学習端末、広まる再利用 更新期、自治体窓口や公民館に
全国の児童生徒が授業で使用している学習用のパソコンやタブレットが、更新時期を迎えている。貸与していた端末が大量に使用済みとなる見通しで、各地で再利用が検討されている。自治体の窓口や公民館での活用を探るほか、低所得世帯の生徒に貸し出したものについて、卒業を機にそのまま譲渡するケースが見られるなど、取り組みが広まっている。 授業時数など、学校の裁量拡大へ 「情報活用能力向上を」  国は、教育のデジタル化を目指す「GIGAスクール構想」に基づき、小中学生に学習用端末を1人1台配備することを計画。2020年度末までに、多くの自治体で端末の調達が進んだ。バッテリーの耐用年数は4~5年程度で、今年度から、更新する自治体が相次ぐ見通しだ。  民間調査会社MM総研によると、25年度に474万台、26年度に455万台の更新需要が見込まれている。文部科学省は、これまで使ってきた端末について、給電しながら使用を継続できるものがあるとして、各自治体に積極的な再利用を呼び掛けている。  実際に活用を模索する動きも出ている。新潟県では、25、26年度で計15万台の端末更新が予定されている。使用済み端末は学習支援員ら学校職員が使うほか、市町村の窓口で住民説明のために用いることを計画。図書館や公民館の自習スペースへの設置も検討している。大阪市では、小学校で昨年11月、児童が自ら端末を解体する授業を行い、リサイクルやごみ問題を学んだ。  島根県は、生活保護受給世帯などの県立高校生を対象に端末を貸し出している。昨年度、希望した卒業生56人に、使っていた端末を無償で譲渡した。県教育委員会の担当者は「県が負担する処分コストの軽減も考え、譲渡が有効活用につながると判断した。生徒にとっても慣れ親しんだものを使ってもらえる」と意義を語った。

出雲市】高松小学校 ICT活用研修会
特別支援教育における効果的な活用方法について、講師3名(東京・福島・香川)から指導を受けました。明日からさっそく実践していきたいと思います。

雲南市】田井小学校 チャレンジタイムで学力アップ
今年も学力アップのための特別な時間「チャレンジタイム」を実施しています。 この取組は、田井小オリジナルで、通常の時間割とは別に週1回25分間の時間を確保し、漢字・計算・タブレット入力など、基礎学力を身につける時間です。 どの学年もとても一生懸命取り組んでいます。

松江市】玉湯学園 さつき、松江市立義務教育学校に電子黒板「ミライタッチ」を導入し実証実験
さつきは8日、日本HPの協力のもと、同社の電子黒板「ミライタッチ」を島根県松江市立義務教育学校「玉湯学園」に導入して、ICT教育環境の構築・整備の実証実験を進めていると発表した。 今回、実証実験を進めている同学園は、県のICT教育をけん引する「リーディングDXスクール」に認定された学校。「ミライタッチ」の導入で、以前よりも授業がスムーズに進むようになったほか、プリンター「HP Smart Tank 7305」でプレゼン資料を印刷したり、「Poly Studio」で授業の様子を録画したりすることで、生徒の関心度を高める立体的な授業が行えるようになった。 また、「Poly Studio」を使って教員の会議をオンライン化した。島根県は東西がかなり離れており、教員間のコミュニケーションが取りづらいという難点があったが、今回の導入で大幅に改善された。実証実験は現在も続いており、今回の発表は中間報告。 「ミライタッチ」は、使う人(健常者、障がい者、老若男女、ITが苦手な方)を限定せず、誰にとっても使いやすいと感じられるような「インクルーシブ電子黒板」をコンセプトに据えた製品で、「書く」「消す」「映す」を簡単に操作でき、ICT機器に苦手意識を持つ教員でも直感的に利用できる。

出雲市】荘原小学校 タブレット端末を使って
4月14日(月)の2時間目に2年生と3年生がタブレット端末を授業で使っていました。  3年生はICT支援員が担任と連携して指導していました。

