【河合町】
これまでの【河合町】関係のニュース
西大和学園高等学校 【SSH】中間発表会を実施しました
7月26日(土)、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の中間発表会を実施しました。前半は高校2年生によるプレゼンテーション発表、後半は高校1年生によるポスター発表を行いました。会場では活発に質疑応答が行われ、学年間を越えてお互いの努力や工夫を感じ合う貴重な機会となりました。  高校2年生にとっては、12月に予定されている最終発表まで、いよいよ残り5か月となりました。より良い実験結果を得るためにも、ここからが正念場です。今回の経験を糧に、将来、社会に貢献する研究を重ねていけるような立派な科学者へと成長していってくれることを願っています。

GIGAスクール構想における河合町の取り組み
GIGAスクール構想とは、1人1台端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備し、最先端のICT(情報通信技術)を使ってよりよい教育を実現しようという取組で、全国の学校で推進されています。 河合町でも、令和3年度より全ての町立小中学校に、1人1台タブレットPCを整備し、授業等で活用し始めています。GIGAスクール構想の実現に向けた河合町の取り組みを紹介します。 ◎ICT支援員の配置 ICT支援員が毎週各校を巡回し、PCやその他周辺機器の使い方について指導し、情報化推進のサポートを行っています。ICT担当教員と連携を取りながら、授業の支援を行ったり、導入された各種ICT機器をさらに有効活用するアドバイスを行ったりもしています。 ◎タブレットの機能の活用 ・eライブラリ・・・簡単な操作で、日々の学習の予習、復習ができるeライブラリを導入しています。すぐに答え合わせができ、わからない問題があってもヒントや解説を確認できたり、間違えた問題だけを再度出題するなど、1人1 人のペースに合わせて学習を進めることができます。 ・ロイロノート・・・資料をそれぞれのタブレットに瞬時に配布したり、それぞれのタブレットに入力していることを全員がリアルタイムで確認できるなど、様々な機能があります。ロイロノートを活用することで、資料や意見の共有が瞬時にできるようになり、1人1人の意見を授業に反映しやすくなります。 GIGAスクール構想の実現に向けて、河合町はこれからも日々取り組みを進めていきます。

