紙となった瞬間に情報のトラッキングはできなくなります。誰がいつ、課題をやったのかを電子データであれば追うことができます。アナログとデジタルの違いを理解して、進める必要があります。
プリンタの運用には、プリンタや紙の利用コストだけでなく、各端末で印刷に問題が発生したときに都度対処するなどの運用コストが生じます。まずはプリンタの利用目的を明確にすることが大切です。その目的が、電子黒板やプロジェクタへの画面提示や、クラウドサービスでのファイル共有などでは達成できない場合に、導入・運用コストと比較して判断する方法が考えられます。どうしても印刷が必要な場合は、授業支援システムやLMSを通じて教職員に印刷用データを送り、教職員が印刷して手渡しするなどの方法もあると思います。
導入にあたっては、ネットワークへの影響、プリンタサーバーを利用するときのライセンス(CAL)や、事前検証(OSによって対応できるプリンタのプロトコルが異なるので)について、ご留意ください。