令和2年12月8日、菅総理は、総理大臣官邸で令和2年第19回経済財政諮問会議を開催しました。
資料として下記が公開されています。
▼令和3年度予算編成の基本方針(PDF)
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2020/1208/shiryo_02.pdf
▼国民の命と暮らしを守る安心と希望のための総合経済対策(PDF)
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2020/1208/shiryo_03.pdf
後者資料、16ページには、次のような記述があることをご紹介します。
教育、医療・福祉等におけるICT化等の一層の推進
新型コロナウイルス感染症を契機に、感染拡大のような事態が生じても学びの継続を確保できる教育のICT化・オンライン化へのニーズが増している。このため、オンライン教育については、新型コロナウイルス感染症下で特例措置として実施しているところであるが、デジタル時代に合致した仕組みとして、その内容の一層の充実を行うことと合わせ、義務教育段階で本年度中に1人1台端末環境が整備される中、高等学校段階を含む各教育段階においてICT化・オンライン化を推進し、誰ひとり取り残されることのないよう、デジタル社会にふさわしい対面指導とオンライン・遠隔教育のハイブリッドによる新しい学び方を実現していく。また、オンライン診療・服薬指導については、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から時限的措置を実施しているところであるが、デジタル時代に合致した制度として、安全性と信頼性をベースとし、エビデンスに基づき、恒久化を行うとともに、生活に密着する医療・福祉等の分野における利便性を高めるICT化等を引き続き推進する。
・オンライン学習システム(CBTシステム)の全国展開(文部科学省)
・EdTech・STEAM教育の推進(学びと社会の連携促進事業)(経済産業省)
・「スマート専門高校」の実現(文部科学省)
・GIGAスクール構想の拡充(文部科学省)
・デジタルを活用した大学・高専教育高度化プラン(文部科学省)
・幼稚園のICT環境整備(文部科学省)
・保育所や児童相談所等におけるICT化推進(厚生労働省)
・オンライン教育の一層の充実(文部科学省)