島根県教育委 員 会令和6年度島根県学力調査結果概要
Ⅰ 実施概要 1 目 的 学習指導要領における各教科の目標や内容に照らした学習の状況及び学習や生活に関する意識や実 態を客観的に把握し、児童生徒に必要な指導・支援を行うとともに、全国学力・学習状況調査等で明ら かになった学習指導上の課題の改善状況を検証し、今後の学校における指導と教育施策の一層の改善・ 充実に資する。 2 実施日 令和6年 12 月3日(火)・4日(水) 3 実施校数 公立小学校(県立特別支援学校小学部を含む) 193 校 公立中学校(県立特別支援学校中学部を含む) 94 校 義務教育学校 2 校 (国立義務教育学校及び私立中学校は不参加)

松江市】松江市 令和6年度全国学力・学習状況調査及び県学力調査結果公表について
目次 1.松江市教育委員会の基本的な考え方 2.調査対象の児童生徒数 3.保護者・地域の皆さまへ 4.公表にあたって留意した事項 5.松江市全体の現状と対策(概要) 6.学校別の調査結果(分析シート) 7.調査問題 1.松江市教育委員会の基本的な考え方 全国学力・学習状況調査(以下「全国学力調査」と言う)は、平成19年度から文部科学省において実施されてきました(平成23年度は東日本大震災のため、令和2年度は新型コロナウイルス感染症拡大の影響のためそれぞれ中止)。松江市教育委員会では、学校、家庭及び地域と連携し、確かな学力の育成を推進するために、全国学力調査及び島根県学力調査(以下「県学力調査」と言う)の市全体の結果を市民の皆さまへ公表します。 あわせて、学校別の分析結果とその対策について公表します。 2.調査対象の児童生徒数 全国学力・学習状況調査(令和6年4月18日実施児童生徒総数) 小学校6年生 1,620人 中学校3年生 1,549人 島根県学力調査(令和6年12月3日実施児童生徒数) 小学校5年生 1,605人 小学校6年生 1,597人 中学校1年生 1,490人 中学校2年生 1,409人 3.保護者・地域の皆さまへ 皆さまには、この度の公表内容に加え各学校から提供される情報(学校だよりやホームページ等)をご覧いただきますとともに、家庭学習と生活習慣の確立やキャリア教育、メディア接触や地域とのつながりの望ましい在り方等について家庭が果たすべき役割もご理解いただきたいと思います。 子どもたちの健全な成長のために、教育委員会や学校としても今後とも一層努力してまいりますが、保護者の皆さまやご家庭の協力も不可欠であると考えています。今後とも互いに連携した取組を進めていきたいと思いますので、ご理解とご支援をいただきますよう、お願いいたします。 (注意)併せて、次の点についてもご理解ください。 ア.今回の公表は、学校の序列化やランク付けを意図したものではありません。ご覧になる皆さまも趣旨をご理解いただき、公表内容の取扱いについては適切なご判断をお願いします。 イ.公表する調査結果は学力の一部を表したものであり、学校教育の成果の全てではありません。また、各学校の受検者数が大きく異なる現状があること等もご理解願います。 ウ.平成27年度からは、教科の学力だけでなく体力の状況についても公表することとしました。 なお、今回公表します調査結果は、第一義的にはこれまでの松江市の学校教育における松江市教育委員会の取組の結果であると受け止め、今後の対策や施策を講じる礎にしなければならないと考えています。ご意見やご要望等がありましたら、積極的にお寄せください。 4.公表にあたって留意した事項 ア.個人が特定される恐れのある、実受検者数が10名以下の学校については非公表としています。但し、当該学校からの希望があれば公表します。 イ.公表の影響等については、教育委員会において検証等を行います。なお、検証等の具体的な方法は随時検討することとしています。 ウ.平成29年度より、国が全国学力調査の都道府県別の平均正答率についてすべての公表・提供資料を整数値に変更したため、全国学力調査については松江市及び島根県の平均正答率も整数値で公表します。(全国の平均正答率、領域別正答率は小数値で公表・提供されています。) 5.松江市全体の現状と対策(概要) (注意)ここにおける「小学校」「中学校」には、いずれも「義務教育学校」を含むものとします。 全国学力・学習状況調査 小学校分析シート (PDFファイル: 582.8KB) 中学校分析シート (PDFファイル: 842.0KB) 島根県学力調査 小学校分析シート (PDFファイル: 558.5KB) 中学校分析シート (PDFファイル: 543.4KB) 今後の対策 全国学力調査及び島根県学力調査の趣旨を再確認し、調査の活用方法を各校に積極的に周知する。 各校が主体的に授業改善に取り組むことができるように分析(公表)シートの様式等を見直す。 指導主事による訪問指導の場を活用して、学力調査の結果をもとにした授業づくりのポイントについての研修を行い、各校の取組を支援する。 市が主催する研修を活用して、個々の教師の学力向上に係るスキルの向上を図っていく。(注意)学力向上担当者を対象にした研修、授業力向上研修、フォローアップ研修(教諭2・3年目)等 タブレットドリルに搭載された全国学力調査及び標準学力調査のフォローアップ機能や、国や自治体などの公的機関等が作成した問題を搭載しているMEXCBTの活用について、ICTだより等を通じて積極的に周知する。 コミュニティスクール制度や学園教育推進会議を活用し、学校・家庭・地域が一体となって計画的に教育活動が実践できるような体制を整える。 6.学校別の調査結果(分析シート) (注意)松江市が進めている小中一貫教育の校区ごとに、学校別のシートを公開しています。「学園名」は中学校区を総称する「愛称名」として使用しています。非公開の学校についてはPDFの表示はついていません。 