラブの生徒を対象としたワークショップを開催しました。
西森館長より,3Dプリンタの解説を話していただき、ちょっとした不便を解消しようと便利グッズを作ってみることだってできますとアドバイス。今日はTinkerCADをつかってみます。さらに学習したい人はBLENDERで粘土みたいにポリゴンモデリングをつくります。またCADソフトのFusion360では工業用製品(歯車とか)を作ったり、パーツが足りない時に作るとか、挑戦してみるといいです。これらの学習にはYouTubeなんか便利です、と。
さっそく、iMacからTinkaerCADにアクセスして、自分のネームプレートの作成を始めました。4cm程度の穴あきキーホルダーの作成に向けて、グループごと、順番につくっていきます。穴をあけるところなんか、苦戦した様子でした。3Dプリンタに印刷命令をとばすと、20分足らずで出来上がり。出来上がったネームプレートを見ると大喜びです。このあとは、アクリル絵の具でペイントして完成でしが、そこからは美術部の本領発揮。次回はてくテックすさきに訪問ワークショップで、そのほかいろんなデジタルモノづくりの空間になっているようなのでいまからワクワクです。
【土佐清水市】清水高等学校 3年生 進路LH
4月23日(水)3年生を対象とした進路LHが行われました。この中で、進路指導部の教員が進学と就職に向けた年間スケジュールや心構え、手続きの方法について詳しい説明を行い、各ステップの重要性を生徒たちに伝えました。生徒たちは、その内容に真剣に耳を傾け、自分の進路に向き合いながら、今後の勉強方法や受験に向けた意識を高めることができました。
3年生の皆さんには、進路実現に向けて具体的なイメージや目標を持ち、日々の学校生活を大切にしてほしいと思います。
【四万十市】窪川高等学校 本校と協定を締結している韓国・人工知能高校の学生と、オンラインで交流しました。
4月23日に、本校と協定を締結している韓国・人工知能高校の学生と、オンラインで交流しました。
交流会ではまず、それぞれの代表者が自分の好きなマンガやゲーム、音楽を紹介し、その後は各自の端末で個別の交流となりました。
最初は緊張していた生徒たちでしたが、韓国の高校生が日本語に堪能だったこともあり、言葉の壁など感じさせないくらい、にこやかに交流できました。
やはりコミュニケーションの第一歩は笑顔ですね!
オンライン交流はあと2回予定されています。
次回はさらに積極的な交流ができそうです。
NHK高知 NEWS WEB 子どもたちの学力確認へ 県独自の学力調査始まる
子どもたちの学力を確認するため、高知県が独自に実施している学力調査が2日から県内の小中学校で始まりました。
高知県独自の学力調査は、子どもたちの学力を確認し指導方法の改善に生かそうと、全国学力テストとは別に県教育委員会が県内の公立の小中学校で毎年行っているものです。
県独自の学力調査は2日から始り、小学4年生と5年生、それに中学1年生と2年生の合わせて1万8000人余りが対象となっています。
学力調査は小学4年生が国語と算数の2教科、小学5年生が理科を含めた3教科、それに中学1年生と2年生が国語、数学、理科、社会、英語の5教科となっていて、これらの教科に加えてふだんの学習状況や生活習慣について尋ねる質問調査も合わせて行われます。
このうち香南市の野市小学校では午前中から調査が始まり、5年生の児童たちがタブレット端末を使って回答していきました。
野市小学校の小杉龍司校長は「子どもたちには落ち着いてふだんの力を十分に発揮してもらいたい。調査の結果、新たな課題が見えてくると思うので、分析して今後の指導方法の改善に生かしたい」と話していました。
県独自の学力調査は今月6日にかけて行われ、結果は来年2月に各学校に送られる予定です。
市町村ごとの学校における教育の情報化の実態等調査結果 主要項目についての経年変化