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熊野町教育委員会教育部教育総務課 熊野市立五郷小学校との交流授業ICTを活用した遠隔授業を通して 2023年12月19日
熊野町と三重県熊野市は、同じ「熊野」という名称の自治体として令和元年に友好都市協定を締結し、様々な分野で交流を進めています。来年3月には熊野中学校の生徒が熊野市を訪問して交流する予定になっています。
そうした中で、熊野第二小学校が熊野市立五郷(いさと)小学校とICTを活用した遠隔授業で3・4年生が交流しました。五郷小学校は3・4年生で8名の複式学級です。互いに自分たちで学んだり、調べたりしたことを伝え合いました。
1学期には、熊野第二小の4年生が総合的な学習の時間で学んだ筆(筆の歴史、筆まつり、筆踊りなど)について伝えました。実際に筆踊りも実演しました。五郷小からは地域に見られる蛍について説明がありました。
今回は熊野第二小の3年生が熊野町の作られている黒豆について伝えました。「黒豆の育て方」「黒豆と枝豆の違い」「黒豆レシピ」など、クイズを入れながら楽しく伝えることができました。五郷小からは学校や地域のことをカルタにして伝えてもらいました。
画面越しに説明することは意外と難しいものです。説明が終わった子が「手に汗をかいた。」と言っていました。相手に分かりやすく、楽しく伝えることの難しさを体験したことは大きな意義があると思います。このことはこれからの学習にきっと生きてくると思います。今後もさらに有意義な交流ができることを期待します。
熊野町教育委員会 教育長 平岡 弘資
(吉野熊野新聞)学ぶ喜びの実感を 有馬中学校 学力向上の研究成果発表2023-01-26
熊野市立有馬中学校(松田元校長)で25日、令和3・4年度熊野市教育委員会研究指定の市学力向上支援事業における研究発表会が行われた。市内小中学校の教職員らが有馬中の事例から授業参観や研究協議を通じ、授業力向上を図った。有馬中では令和3年度から同事業の指定を受け、「『学ぶ喜びが実感できる』授業を目指して~『めあて、ふりかえり』『ICT機器』を活用した主体的・対話的で深いまなび~」を研究テーマに教育実践を推進。その成果を発表した。参加した教員らはまず、赤根友世教諭が指導する2年生の英語授業を参観した。授業は子どもたちに学びたいと思わせる「主体的」や、授業を聞くだけでなく生徒同士に対話させ思考を促す「対話的」、さらにそれらの学びから子どもたちの見方や考え方を働かせる「深い学び」を心がけた授業が展開された。英語の質問に産田神社など地元の場所や子どもたちに人気のキャラクターなど身近な素材を取り入れ、生徒たちも関心を持って楽しそう。生徒同士が市のALT(外国語指導助手)に地域を紹介する文章を相談しあって考えた。また、生徒同士で考えてもなかなか出てこない難しい文例などはタブレットを活用し取り組んでいた。授業参観の後は全体会へと移り、グループで研究協議。有馬中の脇本惠生教頭が研究報告した。最後は三重大学教育学部東紀州サテライト東紀州教育学舎の大野恵理准教授が講評し、これまで取り組んできた成果を活かした学びの実践に期待を寄せた。
木本中学校 授業風景から
3限目の授業を参観、ICT機器を活用しながら分かりやすく授業を進めています。
学校における教育の情報化の実態等調査結果 主要項目についての経年変化
【熊野市】の詳細な情報は基礎自治体教育ICT指数サーチ(岐阜聖徳学園大学 芳賀研究室提供)へ