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山田中学校 生徒が主役の授業をめざして(美術)
3年生の美術では、「素材のもつ特性を感じながら、刻印の構成を生かして作品を作る」ことを目標にデザインを考える授業でした。刻印の押し方について動画を見せ、生徒は端末(タブレット)を利用して、刻印の画像を移動させたり、回転させたりしながら組み合わせを考え、デザインを作成していました。中学校で最後に作る思い出の卒業記念品になりますね。
生きるのがしんどいときは「かくれてしまえばいいのです」小中学生のタブレット端末に「第三の居場所」を導入
ウェブ空間を活用し子供の自殺者を少しでも減らす取り組み
実際に小中校で導入
2024年9月、都城市は公立小中学生およそ1万4000人のタブレット端末に『かくれてしまえばいいのです』を導入した。
都城市の公立小学校で貸与されているタブレット端末。スタート画面からアイコンをタップするだけで、すぐに『かくれてしまえばいいのです』にアクセスすることができる。
サイト内にアバターで入ると、つらい気持ちなどを書いた手紙を不思議なキャラクターが食べてくれる部屋や、AIが気持ちに寄り添った返事をしてくれる「ロボとおしゃべりコーナー」など、9つの部屋に出入りできる。
匿名・無料で24時間利用でき、そのアクセス数は、平日、都城市から毎日200人以上。多くが児童・生徒と見られている。
都城市教育委員会 黒田勝彦指導主事:
学校生活アンケートを取っているが、「まあまあ楽しい」とか「あまり楽しくない」という子供が比較的見逃されがちだと思う。まさしくそういう子供たちにとっては、ふらっと訪れてほっかりできるいいコンテンツじゃないかなと。
都城市教育委員会 児玉晴男教育長:
『かくれてしまえばいいのです』の存在と入口をきちんと示してあげることが大事だと思う。
自身の役割についてこう話すのは、都城市教育委員会の児玉晴男教育長だ。
35年前の痛ましい事件をきっかけに…
独自の取り組みで子供たちの心のケアに力を入れる宮崎県都城市。きっかけとなったのは、35年前に起きたある事件だった。
1990年8月、都城市の住宅で、中学3年生の少年3人が「生意気だ」という理由で小学2年生の男の子を暴行。何度も畳の上に投げつけられた男の子は命を落とした。この事件は都城市教育委員会に大きな衝撃を与え、二度と繰り返されることがないようにと、歴代の教育長たちの間で引き継がれてきたという。
都城市教育委員会 児玉晴男教育長:
自殺とは違うが、やはり命を大切にする教育を、先生たち、子供たちに真正面から受けてもらわないといけない。
SOSの出し方、命の大切さを考える教育
現在、都城市では『かくれてしまえばいいのです』だけでなく、SOSの出し方や、市独自の命の大切さを考える教育にも取り組んでいる。
児玉教育長は、子供たちの生きづらさを減らし、心と命について考えてもらうことが、自分だけではなく他人を尊重することにつながるのではないかと話す。
都城市教育委員会 児玉晴男教育長:
子供の命をどう考えるか。これが教育の中では最優先。子供の命がなくなってしまえば、教育は成り立たない。子供の命を大切にすることは私たちの使命なので、その使命を果たしていきたいと思っている。
高崎小学校 冬をさがそう(1年生)
2月に入ってから寒い日が続きました。そのような中、1年生が、生活科の学習で「冬」を探していました。空を見上げたり、地面を探したりしながら、いろいろな場所を探しました。日陰に残った霜柱や、水たまりの氷、遠くの山に積もった雪などたくさんの冬を見つけました。
縄瀬小学校 頭を使ってがんばっています。
1月29日(水)1校時の様子です。
1年生は算数で大きな数について学習していました。習熟の時間にはQubenaの問題にチャレンジ!次々と〇をもらっていました。2年生は「100cmを超える長さ」のテストでした。特に最後の問題、2本のテープが重なっている文章問題が難しく、頭を抱えていました。図が描かれていましたので、それをヒントに何とか答えを導きだそうとがんばっていました。
3年生は国語で、「つたをる言葉で表そう」という単元を学習していました。相手に伝わる文章の書き方を考える時間でした。例題では「すごい」という言葉が3回使われていましたが、どれも同じ意味なのだろうか?違う表現はないのだろうか?等を考えて、相手に伝わりやすくするための方法を考えていました。
4年生は国語で、「風船で宇宙へ」の教材文を読み、要約をまとめる内容でした。題名からなかなか興味深い文章です。筆者の言いたいことを考えながら事実と意見をしっかり区別して、大事なところを抜き出してまとめていました。
5・6年生は社会で、高度経済成長のころの様子について学習していました。3C等が各家庭に行きわたったよい面と公害などが起きた悪い面を多面的に考えていました。だんだんと現代に近づいて行っています。
今日も頑張るなわぜっこです。
祝吉小学校 CBT方式で実施【4年生:みやざき小中学校学習状況調査】
以前、この「祝吉っ子通信」でもお知らせしましたが、CBTとは「Computer Based Testing」の略であり、「コンピュータ上で実施される試験」のことです。つまり、「紙と鉛筆」ではなく「学習用タブレット」でテストをするということです。
先週、「4年生:みやざき小中学校学習状況調査」がCBT方式で実施されました。国語科と算数科のテスト、学習に関する意識調査を行いました。
実際、テストの様子を見ていると、練習の成果もあって次々と問題を解いていた4年生です。操作に困ったという声は聞かれませんでした。ただ、タブレットの画面が小さいので問題の部分を何度もスクロール(上下)することに解きにくさを感じていたようです。文字を入力するのに時間を要することもあり、今後は文字入力(タイピング)の技術をもっと高めていく必要があると感じました。
3年後の2027年度(令和9年度)からは、6年生で実施の全国学力・学習状況調査もCBT方式に全面移行する予定です。
学校における教育の情報化の実態等調査結果 主要項目についての経年変化
【都城市】の詳細な情報は基礎自治体教育ICT指数サーチ(岐阜聖徳学園大学 芳賀研究室提供)へ