【練馬区】旭町小学校 1年生にタブレットが貸与されました。
タブレット本体と、タブレットカバー、ドングル、接続コード、充電用コードをセットにして渡しました。「ドングル」というのは、LTEのモバイル回線を利用してインターネットに接続するためのUSBデバイスのことです。直接タブレットに差し込むと傷みやすいため、何年か前から短い接続コードを間に入れるように指導しています。実は、このドングルの故障がとても多く、海外に修理依頼に出す関係もあり、戻ってくるまでに何か月もかかっている状況です。十分に気をつけて扱うようにしてください。
まず1年生には、一人一人にアカウントとパスワードが印刷された紙を配り、連絡帳に貼るようにさせました。続いてタブレット等を渡す際には、機器につけられている番号が割り振られているため、それを一つずつ確認しながら手渡ししていきました。子ども達は、新しく手にするタブレットにワクワクしながらも、慎重に抱きかかえながら教室に運んでいました。
タブレットを先生から受け取ると、思わず「重~い!」という声が・・・その通りです。練馬区が5年前に選んだ機種は、小学校低学年の子ども達にはかなり重く感じられることでしょう。そのためもあり、途中から「置き勉」が認められるようになったり、タブレットを使う曜日を決めて毎日の持ち帰りをなくしたりすることになりました。
2組の教室では、ドングルとコードを接続し、試しに電源を入れてみました。連絡帳に貼った用紙を見ながら自分のアカウントを入力させるところまでやってみました。キーボードをタッチして入力できると、目を輝かせて喜んでいました。その後は時間がなく、ランドセルにしまって持ち帰りとなったようです。(写真上)
先週配布した1年生の学年だよりに、家庭で行う内容が書いてあります。アカウントとパスワードの入力練習をよろしくお願いします。今年度の1年生から、パスワードは個々にランダムなものが割り振られています。そのため、慣れてくるまでは変更せずに使用することができます。
1年生に貸与したタブレットは、昨年度の6年生が4年間使用してきたものです。十分に点検して管理してきましたが、何台か本日お渡しできなかったものがあったようです。すぐに区に連絡して、代わりの機種を取り寄せているところです。練馬区の全小中学校で使用しているタブレットは、今年度末には新しい機種に切り替える予定です。あと10か月ほど使うことになりますので、2年生以上の学年も引き続き大切に扱うようにお願いします。
6年生は、算数の時間に「分数でわる計算を考えよう(分数のわり算)」の学習をしています。分数のたし算、ひき算、かけ算、わり算の中で、最後に学習するのが「分数÷分数」の計算です。ちなみに5年生は、現在「小数÷小数」の筆算を学習しています。1年生のたし算から始まり、分数や小数の計算を様々な学年で学習してきた6年生にとって、最後の四則計算となるのが今回の単元です。
「分数÷分数」は、わる方の分数を逆数にしてかけ算すればよい…と教えてしまえば、計算練習たけで済みます。しかし、小学校ではそういう教え方はしません。算数の基本は、「今まで習った計算方法を使って答えを求め、そこから新たな計算の仕方を見つける」というところにあります。「分数÷整数」は既習事項なので、課題となっている式に整数や分数をかけたりしながら、式の変換を考えていくところがポイントになります。
6年生の各コースでは、子ども達から様々な考え方が出てきました。どの解き方も、子どもなりによく考えて求めていることが伝わってきました。きっと、前に出て発表している子は、算数の本当の面白さを感じることができたのだろうなと思います。(写真中)
理科室を使って、4年生の各クラスに下水道局の出前授業がありました。1,2校時に1組、3,4校時に2組の授業がありました。現在4年生は、社会科で「わたしたちのくらしと水」の学習を行っています。水道水がつくられていく様子を学んでいますが、それと同時に下水道がどのように浄化されていくのかも重要な学習です。
出前授業では、お兄さんとお姉さんの掛け合いとともに、実験を通じて楽しく学ぶことができました。トイレットペーパーとティッシュペーパーをビーカーの水に入れてかき混ぜる実験では、トイレットペーパーが水の中で細かくなっていく様子がよく分かりました。一方のティッシュペーパーは、水に分解されないということが分かりました。
以前、4年生の社会科見学で、「東京都虹の下水道館」に行ったことがあります。お台場の有明地区にある東京都下水道局の施設です。常設展示室だけでも十分に楽しめますが、水再生センターの見学もさせてもらうと勉強になります。建物の地下に広大な下水処理施設があり、大量の下水をきれいにして川に流している様子を見ることができます。
