【戸田市】
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リクルート、戸田中学校「さわやか相談室」のICT活用事例をWebに公開
リクルートは、埼玉県戸田中学校「さわやか相談室」のICT活用事例を3月26日にWebに公開した。 小・中学校における不登校児童生徒数は約30万人で、10年連続の増加で過去最高を更新。対策が求められるなか、埼玉県戸田市は、誰一人取り残さない教育の実現を目指す「戸田型オルタナティブ・プラン」に取り組んでいる。 その一環として、すべての戸田市立中学校で運営されているサポートルーム「さわやか相談室」。そこではどのような場づくりを行っているのか、戸田中学校の「さわやか相談室」を訪ね、利用している生徒や教職員、戸田市立教育センター所長に話を聞いた。 相談室での学習は、昨年度から講義動画で学ぶことができる「スタディサプリ」を活用。スタディサプリには小学校からの学習コンテンツがあり、不得意な科目や単元は学年を遡って学習できる。生徒はそれぞれ学習プランを設定し、自分のペースで学習を進めているという。

教育ICTリサーチ ブログ 戸田市立戸田第二小学校 授業レポート No.3(2024年3月4日)
2024年3月4日に戸田市立戸田第二小学校を訪問し、3年生のプログラミングの授業を参観させていただきました。戸田市教育委員会が保有しているアイロボットのプログラミングロボットRootを教材として使った、「Rootとなかよくなろう」「Rootのまちがいを直そう」「Rootでもようをえがこう」という3回セットの授業でした。戸田市プログラミング・ICT教育研究推進委員も務めている込田祥 先生が、授業を設計し、授業で使うスライドなどを準備して学年全体での授業をサポートしていました。この日、3回セットの授業の1回目、2回目、3回目を順に参観させていただきました。  3回目の授業として、野崎公美 先生が担当する3年5組の授業を参観させていただきました。この授業では、これまでの2回の授業でRootの基本的なプログラミングに慣れてきた子どもたちが、自分の好きな模様を考えてRootで描いてみる授業でした。  Rootの真ん中にペンを挿し込んで、ペンツールのブロックを使うことで、Rootの動きをそのまま4マス×4マスのホワイトボードマットにマーカーで線をひくことができます。  野崎先生は例として、「ス」の文字を書くには、どうやったらいいかをモニターを見ながらみんなで考えてみました。  一人1枚配布したワークシートで、子どもたちに設計図を描いてもらいます。4マス×4マスのホワイトボードマットに描きたい模様をかいて、その横に必要なプログラムを書いてもらいます。  ハートなどの形や、文字など、さまざまな設計図を子どもたちは描いていきます。子どもたちが「こういうのをやりたい!」と自分でアイデアを出し、そのアイデアの実現するために考える楽しさが、プログラミングの授業では大事だと思います。  ワークシートには設計図を2つ描けるようになっていました。1つは自分の設計図、もう1つは2人ペアのパートナーの設計図を描くスペースです。他の人のアイデアを知って、一緒に考えるためのきっかけとしてこういう設計もおもしろいと思いました。  設計図を描いたあとで、ペアで1人15分ずつRootのプログラムをして、どんどんホワイトボードマットに模様を描いていきました。思った通りの模様を描くのはなかなか大変ですが、野崎先生は「どんどん試してみようね」と言っていました。こういう先生からの言葉かけが、とても大切だと思います。  最後に、何人かの子が描いた模様をみんなに野崎先生が見せました。こうしてみんなで見ることで、「すごい、これってどうやったの?」と質問があがります。  プログラミングの授業は、「どうやってやったの?」を子どもたち同士で問い合うことで、どんどんやりたいこともできることもレベルアップしていくように思います。こうした雰囲気を作ることこそ、先生にしかできないことだと感じました。