千鳥の杜学園 第一中学校:全国シート(PDFファイル:477.6KB)県シート(PDFファイル:128.4KB) 内中原小学校:全国シート(PDFファイル:406KB)県シート(PDFファイル:141.2KB) 法吉小学校:全国シート(PDFファイル:397.3KB)県シート(PDFファイル:153KB) 生馬小学校:全国シート(10名以下のため非公開)、県シート(10名以下のため非公開) 城北小学校:全国シート(PDFファイル:406.9KB)県シート(PDFファイル:142.8KB) 嵩の杜学園 第二中学校:全国シート(PDFファイル:707.4KB)県シート(PDFファイル:157.1KB) 川津小学校:全国シート(PDFファイル:397.9KB)県シート(PDFファイル:149.6KB) 母衣小学校:全国シート(PDFファイル:503.9KB)県シート(PDFファイル:145.6KB) 朝酌小学校:全国シート(PDFファイル:410.8KB)県シート(PDFファイル:178.7KB) 持田小学校:全国シート(PDFファイル:407.5KB)県シート(PDFファイル:154.9KB) まつえ天神川学園 第三中学校:全国シート(PDFファイル:412.9KB)県シート(PDFファイル:144.3KB) 雑賀小学校:全国シート(PDFファイル:393.5KB)県シート(PDFファイル:135.7KB) 中央小学校:全国シート(PDFファイル:425.3KB)県シート(PDFファイル:149.4KB) 津田古志原夢きぼう学園 第四中学校:全国シート(PDFファイル:407.1KB)県シート(PDFファイル:126KB) 津田小学校:全国シート(PDFファイル:395KB)県シート(PDFファイル:139.8KB) 古志原小学校:全国シート(PDFファイル:394.6KB)県シート(PDFファイル:150.5KB) まつえ湖南学園 湖南中学校:全国シート(PDFファイル:418.2KB))県シート(PDFファイル:152.1KB) 忌部小学校:全国シート(PDFファイル:393.1KB)県シート(PDFファイル:148.6KB) 乃木小学校:全国シート(PDFファイル:405.9KB)県シート(PDFファイル:134.8KB) 湖東かんなび学園 湖東中学校:全国シート(PDFファイル:428.7KB)県シート(PDFファイル:146.8KB) 竹矢小学校:全国シート(PDFファイル:389.2KB)県シート(PDFファイル:135.1KB) 大庭小学校:全国シート(PDFファイル:389.3KB)県シート(PDFファイル:119.1KB) 本庄水辺の学園 本庄中学校:全国シート(PDFファイル:426.5KB)、県シート(10名以下のため非公開) 本庄小学校:全国シート(PDFファイル:408KB)県シート(PDFファイル:139.3KB) 湖北白鳥学園 湖北中学校:全国シート(PDFファイル:410.5KB)県シート(PDFファイル:145.3KB) 古江小学校:全国シート(PDFファイル:404.3KB)県シート(PDFファイル:687.4KB) 大野小学校:全国シート(10名以下のため非公開)、県シート(10名以下のため非公開) 秋鹿小学校:全国シート(PDFファイル:399.4KB)県シート(PDFファイル:132.5KB) 鹿島ふれあい学園 鹿島中学校:全国シート(PDFファイル:420KB)県シート(PDFファイル:157KB) 恵曇小学校:全国シート(10名以下のため非公開)、県シート(10名以下のため非公開) 佐太小学校:全国シート(PDFファイル:409.6KB)県シート(PDFファイル:148KB) 鹿島東小学校:全国シート(PDFファイル:410.9KB)県シート(PDFファイル:139.9KB) しまね潮風学園 島根中学校:全国シート(PDFファイル:420.1KB)県シート(PDFファイル:145.1KB) 島根小学校:全国シート(PDFファイル:395.3KB)県シート(PDFファイル:129.4KB) 海と朝日の美保関学園 美保関中学校:全国シート(PDFファイル:419.9KB)県シート(PDFファイル:157.4KB) 美保関小学校:全国シート(PDFファイル:416.7KB)県シート(PDFファイル:139.3KB) やくも意宇学園 八雲中学校:全国シート(PDFファイル:411.3KB)県シート(PDFファイル:123.4KB) 八雲小学校:全国シート(PDFファイル:403.9KB)県シート(PDFファイル:147.1KB) 義務教育学校玉湯学園 後期課程:全国シート(PDFファイル:409.3KB)県シート(PDFファイル:135.4KB) 前期課程:全国シート(PDFファイル:421.3KB)県シート(PDFファイル:149.2KB) 宍道みずうみ学園 宍道中学校:全国シート(PDFファイル:412KB)県シート(PDFファイル:195.1KB) 宍道中学校大野原分校:全国シート(10名以下のため非公開)、県シート(10名以下のため非公開) 宍道小学校:全国シート(PDFファイル:403.3KB)県シート(PDFファイル:153.5KB) 来待小学校:全国シート(PDFファイル:412.3KB)県シート(PDFファイル:140.1KB) 来待小学校大野原分校:全国シート(10名以下のため非公開)、県シート(10名以下のため非公開) 義務教育学校八束学園 後期課程:全国シート(PDFファイル:433.6KB)県シート(PDFファイル:165.5KB) 前期課程:全国シート(PDFファイル:409.7KB)県シート(PDFファイル:152.6KB) ほっとハート東出雲学園 東出雲中学校:全国シート(PDFファイル:410.2KB)県シート(PDFファイル:140.9KB) 出雲郷小学校:全国シート(PDFファイル:401.4KB)県シート(PDFファイル:147.8KB) 揖屋小学校:全国シート(PDFファイル:415.5KB)県シート(PDFファイル:703.2KB) 意東小学校:全国シート(PDFファイル:391.2KB)県シート(PDFファイル:682.1KB) 7.調査問題 全国学力・学習状況調査 国立教育政策研究所のホームページに、「調査問題」「正答例」「解説資料」等が掲載されています。 教育課程研究センター「全国学力・学習状況調査」(国立教育政策研究所のサイト)(外部リンク)

