全国ICT教育首長協議会が、GIGAスクール構想での1人1台の活用方法や環境整備のための「提言2021」を公開しています。
—以下、「提言2021」より抜粋—
提⾔１【 継続して進化するＤＸ デジタルトランスフォーメーションの実現 】
・1 ⼈ 1 台 PC 端末実現によるＧＩＧＡスクール構想成功のため、校内回線速度向上およびクラウド接続、5Ｇなど超⾼速通信ネットワークの整備促進、財政的⽀援の拡充
・安全安⼼に PC 端末を持ち帰り活⽤できるための、セキュリティ関連および通信環境整備、アカウント維持のための年次更新に係る財政的⽀援の拡充
・⼩中学⽣の１⼈１台の PC 端末更新期の継続的導⼊⽀援、⾼校⽣の 1 ⼈ 1 台ＰＣ端末導⼊への⽀援
・国による LTE 通信利⽤および公衆無線 LAN 整備の推進、ならびに学習⽤に特化した料⾦体系の⾒直しを含む財政的⽀援
提⾔２ 【 未来にふさわしい新しい学びの創造と実現 】
・職員室のデジタルトランスフォーメーションによる教職員働き⽅改⾰の推進
・データ活⽤教育実現のための全体最適化として、教務と校務に関する情報のフルクラウド化推進、「学習ｅポータル」の普及展開を含め、教育に関わるデータの蓄積・⾒える化・分析等に対する財政的⽀援、および国における教育データ分析・研究体制や⾃治体との連携・⽀援体制の強化
・ＩＣＴサポーター(⽀援員)等の配置をはじめ、学校現場における ICT 活⽤を⽀える体制の充実に関する⽀援の充実
・ＩＣＴ活⽤のための教員研修の充実、業務負担軽減のための校務情報化の推進、データ活⽤による次世代校務情報化の推進
・学習者⽤デジタル教科書への財政的⽀援、⽂部科学省 CBT システム（MEXCBT：メクビット）の機能充実と全国での活⽤、授業⽬的公衆送信補償⾦制度の補助
・ＧＯＯＤモデル(ベストプラクチィス)をより効果的に広め活⽤できるための広報活動の充実、本協議会員⾃治体の好事例（プログラミング教育、学⼒向上事例など）の情報紹介、好事例表彰制度（⽇本ＩＣＴ教育アワードあるいは⽇本 GIGA スクール構想推進アワード等）の拡充
提⾔３ 【 ２１世紀型スキルなど世界的潮流に匹敵する新たな教育の充実 】
・確かな未来創造をよりよくするための教育充実の研究
・官⺠協働して、ICT 教育と令和時代にふさわしい教育の充実推進
—以上、「提言2021」より抜粋—
詳しくは以下のWebサイトからご覧ください(PDF)。
https://ictmayors.jp/files/210407/2021_teigen.pdf