【熊谷市】奈良中学校 文字を使った式(2年)2023/05/25
偶数と奇数に関する問題では、タブレットを使ってプリントに書き込んでいます。タブレットを持ち運んで教え合う姿には、新しい時代の授業を感じます。
【蕨市】武南高等学校 マサチューセッツ工科大のHPに掲載される!2023/05/18
マサチューセッツ工科大大学院のHPで、本校サッカー部OB近藤さんのドローンに関する研究発表が紹介されています。九州大学、マサチューセッツ工科大学への進んだ近藤さんは、現在、ボーイング社の協力を得ながら、マサチューセッツ工科大学の大学院でドローン研究を続けています。New algorithm keeps drones from colliding in midair
近藤さんの取り組んでいるのは、新しいアルゴリズムで、ドローンが空中で衝突するのを回避する研究で、実験場にたくさんのドローンを飛ばし、他の機に当たらないようにして目的地まで飛行する実験を行っているそうです。すでに、体育館程度の研究室段階では、衝突することはないそうなので、いづれは、屋外でドローンを飛ばし、変わりやすい自然環境、障害物、偶発的な出来事の予想される中でも無事に飛行できるのか試していくのだそうです。3年生の理系選抜コースでは、近藤先輩の記事を題材にして授業が行われていました。与えられたキーとなる単語の意味を手がかりに、生徒達は先輩の研究に迫ろうとしていました。生徒達からは、「武南にとてもすごい方がいらっしゃると知り、自分も何かに向かって頑張りたいと思いました。」とか、「自分のやりたいことを見つけ、それに対して全力を尽くせるのはすごいことだと思います。これからも研究がんばってください。」とか、同じサッカー部の後輩からは、「この記事に感動しました。」といった声がありました。
また、近藤先輩が、どんな受験勉強をしていたのか気になった生徒も多く、「部活もあった中でどのようなスケジュール、方針で勉強を進めていましたか?自分も秋まで部活を続けるつもりで、勉強もですが、部活も手を抜きたくありません。ぜひ教えていただければ幸いです。」と運動部の主将からの切実な質問もありました。近藤先輩がどのような学生生活を過ごし、受験勉強をしてきたのかは、こちらをご覧下さい。また、近藤先輩は2年前に、武南高校生で講演をしてくれたことがあるのですが、その時の様子はこちらになります。校長先生もよくおっしゃっているのですが、生徒達にとって、本物に触れる機会は大切です。世界の第一線で好きな研究に打ち込む先輩の姿はまぶしくもあり、打ち込める好きなことに出会えた先輩がうらやましくもあります。同じサッカー部の生徒が、英語で、"I look up to you. I think I want to get into my-first-choice university."と、感想を寄せてくれたのですが、3年という時期は、まず受験に集中して、そして、もし、先輩と同じことに興味を持つことがあれば、ぜひ、先輩と繋がって欲しいとも思います。武南で縦の繋がりを結ぶことができたなら…そんな願いを込めての濃い時間となりました。
【埼玉県】(埼玉新聞)母衝撃、突然学校から連絡「タブレット買って」…2023/05/05
県立高校で4月から1人1台タブレット端末の活用が始まった。タブレット端末の購入を公費とするか個人負担とするかは都道府県ごとに異なるが、県教育局は2021年12月に個人負担の方針を決めた。一方、生活困窮世帯などの支援団体には、入学を前に保護者から「個人で購入することを知らなかった」と思わぬ出費に戸惑いの声が多く寄せられたという。各校には購入が難しい生徒のための貸し出し用端末が用意されているが、22年度に先行導入した高校での貸し出し数はごくわずかだった。新年度から長女(15)が県西部の県立高校に入学した女性(41)は、タブレット端末の購入を3月下旬に入学資料で知った。どのような授業に使うのか、子どもの自由に使っていいのか、詳しい説明はなかったという。娘は学校を休みがちで入院も経験したためか、「夏休み前に学校で配布した」(県教育局ICT教育推進課)というリーフレットは手元に届いていない。小学生の息子も含む3人暮らしの母子家庭。生活保護を受けており、生活に余裕はない。高校に相談すると「基本は自分で用意してほしい」。自治体のケースワーカーからは「貸与があるはず」と言われて板挟みになり、約13万円のタブレット端末を購入。品切れで安価なモデルは選べず、通信費を含む月約4500円で4年間の分割払いだ。光熱費や食材費の高騰も家計に重くのしかかる。