松江市】【検証事例・松江市立義務教育学校玉湯学園】地域のICT教育をけん引するリーディングDXスクールを舞台に実証実験を開始
豊かな自然と古い町並みを活かした都市づくりなど、魅力にあふれた環境が揃っている島根県。神話の国とも呼ばれ、悠久の時を感じさせてくれる土地でもあり、多くの日本人が思いを寄せている地域でもある。一方で、現代のICT教育においては進捗が良くないという一面もあり、早期の解決が望まれている現状もある。そんな中、島根県のICT教育をけん引するリーディングDXスクールに認定されたのが松江市立義務教育学校玉湯学園だ。同校を舞台に、株式会社 日本HP、さつき株式会社は協働で実証実験のためのデバイスを貸与、最先端のICTデバイスが同校のICT教育の中でどのように活かされていくのかテストをおこなっている。今回は中間報告という形で取材に応じていただいたので、その内容をお伝えしようと思う。 取材:中山 一弘 玉湯学園実証実験中間報告取材メンバー。 左から、株式会社 日本HP ハイブリッドワークソリューション・ベリフェラル事業本部 パートナー営業本部 角田 昌彦氏、松江市教育委員会 学校教育課ICT教育推進係 教育指導講師 若槻 徹氏、松江市立義務教育学校玉湯学園 3年担任 石飛 彰太氏、同校 2年担任 板垣 恵美氏、同校 教務主任 瀬崎 邦博氏、株式会社 日本HP パートナー営業統括 プリント営業本部 プリント営業部 部長 若園 仁宏氏 島根県のICT教育をけん引する玉湯学園 松江市立義務教育学校玉湯学園(以降、玉湯学園)は、松江市の南西に位置する玉湯町にある義務教育学校だ。令和3年に玉湯中学校、玉湯小学校、大谷小学校が統合され、新設校として開校。小学生と中学生が同じ校舎で学び、9年間の修業年限と教育課程の中で育ってゆく。 冒頭でも述べたとおり、玉湯学園はリーディングDXスクール事業の指定校となっている。GIGA端末を備え、汎用的なソフトウェアとクラウド環境を活用し、効果的なICT教育の実践や創出、モデル化を実現している学校として、地域のICT教育をけん引する役目を担っている。「GIGA端末はもちろん、今回実証実験で使わせていただいている電子黒板、ビデオバー、プリンターなどの機器類を教育の中で活用し、義務教育学校として取り組んでいます」と語るのは玉湯学園 教務主任の瀬崎氏だ。 教育指導講師の若槻氏 「リーディングDXスクールということで、地域の他校の先生方に向けて公開授業を都度実施されています。ICT教育の先導者として、様々なチャレンジを続けている学校だと思います」と言葉を続けるのは松江市教育委員会 学校教育課ICT教育推進係 教育指導講師の若槻氏だ。 取材日も若槻氏のいう公開授業と同日におこなわれ、取材陣もその一部を拝見することができた。玉湯学園が採用している義務教育学校という制度の良さを感じたのは「お掃除ロボットを動かそう!」という瀬崎氏が主導する授業で、8年生と3年生が合同でおこなうスタイルを採用したものだった。掃除ロボットにプログラムを与えることで、目的の行動をさせるという内容だが、3年生にプログラムのやり方を教えるのは8年生の役目だ。つまり、3年生がプログラマー、8年生はメンターという役割分担を与えられた中、限られた時間でミッションをこなしていくのだ。 3年生は意欲的に質問し、8年生はそれにやさしく答えていく。時間が経つごとにチームワークが生まれ、最終的にはプロジェクトチームとしてミッションをクリアする姿は非常に頼もしかった。 3年生と8年生の合同授業。それぞれの役割、立場からチームワークが生まれていく 3年生と8年生の合同授業。それぞれの役割、立場からチームワークが生まれていく このような公開授業は決められた時間に30以上用意されており、来場者はそれぞれ興味のあるカリキュラムを見に行くというスタイルだ。その公開授業の中、実証実験のデバイスが配置されていたのが、板垣氏が担当する2年2組と、石飛氏が担当する3年2組だった。