コドモン、奈良県北葛城郡河合町の幼保連携型認定こども園において保育・教育施設向けICTサービス「CoDMON」導入
河合町は、事務作業のペーパーレス化など業務の負担を軽減し、保護者の利便性も向上することで保育の質向上を目指します。 【河合町におけるコドモン導入機能(予定)】 ●お知らせ一斉配信 保護者への連絡は、クラスや園児を指定しあらかじめ登録しておいたテンプレートから選んで連絡事項を記載するだけで、簡単シンプルに情報配信を行うことができます。メール配信の他に、スマホの通知機能やアプリ内で配信などあらゆる方法で情報を届けることができます。 ●遅刻・欠席・お迎え・延長の連絡 遅刻・欠席・お迎え・延長などに伴う連絡を、保護者アプリから行うことができます。保護者は時間を気にせず園に連絡することができ、園は電話対応することなくタブレット等でリアルタイムに受け取ることができます。保護者、園双方にとって利便性の高い機能です。 ●登降園管理 園児の登降園時刻をQRコードで打刻することで、出席簿等の作成や延長保育料計算の業務の自動化に繋がります。保護者は、スマホアプリを使用して登降園の状況を家族と共有することが可能です。 ◇業務のDX化と業務改善のためのSaaS活用 今まで各国に遅れを取っていた行政のデジタル化を一本化してすすめるための省庁として「デジタル庁」が2021年9月1日に発足しましたが、ICT化推進の重要性は保育や学校の場においても例外では有りません。厚生労働省は「保育士」という職業や、働く場所としての保育所の魅力向上とその発信方法などを検討するため2020年2月から「保育の現場・職業の魅力向上検討会」を実施していましたが、2020年9月30日に発表された報告書(※1)においても、ICTの活用が不可欠と明記されています。また10月20日には、文部科学省より学校における保護者の押印見直しや連絡のデジタル化推進の通知(※2)がなされました。 保育ICTといっても様々な形態があり、なかでもSaaS(※3)といったクラウドサービスは政府情報システムにおいても幅広く優先的に利用することが検討され、下記のようなメリットがあるとされています。 ●効率性の向上:多様な基本機能があらかじめ提供されているため、導入時間を短縮することが可能。さらに多くの利用者間でリソースを共有するため、一利用者当たりの費用負担は軽減され、比較的安価に導入できる ●技術革新対応力の向上:新しい機能が随時追加されるため、最新技術を活用し、試行することが容易 ●柔軟性の向上:リソースの追加、変更等が容易であり、業務の見直し等の対応が比較的簡易に可能となる。これは、ユーザーの声をもとに既存機能を随時改善していけるといえる さらに、いくつかあるサービスの中から選定する際に、十分な実績があることがポイントとして挙げられています。これは十分な稼働実績があることでサービスがより現場で使いやすく、新機能の追加等に積極的かつ継続的な投資が行われ、サービス終了のリスクが低いと考えられるからです(※4)。これらは政府における情報システムだけでなく、保育・教育施設向けICTサービスを選定する上でも重要なポイントと言えます。また、SaaSのメリットは経済産業省「SaaS向けSLAガイドライン」においても言及されています。SaaS以外にもパッケージ製品を自社の業務や仕様に合わせてカスタマイズを行いシステムを構築し所有する形態がありますが、これらは導入までの期間が長いだけでなく、対象業務の規模が拡大するという前提で構築するため、回線設備、インフラ面はどうしても過剰投資になりやすいことがあります。しかし、SaaSの場合導入が容易であり、社内にIT専門家がいなくても利用できるなどの特徴があるとされています(※5)。 ※1 保育の現場・職業の魅力向上に関する 報告書 P.19 ②ICT 等の活用による業務効率化と業務改善の推進 https://www.mhlw.go.jp/content/11907000/000677595.pdf ※2 学校が保護者等に求める押印の見直し及び学校・保護者等間における連絡手段のデジタル化の推進について(通知) https://www.mext.go.jp/content/20201019-mxt_zaimu-100002245-1.pdf ※3 SaaSとは、ネットワークを通じて顧客にアプリケーションソフトの機能を必要に応じて提供する仕組みのこと ※4 政府情報システムにおけるクラウドサービスの利用に係る基本方針 P.5 「コラム:正しいクラウドサービスのみを選択」 https://cio.go.jp/sites/default/files/uploads/documents/cloud_policy_20210330.pdf ※5 SaaS向けSLAガイドライン 2008年1月21日 https://www.meti.go.jp/policy/netsecurity/secdoc/contents/downloadfils/080121saasgl.pdf

【SSH】中間発表会
7月27日(土)高校2年生SSHにおいて、課題研究発表会を実施しました。高校1年生の頃から試行錯誤し、時に挫折しながらも続けてきた研究の成果発表会です。それぞれの班、前日まですり合わせをして全力を尽くしていました。スライドや研究の動画などを用いて、高校2年生のSSH生だけでなく、高校1年生のSSH生、サイエンスアドバイザーの先生方に向けて成果を伝えていました。発表後は講評をいただき、自分たちの「これまでの成果」と「これからの課題」がはっきり見えたはずです。それらを残りのSSHの活動にぜひ生かして欲しいと思います。

西大和学園高等学校 2024年5月1日
高校2年SSHの活動が4/13(土)にスタートしました。高校2年生の希望者51名が全21班に分かれて活動しています。テーマは,「ろうそくの火炎振動」,「声質の条件の分析に基づく音声合成」,「ミドリムシの油分生成効率化」,「ミナミヌマエビの体色変化」など,物理・情報から生物まで,各班が興味のあることを深く追求し研究を進めています。また,各班の生徒らが,大学の先生方と自主的にコンタクトを取り,アドバイスをいただきながら,意欲的に活動を進めることができています。研究が順調に進むことは少なく,行き詰っている班も多々ありますが,高校生の間にSSHでしか経験できない失敗や暗中模索する経験の中で,成長してくれることを願っています。

端末整備状況

【河合町】の詳細な情報は基礎自治体教育ICT指数サーチ(岐阜聖徳学園大学 芳賀研究室提供)へ