【川越市】城北埼玉中学・高等学校 論理国語にてペアプレゼン『環境問題を考える上で大切なこと』2023.05.15
同じ文章を読んで、思いのままにプレゼンをするのですが、重なる話はなさそうです。読み解くことはそれぞれ異なるということですね。
【越谷市】明正小学校 6月20日(火) 表彰朝会 学校生活の様子
学期に2回ほど表彰朝会が行われます。今回は、人権作文と校外での活動(ピアノ)での活躍をたたえ、児童2名のの表彰を行いました。校長室で賞状を渡し、記念撮影です。様々な場面での子供たちの活躍、とても嬉しいです。教育委員会から教育指導員様が来校し、外国語と総合的な学習の時間の授業を参観されました。強弱に気をつけながらスピーチする様子、先生やALTと楽しく活動する様子、タブレット端末を駆使し、プレゼンを作成したり、思考ツールを活用したりする様子など、子供たちが主体的に学ぶ姿にたくさんのお褒めの言葉をいただきました。
【深谷市】正智深谷高等学校 3年生 情報モラルワークショップ2023年5月3日
5月2日(火)本日、3年生がLHRの時間に「情報モラルワークショップ」を実施しました。実際に世の中で生じているSNSトラブルについて、自らその原因や対策を考え、また共有することで、SNSトラブルを当事者意識とSNSを適切に利用する力を養うプログラムとなりました。生徒たちはあまりに身近な事柄である面からも、授業姿勢は真剣そのもの。大変良い学びの機会となりました。
【さいたま市】(教育ICTリサーチ)さいたま市立大砂土東小学校 授業レポート No.1(2023年2月2日)2023-03-10
2023年2月2日にさいたま市立大砂土東小学校を訪問し、天野翔太 先生が担当する3年4組の社会科「かわる道具とくらし」の授業を参観させていただきました。授業の最初にKahoot!のサイトを立ち上げて、昔の道具についての問題に取り組みました。1人で取り組む子だけでなく、複数人数でチームを作ってKahoot!に参加している子たちもいました。
子どもたちはKahoot!にログインしてニックネームを設定し、問題を解いていきます。出題された問題のなかには子どもたちが作問したものもあり、正解と1文字違いの選択肢がひっかけとして用意されていたりして、盛り上がって取り組んでいました。問題に取り組んだ後には、解説画面も表示されます。間違えてしまった子のなかには熱心に解説を読んでいる子たちもいます。Kahoot!を使ってゲーム形式にして楽しく知識習得を目指すことも大切ですが、正解・不正解による得点ばかり気にせず、解説をきちんと読むような雰囲気を作ることが重要だと思います。なかには、Kahoot!の結果画面や解説画面をスクリーンショットして保存している子たちもいました。それぞれにKahoot!を学びに活用している様子が見られました。この「かわる道具とくらし」の単元では、これまで「どうぐはどのように変化し、人々のくらしはどのように変わってきたのだろう」という問いについて、一人ひとりが自分で調べてわかったことをCanvaを使ってスライドにまとめていました。Canvaで作ったスライドはPadletにアップロードしてあるので、子どもたちは自分で興味があるスライドを選んで見て、「いいね」をつけることや、コメントを書き込むことができます。天野先生はコメントするときの注意として、「調べた内容についてコメントしようね」と言っていました。スライドの見た目のきれいさは、Canvaのようなツールを使えば簡単に実現できるので、そこで留まらずに調べた内容、まとめられている内容について読んで評価するように先生が伝えることが必要だと思います。また、クラスメイトが作ったスライドを見ながら「学習問題(=「どうぐはどのように変化し、人々のくらしはどのように変わってきたのだろう」)につながりそうなことがあれば、ノートにメモしてね。時間的に全部見られないかもしれないから、興味のあるものから見ていくといいよ」と天野先生は言います。Padletでクラスメイトが作ったスライドを見ながら、ノートにメモを書いている子たちもたくさんいました。しばらくみんなCanvaで作った作品を見ていましたが、Padletに書かれたコメントに名前が書いていないことが多かったので、一人の子が「みんな、名前をつけよう!」と言ってくれました。天野先生は「そうだね。ナイス!ありがとう」と答えます。子どもたちがPadletを学びに使うときにどういうところに気をつければいいのかを理解している様子が見られました。
