全ての児童・生徒に1人1台配付しているタブレット端末を活用して各学校で様々な取組が行われました。例えば、校長や担任がメッセージを児童・生徒に配信した学校や、毎日、学校での授業の時刻に合わせて1時間目、2時間目、3時間目と各教科の課題を配信し、登校時と同様の生活リズムで家庭学習に取り組んだ学校がありました。
また、教育委員会では児童・生徒の学習に著しい遅れが生じないように、一般社団法人渋谷未来デザインの協力を得て、家庭学習動画の作成を行い、5月2日から「渋谷オンライン・スタディ」としてオンデマンド配信を行ってきました。さらに、5月後半からは、学校と家庭の双方向でのオンライン授業ができる整備を行い、各学校での取組が始まっています。
そして、このICT教育を一層推進していくために、本年9月にはタブレット端末の更新を図りますが、その整備の一環として、より安定した接続を確保するための校内LAN工事に着手しています。更新の際には、学習の個別最適化に向けた取組や校務支援システムの改善を行うこととしています。