【高知市】城東中学校 公開授業(6月24日)
3年生の保健体育の授業で感染症の起こり方と予防方法を理解し、万全な状態で入試を迎えるにはこれから自分はどのようなことに気をつけ、行動すべきかを考えました。試験日に備えた行動や対策を実行してもらいたいと思います。
【四万十町】窪川高等学校 公開授業
高知県の新規採用の先生方は、年間を通して様々な研修があります。
その研修の一つが「公開授業」です。
公開授業では、他教科の先生方や指導担当の先生に授業を見ていただき、フィードバックを通じて授業改善を図ります。
先日、窪川高校では新規採用の古川先生が「地理総合」の公開授業を行いました。この授業ではICTを活用し、「窪川へ来た観光客へおススメの観光スポットや飲食店のマップを作成しよう」というテーマで実施されました。
現在、窪川高校はDX(デジタルトランスフォーメーション)ハイスクールの指定を受けていますが、数年後には誰もがDXを意識することなく、デジタルの技術の利用が当たり前になっていることでしょう。
以上、新しい風が吹く三年坂よりお送りしました。
【宿毛市】篠山小・中学校 雨上がり
昨日はよく雨が降り、校庭の紫陽花が色づき始め、畑の野菜もぐんぐん育っています。前回の強風で畑の支柱は強化されたので、今回はばっちり大丈夫でした!(^^)!
今日もたくさんの輝く瞳☆彡が見られました。今月は家族参観日を予定しています。ぜひ、各教科で学習する篠南っ子の様子を見ていただきたいと思います。
GIGA第2期に向けChromebook8936台を共同調達~LTE通信対応・バッテリー稼働は10時間以上~
高知県教育委員会はGIGAスクール構想第2期に向けて、県内12自治体の公立小中学校で利用するChromebook8936台を共同調達するため公募型プロポーザルを3月24日に公示した。
端末の共通仕様として、コンバーチブル型でBluetooth接続でない日本語JISキーボード、本体に格納・充電可能なUSIペンを付属。LTE通信に対応し、バッテリー稼働時間は10時間以上とした。キッティングはMDMの設定と学校のネットワークへの接続がなされ通常使用できる状態で完了とする。
【四万十町】窪川高等学校 高知開成専門学校1日体験入学
6月13日(金)に、1年生が高知開成専門学校の1日体験入学に行きました。
午前中はIT関連企業の見学を行い、午後は高知開成専門学校の1年生と一緒にプログラミングの授業を体験しました。この取組はDXハイスクールの一環として実施され、生徒たちは真剣に話を聞き、自身の進路選択の幅を広げる貴重な機会となりました。
今後もこのような取り組みをしていきたいと思います。
【宿毛市】篠山小・中学校 おは・なーし屋さん
4年生は「おは・なーし屋」さんをお招きし、絵本に親しみました。
ユニークな絵本、国語科で学習する内容に関連した絵本など、輝く瞳☆彡で聞いていました。とても楽しかったそうです。次回は中学生もお願いしたいと思います。
中学生は、合同で行う学習もありました。左の写真は、目をつむって正しいと思う答えに挙手している様子です。居眠りしているのではありません(^_^;)中学生も、驚きあり、笑顔あり、真剣さありの輝く瞳☆彡で過ごしました。プールのクッションマットも設置できたので、いよいよ水をためていきます。
【土佐清水市】清水高等学校 環境教育講演会
6月3日(火)に、黒潮実感センターより神田優氏を講師としてお招きし、海洋ごみの実態やその影響をテーマに講演を行っていただきました。
ワークショップでは、実際に柏島の砂を持ってきていただき、小さな貝殻や砂の中にプラスチックごみが紛れている様子を、顕微鏡を用いて観察しました。普段使用している歯磨き粉などにもマイクロプラスチックが含まれていることなど驚きの情報もあり、生徒の感想では「普段の生活から気を付けないといけない」という声が上がっていました。
【須崎市】明徳義塾中学・高等学校 スポーツ×DX(ゴルフ)
5月17日、高知工科大学のPBL(地域課題解決型授業)連携として、本校ゴルフ部が出場した「高知県ジュニアゴルフ選手権(パシフィックゴルフクラブ)」で競技中のデータを初めて本格的に収集・解析する取り組みを行いました。
試合でのスタートスイングを高知工科大学の学生が撮影し、各選手の癖やスイングの傾向を技術的に分析。
また、測定器を装着しスタートから終了までの心拍数データも収集。
この日は大雨の影響でスタートが4時間遅れるという珍しいケースになりました。三木先生は「こういう不規則な状況も試合本番ではあり得る。今日の結果がどう出るか楽しみ」と話していました。
一方、別日には生徒がバッグを背負って18ホールを撮影。運動量は「サッカー選手並み」との分析結果も出ました。ゴルフが持久力と集中力を要する競技であることが、改めて浮き彫りになりました。
細かな分析と科学的アプローチが、選手たちの成長を一歩先へと導くれることでしょう。
【高知市】城東中学校 3年保健体育の公開授業がありました。
体つくり運動の単元でした。今年度の自分の体力テストの記録から、健康の保持増進や体力の向上を目指し、自分の運動計画を立てていました。どのような計画を立てたのでしょうか。
【高知市】岡豊高等学校 生徒が一人でも授業を開講 遠隔授業の先進的な取り組み
高知県立岡豊高等学校 教育センター分室(遠隔授業配信センター)
高知県では、中山間地域などの小規模な高等学校などを対象に遠隔授業を実施している。授業を受け持つのは、高知県立岡豊高等学校 教育センター分室(遠隔授業配信センター)の専任教員だ。全国からも視察に訪れる同センターでは、『InterCLASS®Cloud』を通じて一人一人の生徒に寄り添った遠隔授業を行っている。
