佐賀県 統計分析課 令和7年度九州・沖縄ブロック「佐賀県統計教育指導者講習会」
佐賀県立唐津東中学校 『身近なデータとICTを活用した統計教育の実践事例』
小学校、中学校、義務教育学校及び高等学校等における、授業の実践事例の紹介及び授業づくりの提案並びに教材体験のワークショップ等を通じて、統計教育に関する授業づくりのポイントや授業で使える教材・ツール等について学びます。
【鳥栖市】麓小学校 はじめてのタブレット端末
鳥栖市の公立小中学校の子どもたちにはタブレット型端末の貸与されています。小学1年生から中学3年生の全員がタブレット型端末を使って学習しています。今日は1年生の子どもたちが6年生のお兄さんお姉さんに助けてもらいながら、初めて学校のタブレット型端末を操作しました。
佐賀県教育委員会 令和7年度E コネクト事業に係る授業の撮影・編集業務委託仕様書(案) 入札
1 目的
小中高において1人1台端末を活用した授業を撮影し、編集した授業動画を SAGA E コネクトで
共有することで、県内におけるICT 活用教育の推進と1人1台端末の日常的な活用を進める。
2 業務内容等
(1)業務の名称 令和7年度E コネクト事業に係る授業の撮影・編集業務
(2)業務内容等
① 撮影を行う日程及び会場
・令和7年6月2日(月)~令和8年2月27日(金)の期間のうち10回
・佐賀県内の小学校、中学校、高等学校のうち10か所〔内訳は授業者が決まり次第連絡〕
② 撮影・編集を行う内容
・スーパーティーチャーやエリアリーダー等の公開授業(45分もしくは50分)を撮影するこ
と。撮影にあたっては教師、児童生徒の双方を行い、教師の指導場面と児童生徒がどのような
動きをしているのかが把握できるようにすること。
・児童生徒の1人1台端末や電子黒板の画面を必要に応じて撮影すること。
・授業後、教師や児童生徒の数名へインタビューを行い、1人1台端末活用のポイントや良さを
伝えるインタビュー動画も撮影すること。
③ 編集について
・デジタル教科書やICT 機器を活用した模範的な授業を撮影し、一つの授業を10 分程度の映像
にまとめた動画を10本作成すること。また、必要に応じてテロップ等を入れること。
④ その他
ア)撮影に係る機材や人員等の準備について
・撮影に係る機材(ノートパソコン、カメラ、配線、電源アダプター、モバイルバッテリー、三
脚、通信機器、延長コード、その他配信に関わる機材等)は全てを予算内でまかなうこと。
・合わせて、撮影者は必要人数をまかなうこと。
イ)撮影・編集について
・ビデオカメラ3台以上で撮影し、そのうち1台は教師を中心に撮影すること。
・教師にピンマイクをつけるなどして音声を鮮明にすること。
ウ)事前準備について
・本番の撮影に向けて、関係者等と打ち合わせを行うこと。
・必要に応じて撮影場所の事前チェックや事前テストなどを行うこと。
エ)その他
・業務にあたっては、常に安全確保に必要な措置を講じること。
・業務にあたって、既存の設備、備品等を移動させた場合は、受託者の責任において原状を回復
すること。
・業務にあたって、既存の設備、構造物、備品等に損傷を与えた場合は、受託者の責任において
原状を回復すること。
・上記以外に本業務に係ることについては、佐賀県教育委員会事務局教育 DX 推進グループと
協議して行うこと。
・全て業務終了後、完了報告書を提出すること。
・教科書やデジタル教科書の画面の映り込みなどに注意し、著作権を害することがないように
すること。
・児童生徒の撮影の許可について確認すること。
・個人の特定を防ぐために、名前札や教科書ノートの記名などがわからないようにすること。
(映りこんでいる場合は、ぼかし等を入れる。)
3 業務期間 令和7年6月2日(月)~令和8年3月31日(火)
4 納品について 編集後の完成した映像データを公開授業日から40日内に提出すること。
5 契約の方法 一般競争入札
6 支払方法 完了
【武雄市】東川昇小学校 3年生 総合 活動の見通しをもちました。
3年生 総合 活動の見通しをもちました。
【上峰町】上峰小学校 そろばん_3年生
3年生が算数の時間に「そろばん」を使って学習をしていました。今は家にあるところが少ないと思います。今回初めて触ったという子もいると思います。始めてなので、仕組みに慣れるまでが大変そうですが、タブレットPCでそろばんアプリを併用しながら学習を進めていました。
