端末がインターネットに接続された際にMDMから該当端末の制御が可能になります。インターネットに接続されていない環境ではMDMで設定変更を行っても反映されない点にご留意ください。
上記に加えて、以下の点にも留意する必要があります。
- 設定変更の内容がどの時点で端末に反映されるか事前に確認をする(即時反映か電源を再起動させた時点で反映か)。
- 設定変更後の端末への反映確認のチェックフローを明確化する。
- 現場で設定変更してよいものと、絶対に教育委員会やベンダーでないと触ってはいけないものを、MDM上の権限設定や禁止事項のルール化などにより規定しておく。
- 通信への負担を考慮する(単に設定変更レベルであれば通信負荷が少ないが、アプリケーションの配信などは同時に全端末に指示を出してしまうと通信負担が相当大きいので要注意)。
また、MDMでは誤った設定変更を行った場合の影響範囲が大きいです。そのため、まずテスト端末で設定変更を行ったり、設定対象が誤っていないことに十分注意したり、誤操作に気をつけたり、といった留意点があります。