まず、このようなセキュリティ機能の設定により、どのような攻撃・不正アクセスから情報を守ることができ、ユーザーの利用にどのような制限が生じるかを確認することが重要です。セキュリティと利便性のバランスを考慮してください。
また、入口対策、出口対策、エンドポイントセキュリティ、ID保護、データ保護など、システム全体を見てバランスよくセキュリティ対策を行うことをお薦めします。セキュリティ機能の設定については専門性が高いため、これらの点については整備業者にご確認ください。
その上で、このようなセキュリティ機能を導入する場合は、必要最低限の通信やアクセスを許可する設計にすることや、運用上管理負荷が高すぎない設計にすることをお勧めします。また、各種装置ごとの責任範囲や、ベンダーの対応範囲、教職員や教育委員会で対応して良い範囲を明確にしておくことも必要です。