職員室まえのろう下には、学童美術展の入賞作品を掲示させてもらっています。学校に来られた時にご覧ください。
【白石町】白石高等学校 「総合的な探究の時間」×「英語コミュニケーションⅡ」のICT機器を活用した教科横断的学習
普通科2年生では「総合的な探究の時間」と「英語コミュニケーションⅡ」の授業の内容を組み合わせた教科横断的な学習に取り組んでいます。「総合的な探究の時間」においては生徒の興味・関心に合わせて、地域課題のみならず様々な領域で問いを立て、STEAM教育を推進しています。その取り組みをICT機器を利用しながら英語で表現する活動を行っています。生徒たちは各自の英語力に合わせてプレゼンテーション動画を作成したり、グループや学級全体で発表したりすることによって個別最適な学びと協働的な学びの一体化に挑戦しています。
タブレットPCを使ってグループ内で発表します
グループ代表は電子黒板を使って発表します
オンライン英会話等で使うヘッドセット、タブレットPCを使ってナレーション付きのプレゼンテーション動画を作成します
【武雄市】東川昇小学校 今日は6年生がタブレット端末を使って、たくさんの質問に答えていました。
読むスピードも答えるスピードも速いです。
【基山町】【GIGAスクール】家庭での一人一台端末の活用について
家庭での一人一台端末の活用について
基山町では、一人一台端末(GIGAスクール端末)を家庭に持ち帰って、授業や家庭学習、学校と連絡、ドリル学習などでの活用に取り組んでいます。
学校では子どもたちに端末使用の際にルールを守って、正しく使うように指導していきますが、以下の点についてご家庭でも確認をしていただき、貸し出された端末や家庭にある携帯等でインターネットやSNS等でトラブルを起こしたり、巻き込まれたりしないようお声掛けをお願いします。
学習について
eライブラリアドバンスを用いた学習課題の配信
基山町教育委員会では学力向上のためドリル学習ソフト、eライブラリアドバンスを全児童生徒に対して無償で提供しています。
学校ではこのeライブラリアドバンスを活用し、学習課題を配信し、オンラインで子どもたちはドリル問題を解いていきます。すぐに答え合わせができ、何度も繰り返して行うこともできます。配信されていない問題についても、個人のペースで先まで学習を行うこともできます。
オンライン教材の利用
学校内で利用した学習教材(e-boardやscratch,figjamなど)についても利用可能となります。自主学習にぜひ役立てましょう。
基山町教育委員会ホームページに「まなびのサイトの紹介」をしております。自分にあった学習教材をみつけ、自分に合った学習方法で学習を充実させましょう。
まなびのサイトの紹介~小学校編~
https://www.town.kiyama.lg.jp/kiji0032738/index.html
まなびのサイトの紹介~中学校編~
https://www.town.kiyama.lg.jp/kiji0032741/index.html
家庭で端末を利用する際の注意点
タブレット端末は宿題や授業の予復習等、学校との情報連絡、調べ学習で使用します。学習に必要のないサイトに接続しないようにしましょう。インターネットを利用する際は下記注意事項やマナーをしっかり守ることが大切です。また、健康にも配慮して、30分ごとに休憩を入れたり、寝る1時間前の利用を控えるなど、利用する時間帯は家庭で設定しましょう。
【文部科学省】端末利用に当たっての児童生徒の健康への配慮等に関する啓発リーフレット
ご家庭で気をつけていただきたいこと(保護者用)(PDF:193.3キロバイト)
タブレットを使うときの5つのやくそく(児童用)(PDF:147.2キロバイト)
タブレットを使うときの5つの約束(生徒用)(PDF:134キロバイト)
タブレット使用時の約束
・使わないときは必ずカバーを閉じる。(閉じる際にペン等を挟まないよう注意してください)。
・端末の近くに熱いものや、水や飲み物などは置かない。
・端末を落ちそうなところや踏まれそうな場所には決して置かない。
・端末を持ったまま走らない。
・タブレット専用ペンを家庭で準備された場合、使用してよいが、専用ペン以外は使用しない。