子どもたちが自分でデジタルを学びに使うために必要なことに気づけるようになるには、こうした場面を何度も繰り返すことが必要だと思います。天野先生の教室では、子どもたち一人ひとりが自分にとって快適な場所で授業を受けられるようになっていました。今回の授業であれば、Padletでクラスのみんなが作ったスライドを見ることができ、それについてのコメントの共有ができるようになっています。だから、先生が常に授業の進行の中心にいなくても、子どもたちが学べるようになっているのだと思います。一人ひとりが自分のペースで、自分の興味関心に応じて、クラスメイトの作品を見てコメントを書いたり読んだりしているので、一人ひとりが自分にとっての快適な学び方を追求できるのかな、と感じました。だからといって、先生の役割が教室のなかにないわけではありません。教室のなかには先生のサポートを必要としている子もいるし、先生との対話から新しいアイデアを思いつく子ももちろんいます。そうした場面を、先生は教壇を離れて見つけに行くことが出来るようになったのだと思います。Padletを使って書かれたコメントのいくつかを、「“工夫”っていう言葉を使っている子もいるね」「今より昔の方がとっても大変だっただろうね」というふうに天野先生が紹介していきます。「学習問題の答えを書くために、どういうキーワードがあればいい?」と先生が訊き、5~6人を天野先生がまとめて指名します。一人発言したら、次に発言する子を指名していき、「昔の道具」「工夫」「知恵」「変化」「今」「未来」などのキーワードが挙がってきました。他にも、「たとえば」や「など」という表現が多く使われていたことも天野先生は確認しました。これらのキーワードや表現を使って、一人ひとりが「どうぐはどのように変化し、人々のくらしはどのように変わってきたのだろう」に答える文章を自分の言葉で書きます。この場面では、Padletでの入力以外の方法も認められていました。問いに対してまとまった量の文章を書くならば、ノートに書きたいという子もいます。そうした子たちは、ノートに書いて撮影し、最後にPadletに投稿することになっていました。最終的にPadletに投稿するのは、クラス内で全員で読み合うことができるようにするためです。今回の授業での問い「どうぐはどのように変化し、人々のくらしはどのように変わってきたのだろう」を考えるために、前にした七輪体験のときのPadletを見直している子もいました。Padletはみんなで同時に読み合うだけでなく、過去にみんなで書いたことを見直すためにも使うことができていました。
天野先生は、「文の長さよりも、中身!」「推敲してごらん」と子どもたちを励まします。10分くらい書く時間をとってから、みんなで同時にPadletに投稿しました。同時にずらっと並んだ文章を読んで、天野先生は「他の人が書いたのを読んでみて、新しいキーワードあったかな?」「この人の、すごくまとまってるな、というのも教えて」というふうに子どもたちに伝えていました。Padletをはじめ、デジタルの良さは一度提出したものをもう一度書き直すことができることです。他の人の書いたものを読んで、新しいキーワードを見つけた子は、それを入れてまた文章を直し、再提出することもできます。こうした活動が入ってくることによって、問いにより深く取り組むことができるようになると思いました。
【新座市】立教新座中学校・高等学校 中学2・3年生「理科」で研究発表2023/03/08
中学2年生「理科2」と3年生「理科I(生物)」の授業で、それぞれ3学期に学んできた「気象現象」と「放射線、エネルギー問題」に関する課題に取り組むプロジェクト型学習を実施、クラスで発表会を行いました。
【上里町】上里中学校 2年生学び合い学習2023/03/02
2年生の社会科の授業ではタブレットを活用した学び合いをしています。
課題を解くために必要な資料を自分たちで調べ、得た情報をもとに話し合いを進めています。
【行田市】南小学校 3年・ICTを活用した授業(3/3)2023/3/3
3年生は、社会科の学習で「地域」(家の周りから市内程度)を学んでいます。その中で、秩父鉄道の行田市駅があるという学習をしました。その後、地図帳を広げ、秩父鉄道の行田市駅を見つけ、どこからどこまで走っているかを確認しました。なかなか見つけにくいので、教師が児童の地図帳をタブレットで撮影し、大型モニターで映し出し、赤線でなぞるやり方で説明し、全員が理解することができました。4年生の埼玉県の交通網の学習につながる学びとなりました。
「大きく映す」ことが、ICT活用の利点の一つです。このように、日常的にICTの活用が図られ、教科の目標を達成できるようにしています。
市町村ごとの学校における教育の情報化の実態等調査結果 主要項目についての経年変化