山陰両県の小中学校で全国学力テスト実施
 中学校の理科ではタブレット端末を使ったオンライン形式のテストが初導入 今後すべてのテストにオンライン形式を導入予定 小学6年生と中学3年生を対象に文部科学省が毎年実施している「全国学力テスト(全国学力・学習状況調査)」 4月17日に山陰両県でもテストが行われました。 島根県の公立の小中学校、282校と(小学校188校、中学校94校)鳥取県の公立の小中学校、177校で実施された全国学力テスト。(小学校117校、中学校60校) 今年度は「国語」「算数・数学」「理科」の3教科が行われました。 このうち、中学校の「理科」では、タブレット端末を使ったオンライン形式のテストが初めて導入されました。 このテストについてはネットワークの混線を防ぐなどの観点から4月14日から4月17日までの4日間で各学校が時間をずらして実施しています。 テストの結果は今年7月ごろに公表される予定だということです。 また、文部科学省は来年度の中学「英語」でもオンライン形式を導入し、2027年度からはすべてのテストをオンラインで行うことにしています。

益田市】益田高等学校 サイエンスプログラム 1年理数科「山口大学訪問実習」【SSH】
3月18日(火)に山口大学理学部に訪問し、今年度行った課題研究について大学の先生方に向けて発表を行い、ご指導をいただきました。これまで9月のオンライン講義、12月の訪問実習を通して研究のテーマや方法を学び、9テーマに分かれて研究を行ってきました。実験を繰り返し、データを集めたグループもあれば実験が思うように進まず悔しい思いをしたグループもありました。しかし、今回の発表で山口大学の先生方からご指導を受けたことで2年生での課題研究に向けて意欲が向上したように見受けられました。

【島根県】