【Q】GIGAスクールに基づいて導入した端末やソフトウエアの障害や不具合が発生した場合に、授業への支障を抑えるためにどのように対応すれば良いでしょうか?

端末の障害時は、予備機などの代替手段を用意しておくと、授業に早く復帰できます。ソフトウェアの障害や不具合が発生した場合は、業者に依頼しての修復が必要になるなど、どうしても時間がかかる場合が多いです。そのため、事前の動作確認をしておくこと、予備機を用意しておき、切り替えができるようにしておくことが大切です。

また、授業プランとしてICT機材がもしうまく使えなかったときのプランBを持っておくことが重要になります。この点は教職員に対してICTは状況により期待通りに使えないこともあり、その場合は従来の授業方式に切り替えるよう、予め伝えておくことをお勧めします。また、通信ができなくても使えるアプリもあるので、そうしたアプリを用いたプランBを検討しておくのも良いと思います。

加えて、障害・不具合発生時にどのような対応を行うべきか、事前に対応フローを決めておくと良いでしょう。障害・不具合を早期解決するためには、具体的な発生内容をメモ・写真等で残しておくことも有用です。不具合発生時に、速やかに障害対応を依頼できるようにするため、ヘルプデスクのような受付窓口を用意することもお勧めします。