【かほく市】七塚小学校 学習集団の心地よさが学力に影響を与える アセスメントでよさを見つけ、さらに伸ばす~かほく市教育委員会
2022年度に改訂された生徒指導提要には、いじめや不登校などの未然防止や早期発見・早期対応のためにアセスメントを充実すること、アセスメントにおいて発達面や学習面、進路面、健康面、心理面、社会面(交友面)、家庭面などを多面的に見ることが重要であると示されている。石川県かほく市では総合質問紙調査「i-check(アイ・チェック)」(東京書籍)を全小中学校に導入し、独自の学力調査とクロス集計を行っている。学習集団の状態がひと目でわかり、好事例の共有や手立ての具体化に役立てている。かほく市教育委員会とかほく市立七塚小学校に導入の効果と活用の様子を聞いた。
学習集団の強みと弱みを可視化
竹森恵美指導主事・かほく市教育委員会
本市では令和の日本型学校教育を踏まえた市の学力向上の重点「『個別最適な学び』と『協働的な学び』を一体的に充実させた『主体的・対話的で深い学び』の具現化」に向け、2024年度は「学習集団づくり」「指導の個別化」に重点的に取り組んでいます。「チームかほく」としてそれぞれの学校の良さを活かしながら無理なく授業改善や学校運営に寄与できるような支援を行っていきたいと考えています。
その取組の1つが、アセスメント(客観的な調査・分析)の実施です。各校ではそれぞれ独自にアセスメントを行っていますが、それに加えて市教委として、総合質問紙調査「i-checki(アイ・チェック)」(東京書籍)を全小中学校に導入しています。
アイ・チェックでは、学校や学年、学級や各児童の様子をレーダーチャートや散布図で確認でき、「話し合いで積極的に情報発信をしている」「自己肯定感が高い」「生活習慣が身についている」など各項目の達成状況が可視化されます。それぞれの数値が高いほど、レーダーチャートは大きくなり、各項目が満たされているほど、レーダーチャート(円)の形も滑らかに表現されますので、集団の状態がひと目でわかります。
同一集団の経年比較も見ることができる上、どの項目が特に大きく伸びているのかもわかります。この結果を基に各校では、「自己肯定感を高める」取組に力を入れたり、「情報発信の機会を増やす」授業や活動、声かけを心掛けたりなどに取り組んでいます。
個別チャートにより、複数箇所で数値が低い子供の情報を共有しやすくなり、支援の手立ての具体化に役立っています。これまでも行っていた取組もありますが、アセスメントにより明確な目的をもって取り組みやすくなったと感じています。
【津幡町】太白台小学校 2年生 デジタルライブラリー
司書の工藤先生に来ていただき、津幡町デジタルライブラリーの使い方を説明していただきました。
タブレットで本が読めることを子どもたちはとても喜んでいました。
2年生では朝読書の時間を中心に活用していきます。
たくさんの本に触れあってほしいと思います。
【津幡町】条南小学校 クラブ活動
1月29日(水)
今日は今年度最後のクラブ活動でした。
どのクラブでもクラブ長を中心に学年関係なく楽しむ子供たちの姿が見られました。
6年生の皆さんは、毎回の活動を考えてくれたり、下の学年に声をかけてくれたり、1年間のクラブ活動をしっかり進めてくれました。
優しい6年生の皆さんがいてくれたから、4,5年生が楽しく活動することができました。
ありがとう6年生!
来年度のクラブ活動では、5年生が6年生の姿を見習って素晴らしい活動を作ってくれるはずです!今から楽しみですね!!
【津幡町】太白台小学校 4年生 掲示物作成中!
6年生を送る会に向けて、体育館の壁を飾る掲示物作りが始まっています。
【金沢市】森本中学校 3/6 2年生ICT授業参観①
5限目に他校の先生方による授業参観がありました。みなさんが、ICTを活用して積極的に課題に取り組む姿を褒めていただきました。来校される方々への挨拶も褒めていただきました。大変嬉しいことです。
市町村ごとの学校における教育の情報化の実態等調査結果 主要項目についての経年変化