【Q】卒業する児童・生徒がクラウド上に蓄積された作品データを持ち出したいと要望を受けた場合、どのように取り扱えば良いでしょうか?

該当児童・生徒以外の個人情報が含まれていないか確認のうえ、自治体のポリシーに合わせてご対応ください。

また、学習履歴と学習成果物が児童生徒に権利が帰属すると考えれば基本的に紙の成果物などと同様に持ち出しを認める方向でルールを整備する必要があると思います。ただし、その成果物に著作権法35上の授業内利用に制限されるものが含まれる場合は、公衆送信可能な状態にした場合に罰則対象となる点を児童生徒に啓蒙することが必要になります。いずれにしても、このようなリスクから、SARTRASの推奨する保証金は各自治体にて小学校120円、中学校180円相当を予算措置しておくこともご検討ください。