今日の出前授業でも、下水をきれいにしている仕組みを映像で紹介していました。水道水をつくる浄水場も下水処理場も、水をきれいにするという点では共通しています。しかし、水道水は薬を使うのに対して、下水をきれいにするために薬品は使いません。使っているのは「微生物」です。中でも有名なのが「クマムシ」と呼ばれる小さな生き物です。下水処理場では、1mlの中に数億匹ものクマムシがいて、汚水の浄化をしているそうです。
【板橋区】高島第三小学校 員研修 ICT研修
ICT研修を行いました。児童が学習内容をまとめたり、教員に記入したものを送ったり、発表したりする時に使用できるソフトの使い方を学びました。授業でも場面に応じて活用していきます。
【中野区】宝仙学園小学校 1年生 はじめてのiPad
5月9日。1年生にとって、待ちに待ったその日がやってきました。
この日からいよいよ、1年生は“自分のiPad”を手にして、毎日学校へ登校します。
ここまで、iPad導入説明会や父母会を通じて、保護者の皆さまと一緒に丁寧に準備を重ねてきました。
いざ手にしたiPadに――
「なにに使うのかな?」
「どんなことができるんだろう?」
と、胸をふくらませる子どもたち。
本校では「iPadは学びのための道具」と位置づけています。
けれど同時に、私たちはこうも考えています。
“子どもにとっては、すべてが学びである”と。
好奇心、探究心、時に失敗―。
そんな日々の体験すべてが、テクノロジーと向き合う力を育ててくれると信じています。
この1台のiPadが、子どもたちの世界をどう広げていくのか。
これからの日々が、とても楽しみです。保護者の皆様と協働して、丁寧に活用を見守っていきます。
【大田区】明正小学校 5年生 社会科の学習
5年生は、社会科で日本の国土について学習しています。子どもたちは教科書や資料集を使って日本の国土の範囲や形などについて調べ、分かったこと、もっと調べたいことをタブレットを活用してまとめています。自分で調べたり、友達と話し合ったり、主体的に学習を進めています。
【目黒区】碑小学校【3年生】図画工作
「春」をテーマにぼかし絵を描いていました。タブレット端末で写真に撮り、それを見ながら感想を書いていました。その間に絵は乾かせて、机を広く使うことができます。
【目黒区】碑小学校 3年生】理科
3年生から理科の学習が始まります。まずは校庭や校舎裏で春探し。春の生き物や植物をタブレット端末に記録していました。
【墨田区】錦糸中学校 授業レポート No.1
2024年12月2日に墨田区立錦糸中学校を訪問し、長塚雄也 先生と三浦隆 先生が担当する1年1組の数学「平面図形」の授業を参観させていただきました。錦糸中学校の1年生の数学は、定期考査ごとに習熟度別のクラスを編成していて、この日は5階の数学室で長塚先生、3階の数学室で三浦先生が授業をしていました。
どちらのクラスも自由進度学習で授業が行われていました。1年生の1学期に学習する教科書の最初の1章は一斉授業で学んで中学の数学に慣れてもらって、5月になって2章くらいから自由進度学習で学んでいるそうです。
5階の数学室の授業の最初では、長塚先生が授業のめあて「円の中心を作図しよう」と、自由進度学習で取り組んでほしい「めやすの学習内容」としてミッションと小テストとQubenaの3つの課題を電子黒板に映して紹介していました。
自由進度学習に入る前に、全員で3分間の確認プリントに取り組みました。その後で、「円の中心を作図しよう」に取り組むための確認として、長塚先生が電子黒板を使って弦と弧について確認の説明を全員に向けてします。
長塚先生が「いつも通り何も教えませんので、やってみてください。7分後に集合をかけます」と言うと、生徒たちは自由に席を移動して学び始めます。1人で取り組む生徒もいますし、3~4人のグループを作って学ぶ生徒もいます。生徒一人ひとりがどのように学ぶかを決めて、自由進度学習に取り組んでいました。
生徒たちが自分のペースで学んでいる途中で、長塚先生は「武器(=iPad)を使っていいよ」と言っていました。生徒たちが使っているロイロノート・スクールの中には、解説動画集が用意されています。生徒たちは、自分に必要な解説動画を少しずつ再生したり、戻って解説を聴き直したりしながら、円の中心を作図する方法を確認していました。
iPadで解説動画を聴きながら、プリントで問題を解いている生徒たちが多かったです。解説動画を聴きながら問題に取り組むときには、iPadとプリントを併用する方が便利だな、と見ていて感じました。
その後で、単元全体のスケジュールを電子黒板に映して、今回が単元「平面図形」の9回目の授業であることを示し、この日の「めやすの学習内容」を確認して、何をどのように学ぶのかを生徒たちに考えてもらいます。
単元全体のスケジュールには、「やったこと」と「ふりかえり」を書く欄があるので、授業の最後にふりかえりを行えるようになっています。単元を通じて毎回の授業で「何をどのように学ぶのか」を生徒が書き、その横に「やったこと」と「ふりかえり」を書いていくことで、学習の進度を自分で確認することができるようになっています。
