福島県教育委員会「公立学校1人1台端末等整備事務効率化ツール作成業務委託」に係る一般競争入札の実施について
公立学校1人1台端末等整備事務効率化ツール作成業務委託
福島県教育委員会 1人1台端末活用研修業務委託」に係る公募型プロポーザル実施について
1人1台端末活用研修業務委託
小中学校の1人1台端末更新に当たり、昨年6月に文部科学省が公表した「公立学校情報機器整備事業費補助金交付要綱等の制定について」に示された公立学校情報機器整備事業の方向性に基づき、本県の特性を考慮した上で、市町村が端末活用に関する知識等を取得できることを目的とする。
【いわき市】「一人一人にあった学びを」AIが習熟度に合わせて出題も…デジタルで変わる教育現場最前線 福島県
私たちの生活や仕事など幅広い分野で身近な存在になってきた「AI」は、教育現場にも積極的に導入されるようになってきました。その最前線を取材しました。
9月の平日の朝に福島市の小学校を訪ねてみると、登校していた児童は数人だけ。それにはワケがありました。
■学校の先生
「今オンライン授業スタートしています。この後、オンライン懇談会があります。お家から来る人はバッチリね?OK?」
インターネットを使って授業を行う日だったのです。福島市は、コロナ禍を教訓に、授業をオンラインでもできるようにしていて、この日はネットの接続環境などを確認しました。
■福島市教育委員会 吉田貴史さん
「オンラインツールを活用すれば、対面でなくても、交流ができるので、今後もこういった体験を多く積み重ねて、いざという時に対応できるようにしていきたい」
インターネットやタブレット端末の普及で教育現場にもすっかりデジタルが浸透しましたが、実は、「学び方」も大きく変化しているんです。
いわき市の小学校でも授業で使うのはこのタブレット端末。漢字の読み方や書き方を学ぶドリル学習をしていますが、このドリル。みんな同じ問題を解いているわけではないのです。
■ベネッセコーポレーション学校カンパニー 山本大貴さん
「1人1人にあった学びというものが求められています。それをデジタルを使って解決をしたいということで開発した」
子どもたちが解いていたのはAIを搭載したドリル。教育事業大手の「ベネッセ」が開発したもので、AIが1人1人の学びの度合いに合わせて出題してくれるというもの。進化していく学びのスタイルに子どもたちの反応はというと。
■小学3年生
「楽しかったです」
■小学6年生
「友達の意見を聞けたり見たりもできるのでそういうところは便利だと思います」
いわき市はいま、ベネッセと協定を結び情報通信技術「ICT」を活用した教育に力を入れています。それによって、学びそのものが大きく変化するだけではなく、先生たちの負担の軽減にも繋がっているといいます。
■実際にソフトを利用する先生は
「効率的に授業を進められるっていうことと、いろんな子どもたちの意見を把握できるというか、子どもたちも発表の場ができるというのがコンテンツの素晴らしいところかなと思います」
■ベネッセコーポレーション学校カンパニー 山本大貴さん
「クラスのニーズ1人1人にあった内容を先生方が準備するのも、なかなか難しい状況があります。そういった点のメリットも感じて頂いているのかなと思っています」
毎年、全国学力テストの結果でも全国平均を下回り、学力不足が指摘される福島県。デジタルの活用によって、学びの質が向上することにも期待です。
学校教育におけるICT環境の整備
令和4年度県立高等学校入学生から、個人所有のキーボード付き端末により生徒1人1台端末の環境を実現しています。
関連する情報は、随時このページでお知らせします。
【令和7年度入学生】
○ 県立高等学校における生徒1人1台端末環境について (合格者・保護者の皆様へ) [PDFファイル]
○ 県立高等学校における生徒1人1台端末導入に係るタブレット端末等購入支援のための補助金交付申請の進め方 [PDFファイル]
【福島市】福島市民の方を対象に「地域社会のDX講座」を開催しました!
令和7年3月9日(日)、福島市の三河台学習様にて
「地域社会のDX講座」を開催いたしました。
弊社は福島市様および菊池製作所様との包括連携
協定を令和5年9月27日に締結し、以下の項目に基づき、ロボット技術やデジタル技術の特長を活かした取り組みを進めており、地域全体の活性化を目指しています。
今回の「地域社会のDX講座」は、特に「2. 豊かな街の営みを創出する先端技術の活用に関すること」に該当します。
講座では、富士通株式会社のシニアエバンジェリストである松本国一氏をお招きし、「6Gが作り出す地域の未来~DXを理解して未来社会を作っていこう~」というテーマで基調講演を行いました。
松本氏は、豊富な事例とデモンストレーションを交えながら、「デジタルトランスフォーメーション」とは単なるIT導入やクラウドシフト、モバイル活用ではなく、「誰もがありたい姿をデジタルで叶えていく」という世界観であると説明しました。
そして、地方や大都市に関係なく、デジタルを前向きに捉えて変化していくことの重要性を強調しました。
続いて、弊社からは生成AIの活用例についてデモンストレーションを交えながら紹介いたしました。
最後に、デジタル推進課様より福島市のDX取り組みについての紹介があり、全体を通して参加者からは、
「AIについて理解でき、AIがもたらす新しい社会に期待したい」といったありがたいご感想をいただくことが
できました。
今後も地元企業として、地域密着で地域全体の活性化の取り組みを遂行してまいります。
市町村ごとの学校における教育の情報化の実態等調査結果 主要項目についての経年変化