初めてタブレット端末を使って試験も 全国一斉学力調査・山口県内でも児童生徒がテストに臨む
小中学生の学力や学習状況を把握する調査が17日、全国一斉に行われ、山口県内でも公立学校などの児童生徒らが試験に臨んでいます。
全国学力・学習状況調査は、文部科学省が、全国の小学6年生と中学3年生を対象に毎年実施しています。全国的な学力の把握と、指導の充実・改善が目的で、山口県内では公立の小中学校など399校・約2万200人のほか、国立学校と私立学校の一部が対象となっています。
このうち山口市の大殿小学校では、6年生99人が試験に臨みました。
教科は国語、算数または数学と理科です。中学校の理科は、今年度初めてタブレット端末を使って試験が行われます。また、生活習慣や学習環境についても調査されます。結果は7月に公表される予定で、県教委では各学校で授業の改善に活用することにしています。
生成AIサービス「スタディポケット」、山口県の全公立中学153校が導入
スタディポケットは8日、同社の学校向け生成AIサービス「スタディポケット」が、山口県の全公立中学校(特別支援学校中学部含む)153校に導入されることになった、と発表した。
同県教委が主導する「生成AIを活用した家庭と学校の学びの好循環創出事業」の一環として実施されるもので、同県内全公立中学の全生徒・教職員計約3万3000人を対象に導入。5月から全校導入のサービス稼働を開始する。
今回の導入は、同県と19市町の連携で実施され、都道府県単位での全公立中学校への生成AI導入としては全国初の事例。同県教委では、2024年度にモデル校7校(県内公立中学)の第2・3学年に生成AI・学習アシスタントアプリを導入して、実証を行った。
実証の結果、①日々の授業の疑問や不安の解消、個別指導の実現、②学び直しへの活用、③問題解決の方法や考え方の習得、といった一定の効果が認められたことから、2025年度から県の事業として予算化を行い、全校展開することにした。生徒の利用だけでなく、指導上の観点から全教職員にもアカウントを配布し、学校全体での活用を目指す。
また、4月23~25日に開催される「EDIX東京2025」で、今回の全県導入プロジェクトを推進してきた、同県教育庁義務教育課指導班主査の大川健志氏が、同社のブース内ミニセミナーエリアで登壇する予定。詳細は、開催1週間前をメドに、同社の公式ウェブサイトで公表。
【山口市】中央小学校 令和6年度3学期も残すところ今日を入れて3日となりなした。
【山口市】川西中学校 2年生技術科
2年生の技術科の授業では表計算ソフトの使い方について学習していました。文字列データの分析処理をするための操作方法にも、様々な方法があることが分かりました。関数を使って処理した生徒もいて驚きました。将来、実際に役立つ知識だと感じました。
【長門市】平郡東小学校 またね!~平郡東小オンライン交流~
画面越しの子どもたちはもうすっかりなかよしです。
1年間に40回近くオンラインで一緒に授業をしてきました。
11月には伊陸小のみんなは船に乗って平郡東小に行って一緒に勉強?をしたし、平郡東小の2人も伊陸小にやってきて一緒に学習しました。
今年最後のオンラインでの授業でした。
いつもと違うのは、授業までの段取り(オンラインの設定も含めて)は全て子どもたちが行ったということ。
「もう、先生おらんでも(いなくても)できる!」
いやいや先生も一緒にお願いします。
また4月にあいましょう。そのときにはお互い学年が1つ上がっていますね。
市町村ごとの学校における教育の情報化の実態等調査結果 主要項目についての経年変化