【防府市】防府高等学校 【1年生】 「情報Ⅰ」の授業で"防府高校に新しい風を"
1年生の「情報Ⅰ」の授業では、タブレット端末を活用した問題解決の実習を行いました。テーマは「防府高校に新しい風を吹かせよう」。入学から1か月が経過し、学校生活の様子が見えてきた今、自分たちの目線で学校をより良くするための提案を考えました。
グループはくじ引きで決定し、ICT(情報通信技術)を活用しながら、アイデアの発案・整理・発表までを2時間の授業内で実施。
学習に集中できる環境の整備、SNSを活用した情報発信、体育館への渡り廊下の設置といった提案が生まれ、生徒たちは柔軟な発想力とチームでの協働を通して、積極的に課題に向き合いました。
ICTを活用して自ら考え、発信する力を養うとともに、防府高校をより良くしたいという前向きな姿勢が多く見られました。生徒たちの提案が、将来本当に“新しい風”を吹かせてくれることを期待しています。
県内すべての公立中学校に生成AIを導入~県・19市町連携での全校導入は全国初~
山口県教育委員会は「生成AIを活用した家庭と学校の学びの好循環創出事業」において、県内すべての公立中学校153校の生徒・教員約3万3000人を対象に学校向け生成AIサービス「スタディポケット」を2025年5月から導入。県教育委員会と19市町連携での全校導入は全国初。
2024年度にモデル校7校で生成AI・学習アシスタントアプリの実証を行い、一定の効果が得られたことから、全校展開へ移行。「直接答えを教えない」生成AIにより、日々の授業の疑問の解消、学び直し、問題解決の方法や考え方の習得につなげる。
【山口市】宮野中学校 全国学力・学習状況調査
4月17日(木)ニュースでも流れましたが、本日は宮野中でも「全国学力・学習状況調査」というテストがありました(ニュースは他校でしたが)。対象は3年生で、1、2年生は山口県確認問題というテストでした。CBTといってタブレットを使ったテストで、昔とはひと味違うテスト風景です。
山口県教育委員会 令和6年度ICTを活用した児童生徒等に対する指導の充実
(企業等と連携したICT人材育成のための指導の在り方に関する調査研究) 取組概要
(事業の目的)
⚫ ICT関連業種や事務的な業種、在宅で勤務できる業種等を中心に、特別支援学校在籍生徒の就職先の
拡大を見据え、関係者間の連携体制を構築するとともに、多様な職種、業務内容に対応できる職業教育、
進路支援の一層の充実に資する。
(事業の目標)
⚫ 特別支援学校在籍生徒がICTを活用したデザインやホームページ制作、Web上のコンテンツ作成等に関
する知識・技能を習得するための教育プログラム及び教材を開発し、活用できるようにする。
⚫ 関係企業と連携し、ICTを活用したデザイン等に関する職場実習を計画的に実施できる体制を構築する。
⚫ ワークショップや技能コンテストの開催等により、ICTを活用したデザイン等に関する生徒の興味・関心を高
め、裾野を広げる。
【山口県教育委員会】
研究協力校
山口県立山口南総合支援学校
(視覚障害、知的障害、肢体不自由、病弱)
山口県立豊浦総合支援学校
(知的障害、病弱)
山口県立萩総合支援学校
(知的障害、肢体不自由、病弱)
取組概要
【本県の職業教育、進路支援に関する現状】
○ 本県では、特別支援学校在籍生徒の進路実現に向け、より専門的な職業教育を行う「就業実践科」の県立特別支援学校4校への設置、産業現場等における実習や「きらめき検定(山口県特別支援学校技能検定)」の実施、関係機関との連携等により、将来の職業生活等で必要となる知識・技能の習得や、人間関係形成能力・コミュニケーション能力等の向上に努めている。特別支援学校高等部卒業生の就職状況について、区分としては、製造・加工等の「生産工程従事者」や「運搬・清掃等従事者」の割合が高いのに対し、「事務従事者」の割合が低い傾向にあり、事務関係業種への就職実績が少ない。
○ 近年の産業構造の変化等により、特別支援学校高等部卒業生の就職先においても、一定程度のICT活用に係る知識・技能が求められるようになるなど、多様な職種や業務内容に対応できる職業教育の一層の充実が課題となっている。
○ また、県教委の主催で毎年開催している「特別支援学校職業自立・進路指導推進協議会」において、企業関係の委員より「近年のSNSの普及等の影響で、本県の情報関係企業においてもデザインや動画作成等の受注が増えている状況であり、いわゆる「オフィス系(Word,Excel,PowerPoint等)」の内容に加え、それらの知識・技能を特別支援学校の生徒が身に付けることができれば、事務関係業種への就職者数の増加につながるのではないか。」との意見があった。
○ 加えて、特別支援学校在籍生徒の障害の状態や、就職希望先が多様化してきており、学校によってはより専門的な知識・技能を有する職種への就職を見据えた教育活動のニーズが高まっているが、現時点でそれらに対応した教育プログラムや教材等は準備できていない状況である。
○ 近年、全国的に在宅勤務(テレワーク)が増加しているが、現時点で本県の特別支援学校高等部卒業生で在宅勤務を行っている者はほぼいない状況であり、在宅勤務を視野に入れた職業教育や進路支援の推進、学校への理解啓発も課題である。
【教育プログラム及び教材の開発】
○ どの障害種にも対応できるような教育プログラムの開発をめざす。
○ 授業の中で活用しやすい教材(ワークシート等)を作成する。
○ 使いやすさ、アクセスのしやすさに鑑み、山口県教育庁特別支援教育推進室のWebページやYouTubeチャンネルで公開する。
【ICTを活用したデザイン等に関する取組】
○ 「やまぐちICTデジタルアートコンテスト」を主催し、生徒のデザインに関する興味・関心を高める。
○ デザインに特化した講師を招聘し、ワークショップを開催することで、生徒の興味・関心や教員のICTスキルを高める。
【遠隔職場実習の実施】
○ 特別支援学校と企業をつなげる取組を通して、遠隔職場実習を実施できる体制を構築していく。
○ 特別支援学校の教員に向けて情報を発信することにより、「生徒の可能性を広げる進路指導」を充実していく。
○ CSの連携・協働体制を生かし、障害・障害者理解を促進していく。
【下関市】本村小学校 学校探検(生活科1年)
5月14日(水)の3校時、3・4年生が図画工作科に没頭していたころ、1年生は生活科で学校探検をしていました。今回はタブレットで撮影しながらの探検です。写真は3階の和室を探検しているところです。本村小学校のことがどんどん分かってきています。
市町村ごとの学校における教育の情報化の実態等調査結果 主要項目についての経年変化