小規模校などを対象に専任教員が遠隔授業を実施
高知県遠隔授業配信センターの一室。同センターの加藤大輔先生の視線の先には、「情報Ⅰ」の遠隔授業を受ける高知県立室戸高等学校の1年生の生徒たち。2進数や16進数の計算を、対面の授業と同じように電子黒板を使いながら、画面の向こうにいる生徒に説明する。もう一つの大きなモニターに映し出されるのは、生徒が授業で使っている Chromebook™ の画面を一斉に表示する授業支援ツール『InterCLASS®Cloud』(インタークラス クラウド)の画面だ。
加藤先生は現在、室戸高等学校を含む高知県内の3つの高等学校で情報の遠隔授業を受け持っている。各授業の生徒数は7人から17人。それでも遠隔授業としては多い方だと、同センター副校長の宮地誠也先生は話す。
高知県では人口減少に伴い、中山間地域の小規模校で生徒数の減少が著しく、教員の配置が限られることが課題となっていた。「都市部の大規模校と違って、小規模校では大学受験に必要な科目を対面授業で開講することが困難な場合があります。地理的条件や学校の規模に左右されず、大学への進学など多様な進路希望を実現できる教育環境を整備するために、高知県では早くから遠隔授業に関する検討や研究を進めてきました」(宮地先生)
高知県で遠隔授業の具体的な取り組みが始まったのは2015年のこと。文部科学省研究事業の一環として、最初は本校から分校、続いて同一町内の2校と、学校間をつなぐ遠隔授業の実証が3年間行われた。2018年から翌年にかけても同省の研究事業を受託し、研究が進められた。
2019年には、高知県教育センターの中に「遠隔教育等を担当する次世代型教育推進部」が設置され、同センターと中山間地域の高等学校に遠隔教育システムを整備。教育センターの指導主事などによる遠隔での補習授業が始まった。さらに翌2020年には、教育センター内に「高知県立岡豊高等学校 教育センター分室(遠隔授業配信センター)」を設置。管理職を含めた専任教員を配置し、補習だけでなく、単位認定を伴う遠隔授業が同年度から開始された。
『InterCLASS®Cloud』で生徒の進度に合わせた指導
『InterCLASS®Cloud』を大画面に映し出すことで、生徒の課題の進捗状況を一覧できる。
『InterCLASS®Cloud』を大画面に映し出すことで、生徒の課題の進捗状況を一覧できる。
2024年度の遠隔授業は、高知県内の高等学校14校、267人の生徒を対象に延べ39講座、週109時間が実施されている。その中には生徒数1人という遠隔授業も少なくない。現在は非常勤を含めて11人の先生が、教育センター内の4つの配信スタジオから遠隔授業を行っている。
遠隔授業を開始した当初はビデオカメラと電子黒板、プロジェクターを用いてテレビ会議のような形式で遠隔授業を行っていたが、高等学校における1人1台端末の環境整備により、高知県では2022年に県立高等学校の全生徒に Chromebook が配布され、Google アカウントを介した生徒とのやり取りが日常的に行われるようになった。情報Iの遠隔授業が開始された2023年10月には、『InterCLASS®Cloud』のために31・5型の大画面モニターが追加された。モニターが大きくなったことで、先生は生徒全員のパソコンの画面が格段に確認しやすくなった。
『InterCLASS®Cloud』の利点について加藤先生は、「生徒を個別に指導できるのがありがたい」と話す。「情報の授業では、文字を打つのが速い生徒と遅い生徒がいるなど課題に対する進度がまちまちですが、誰がどのような状況かを一つの画面で確認することができます。ある生徒には遅れをフォローしたり、別の生徒にはさらに進んだ課題を出したりと、個々の生徒に合わせた対応ができます。私にとってはたいへん使いやすいツールです」(加藤先生)
遠隔授業の実現に必要な環境の継続的改善と運用ルール
高知県では早くから遠隔授業に取り組んできたこともあり、遠隔授業配信センターには全国から多くの人が視察に訪れる。現在では普通に行われている遠隔授業も、当初は苦労が絶えなかったと宮地先生は振り返る。
「遠隔授業を始めるに当たっては、遠隔教育システムの機器選定・設置も大切ですが、それ以上に各学校における遠隔授業への理解が大切です。当時、私は教育センターの一員として配信先のすべての高等学校を回り、遠隔授業を行う意義や利点について丁寧に説明しました。また、教員には遠隔授業で生徒にどう教えれば良いかというノウハウがありませんでした。現在は対面授業においても Chromebook や『InterCLASS®Cloud』が使われている上、遠隔授業では Google フォームなどを用いて生徒の理解度を確認したり、1人1台端末の画面を見ながら演習の様子などを見取ったりしています。こうしたノウハウを教員間で共有し、改善を続けています」(宮地先生)
遠隔授業の実施を検討している他県の学校や教育委員会に対して、宮地先生は提案する。「各県の状況に合わせて、システムや機器環境を含めた環境の改善を継続的に行う必要があります。そのためには、現場の教員が意見や要望を発信して、教育委員会に伝えて要望を予算化するという手順が重要です。また、高知県では遠隔授業配信センターと各学校との連携を円滑にするため、運用のルールを細かく設定しています。遠隔授業が円滑に行われるよう、想定される不具合を事前に取り除くことが大切だと思います」(宮地先生)
※Chromebook は、Google LLC の商標です。
市町村ごとの学校における教育の情報化の実態等調査結果 主要項目についての経年変化