【Q】今回のGIGAスクール構想では、充電保管庫が校内LANに付随するものと考えらえているが、それ以外の周辺機器は対象外であり、学校ICT化5か年計画で地方交付税として学校が既に整備しているものと扱われている。今回の端末、ネットワーク、充電保管庫が導入されたとして、きちんとこれらを活用した授業ができるかどうかを確認するためにはどうすれば良いか?

ご指摘の通り、児童生徒1人1台の環境において学習をすすめるためには、GIGA スクール構想による端末・ネットワーク整備の補助以外に、自治体予算での対応や、自治体の教育行政として対応が必要な部分があります。この点に関して、GIGA HUB WEBでチェックシート(https://giga.ictconnect21.jp/202008201271/)を公開していますので、このシートを使ってご確認ください。

また、導入当初に最も懸念されるのは、多くの端末が一斉に通信した場合、学校のインターネット回線が耐えられるかどうかだと思います。可能であれば、導入事業者に現場での負荷テストまでしてもらった上で校内LAN環境構築完了とすることをお勧めします。ただし、校内LANが整備されても学校外インターネット回線が細いと全く使えない可能性も高いため、実機が導入されたら速やかに現場の先生でテストをする機会を設けて、問題が発生するようであれば早めに教育委員会・ベンダーと連携して対応することをお勧めします。