プリントの内容に不安がある生徒たちに、長塚先生は円が描かれた小さいカードを手渡し、「コンパスも何も使わないで、円の中心を突き止めるにはどうする?」と別の課題を出していました。
コンパスや定規を使わずに、カードを折るなどの試行錯誤をして円の性質を捉えることで、垂直二等分線を作図すればいいことに気づくきっかけとしていました。
問題が解けた生徒たちや質問がある生徒たちは、長塚先生のところに集まってきます。長塚先生は黒板や電子黒板を使って生徒たちと話をしながら、「なぜ、そうなるのか?」という問いを投げかけていきます。長塚先生は授業の途中でも、「なぜかを説明できるようになってね。それが数学ですよね」と言っていましたが、こういう問いをみんなで考えていく場面が、自由進度学習のなかでもきちんと作られているのはいいなと思います。
電子黒板を使ってみんなで考えているときに長塚先生が「3個の点があって、2本の垂直二等分線があれば…?」と言ったら、一人の生徒が「中心が爆誕?」といまどきの中学生の言葉遣いで返していたのが、自由進度学習のなかで先生と生徒たちが一緒に考える関係性を表しているようで、いいなと思いました。
3階の数学室では、三浦先生が黒板に円の中心を作図する過程を解説した後で、自由進度学習に入っていました。取り組んでいる問題は、長塚先生の教えているクラスと同じ「円の中心を作図しよう」でした。
三浦先生は、「今日のところ、厳しかったら小テストに取り組んでください」と言っていました。生徒たちが自分のiPadで使うロイロノート・スクールには小テストがたくさん入っていて、自分の進度に合わせて取り組む小テストを決めることができるようになっています。単元・小単元をさかのぼって小テストに取り組むこともできます。
解き終わった小テストを、生徒たちはロイロノート・スクールで提出します。先生は授業ごとに提出箱を作るのではなく、小テストごとに提出箱を作っているので、生徒は自分が解いた小テストの名前がついた提出箱に提出することになります。この工夫もいいなと思いました。
5階の数学室へ戻ると、長塚先生の授業で最後にふりかえりを書いていました。ふりかえりのところにプリントで解いた問題をカメラで撮影して貼りつけて、その下にApple Pencilでコメントを書いている生徒もいました。
授業の最後に、この日の授業で学んだことのまとめを長塚先生が行っていました。自由進度学習ではあるものの、適切な箇所で全員に対して伝えたいこと、全員に確認しておいてほしいことを、先生が一斉に伝える場面があったのが印象的でした。
数学室の掲示板には、いま取り組んでいる単元「平面図形」で、「全員やること」と「プラスアルファでやってほしいこと」が掲示されていました。ロイロノート・スクールにアップしてある問題と、iPadでQubenaを使ってやってほしいものなどが並んでいます。
デジタルの教材だけでなく、数学室には入試問題も含んだプリント教材がたくさん用意されていました。
ロイロノート・スクールの資料箱と数学室のプリントと、デジタルとアナログの両方で生徒たちが学ぶ教材がたくさん用意されている環境が作られていることも、とてもいいと思いました。
【江東区】南砂小学校 カテゴリ:1年 プログラミングの出前授業
プログラボさんによる、プログラミングの出前授業をしていただきました。まずはタブレットに表示される説明通りにレゴを組み立てて行きます。できあがったロボットに思い通りの飾りをつけたあと、いよいよプログラミングをしてロボットを動かします。体育館に用意された地図どおりロボットを駅に停めたり、コンビニで停止させたり、ミッション通りクリアしていきます。動く速さや向きを自由自在にプログラムしながら、動かします。うまく動いたときにはあちらこちらから歓声が上がっていました。自分で先を読んで動かしていく楽しさを存分に感じられたようです。
【小平市】小平第十五小学校 学級会で、3年2組の花を作ることについて話し合いました。
板書でなく、ロイロノートを使って、画面を見ながら意見を出し合うことができました。
【小平市】小平第一小学校 【3年】ドローン体験
先日、FPV Robotics株式会社の方々に外部講師として来ていただき、
ドローン体験をしました。
スマホを使ってドローンをコントロールする体験では、ラジコンのように操作を楽しんでいました。
また、プログラミング学習と同じように、コンピューターに指示を出してドローンを目的地まで正確に動かす方法を班で考えました。どこを変更すれば指示通りに動かすことができるのか楽しみながら学ぶことができました。
市町村ごとの学校における教育の情報化の実態等調査結果 主要項目についての経年変化