・端末を磁石の近くに置いたり、近づけたりしない。(端末が故障するため)
・設定変更や改造はしない。
・必要以上に家庭から待ちださず、紛失・盗難にも注意する。
インターネットの利用について
学校のタブレットパソコンだけでなく、個人の端末やスマートフォンでも、マナーを守って使用しないとトラブルにつながります。安全に利用できるように気をつけましょう。
インターネットを利用する場合のマナー
・自分や家族、友達や先生についてなど、学校や習い事、自分や他人の個人情報のアップロードや入力をしない。(写真や動画のアップロードや、名前、住所、生年月日、個人を連想させる文章などを入力しない。)
・レポート作成や発表準備のため友達と共同作業を行い交流する場合は、相手を傷つけたり、相手が嫌がったりするような書き込みは絶対に行わない。
学習に関係のないサイトに接続および書き込み投稿の禁止
・貸与されている端末で、動画サイト、SNS、ネットショッピング、ブログやまとめサイトなど学習内容に関係のないサイトに接続しない。(インターネットは便利ですが、誤った情報や悪意のある情報もあふれています。)
・不審なサイトやリンクを絶対に開いたりしない。(トラブルのもとやウイルス感染などにもつながる可能性があります。)
・勝手にアプリケーションのダウンロードや使用することはしない。(ウイルス等の被害が及ぶと、先生や友達が作ったファイルをすべて破棄しなければならないなどの可能性もあります。)
カメラの使用について
学習活動でカメラを使用する場合もあるかと思います。カメラを利用する場合は以下の点に留意するようにしましょう。
・カメラを使用する場合は、写真や動画に写る人物、道具や持ち物、撮影場所に気をつける。
・人物を撮影してよいか必ず相手に許可をもらう。
・必要のない写真や動画は、必ず削除する。
・撮影した写真や動画は学習にのみ使用する。(別の端末に保存したり、アップロードしたりしない。)
【武雄市】佐賀県武雄市の事例:全11校の公立小学校でスマイル学習を実施
全国に先駆けて反転授業を導入したのが、佐賀県武雄市です。同市では、2014年には児童生徒1人1台端末を実現し、「人工知能に代替されない創造性」「コミュニケーション能力」「協働的問題解決能力」といった21世紀型能力の育成を図ってきました。
また、同年から「スマイル学習」と呼ばれる反転授業を実践。スマイル学習では、自宅でタブレット端末を使って動画視聴することで予習を行い、学校の授業では教え合い・話し合いの活動を中心に行います。導入から約3か月間、授業後に実施したアンケート調査では、「授業はよくわかりましたか」という質問に対して「よくわかった」「どちらかと言えばよくわかった」の合計が94%に達し、「よくわからなかった」「どちらかと言えばよくわからなかった」は6%にとどまりました。ほかにも、「スマイル学習を行うと、普段より授業が楽しいですか」という質問には、43%が「とても楽しみ」、27%が「楽しみ」と回答しており、学習意欲に良い影響を与えていることがわかります。
【鳥栖市】田代中学校 中学生が日本の魅力を留学生に伝える授業
佐賀県鳥栖市の中学校で生徒たちが日本の魅力を留学生に伝える授業が行われました。
鳥栖市の田代中学校では3日、2年生の生徒たちが「装い」や「食べ物」、それに「方言」というテーマで調べた日本の魅力について、ネパールやベトナムからの留学生40人を前に発表しました。
このうち、「装い」のテーマでは、生徒たちが和装について「日本の伝統と文化を感じさせます。振り袖は長い袖が特徴で、成人式のお祝いでたくさんの女性が着ます」と説明しました。
また、「食べ物」について調べた生徒たちは、雑煮の写真を留学生に見せながら説明し「新しい年の豊作や安全を願って正月に食べます。昆布やかつお節でだしを取り、地域によって味に特徴があります」と説明していました。
授業のあと、ネパールの留学生は「九州や佐賀のことば、いろいろな食べ物について教えてもらい楽しかったです」と話していました。
「装い」について伝えた女子生徒は「和装は日本でしか着ることができないので、その魅力をたくさん伝えることができました。笑顔でうなずいてくれたのでよかったです」と話していました。
市町村ごとの学校における教育の情報化の実態等調査結果 主要項目についての経年変化