教育ICTリサーチ ブログ 戸田市立芦原小学校 授業レポート No.1(2024年2月21日)
2024年2月21日に戸田市立芦原小学校を訪問し、石田卓矢 先生が担当する6年3組の理科「生物と地球環境」の授業を参観させていただきました。子どもたちは、食品ロス、海洋汚染、森林破壊、絶滅危惧種など、自分たちの興味のあるテーマを調べ、問題を発見し、その解決に向けての方法について調べて、最後にプレゼンテーションをします。  授業の最初に石田先生は、「自分たちだからできるプレゼン」を目指してほしいと子どもたちに伝えていました。子どもたちはインターネットからも、Canvaなどのアプリからも、素材を選んで使うことができます。でも、そうしたどこかからもってきた素材よりも、自分たちで描くイラストや図を使ったり、自分たちで撮影した写真を使ったりする方が、「自分たちだからできるプレゼン」になるということを伝えていました。子どもたちがいろいろなツールを使いこなすようになってきたからこそ、先生が授業の中でこうしたメッセージを子どもたちに伝えていくことはとても重要だと思います。 石田先生の話のあと、グループでの活動に入ります。どこで活動するかを自分たちで決めることができるそうで、教室に残って話し合いをするグループも、図書室へ移動するグループもありました。  プレゼンテーションの準備に入っているグループは、Canvaやロイロノート・スクールを使ってスライドを共有して作っていました。共有していることで同時にスライドを編集できるので、内容ごとにページを分担して作ることができます。  Canvaでスライドを作るのと同時並行で、プレゼンテーションの原稿を作っているグループもありました。Chromebookの画面を分割して、Canvaのスライドを表示させながら、Googleドキュメントで原稿を書いていました。  CanvaもGoogleドキュメントも、共有設定が簡単にできるので、こうしたグループワークのときに便利です。教室で対面でディスカッションをして方向性やこれからやるべきことを決めたら、みんなで分担してすぐに作業に入れます。作業に応じて、どこでどのように作業をするのがいいのかを自分たちで決めることができます。 図書室で活動をしていたグループは、本がたくさんあるので、テーブルの上に本を広げながら話し合ったりスライドを作成したりしていました。 石田先生は教室と図書室を行き来しながら、それぞれのグループでどんなことを調べ考えているのかを見とりながら、さらに考えを深めていける問いを投げかけていきます。  子どもたちが一人1台のChromebookでさまざまなアプリやツールを使いこなせるようになって、いろいろなことを表現できるようになったからこそ、「伝えたいことは何か」「この表現がいちばん伝わりやすいか」という本質的なところを先生がサポートすることが重要になってきていると思います。  アプリやツールの使い方を教えることは、芦原小学校においてはもう先生のメインの役割ではなくなっています。先生のメインの役割は、アプリやツールを使って問いに向き合える環境を作ったり、さらに問いへと向かう手助けをするということになっていると感じました。

戸田東小学校 戸田市立戸田東小学校 授業レポート No.2(2022年9月8日)
2022年9月8日に戸田市立戸田東小学校を訪問し、髙橋佳奈 先生が担当する2年3組の国語の授業を参観させていただきました。今回の授業のテーマは、「ことばあそび」でした。授業の最初に髙橋先生はホワイトボードに「楽」という文字を投影して、「ことばあそびを楽しみましょう」と子どもたちに伝えていました。髙橋先生はスライドでイラストを映しながら、「ありが いけに ういている えだにのって おでかけだ」と「あしかは かんがえている さっき たべたのは なんだったっけ」という2つの文章を読みました。「いま読んだ文章に、何かかくれてたんですけど、気づきましたか?」と髙橋先生が質問すると、子どもたちが「さいしょのところに、あいうえおがついてる!」と気づきました。たしかに、「ありが いけに ういている えだにのって おでかけだ」のそれぞれの最初の文字を続けて読むと、「あいうえお」になります。もうひとつの方は、同じように文章のそれぞれの部分の最初の文字を続けて読むと、「あかさたな」になります。音声だけだとわかりにくいので、次に文字で見るために、ロイロノート・スクールでカードを一人ひとりに送ります。子どもたちは、自分のカードで「あいうえお」「あかさたな」のところに印をつけて、「あいうえお」「あかさたな」が隠れているのを確認します。印をつけて隠れている「あいうえお」を確認できたら、みんなで印をつけたところがわかりやすいように工夫して読んでみました。文章のなかの「あいうえお」のところだけを大きな声で読むことで、隠れている「あいうえお」が分かりやすいようになりました。こうしてみんなで声を合わせて読むのは、一人ひとりのChromebookの画面を見ながら読むのではなくて、教室の前に大きくプロジェクタで文章を投映していることでより効果がありそうだと感じました。

令和4年度 学校生活トピックス 4月 美谷本小学校
【0428】5年生 ウラシマソウ 地域の方にいただいた絶滅危惧種のウラシマソウです。サトイモ科の多年草。見たことがなく、珍しいので、ついじっくり観察したくなりました。職員玄関にあります。ぜひ、ご観賞ください。5年生のクラスでは、習字の学習をしていました。子供たちは、正しい姿勢で、真剣に筆を動かしていました。「字は人なり」といいます。一文字一文字しっかり書いていきましょう。 もう1クラスでは、算数の授業です。キュビナでの単元テストを実施していましま。先生が、問題を子供たちにタブレットでおくり、スタートです。解答できたら、すかさず先生に送ります。正解率の高い、低い問題やつまずきの多い問題など、即座にわかります。すごいですね。弱点補強しっかりやってます。伸びしろいっぱいの美谷本っ子、今日もがんばっています。

端末整備状況

【戸田市】の詳細な情報は基礎自治体教育ICT指数サーチ(岐阜聖徳学園大学 芳賀研究室提供)へ