【Q】GIGAスクールで導入した端末、クラウドサービス、ネットワークに関して、児童・生徒・保護者・教員などから来た問い合わせ履歴を管理して、今後の運用に活かすことを検討しているが、この際に留意すべき点を教えてください。

GIGAスクール構想においては、一人1台の端末活用に伴い、家庭への持ち帰り運用が想定されます。その場合、教員のみならず児童・生徒、保護者からも各種問合せを受け付け、その履歴を管理する仕組みが必要と考えます。

その際には、以下の点にご留意ください。

  • 管理に当たっては、ICT支援員やヘルプデスク等との情報連携が必須となると考えます。問合せを受け付けることが想定される関係者間の連携の仕組みの構築および管理体制の一本化をお勧めします。
  • 問い合わせ履歴を管理する際、問い合わせ内容の種別や対応内容ごとに整理して管理し、FAQサイト等で情報発信することを通して、運用に活かすことができると考えます。
  • タスク管理ツールを用いて管理すると、発生した問い合わせの応対管理、ナレッジの蓄積・共有に便利です。
  • 問い合わせは出来る限り細分化し、後でBotなどで有効に自動化できるように管理すると、今後、先生への負担が大きく減ることになります。