GIGAスクール構想に基づく端末・ネットワークは、従来のICT環境整備である3クラスに1クラス分の端末整備やネットワーク環境の整備に加え、児童・生徒への端末1人1台化、学校へのネットワーク整備を目指し、ICT環境整備の抜本的充実(ハード)、デジタルならではの学びの充実(ソフト)、日常的にICTを活用できる体制(指導体制)について、全国各地での取り組みを加速させる文部科学省が主導する国の施策です。
これを実現するために、従来の学校ICT環境整備とは異なり、文部科学省として、クラウド利用を基本とした安価でシンプルな端末や、高速なインターネットにつなげるためのネットワーク整備のモデル例を示し、従来よりも端末、保守のコストを低減し、効果的・効率的整備を目指したものです。
よって、従来の学校ICT環境整備の延長線で検討するのではなく、このGIGAスクール構想の趣旨を十分理解した上で整備計画を立案されることをお勧めします。また、必要に応じて、ICT活用教育アドバイザーの支援も得て、整備計画を立案してください。
[関連情報]
▼適切な学校ICT環境整備に向けて（令和2年6月26日公開)
https://www.oetc.jp/ict/img/pdf/doc_20200626_01.pdf
▼「GIGAスクール」ch 適切な学校ICT環境整備に向けて（令和2年6月26日公開)
https://www.youtube.com/watch?v=hV5HHl0uITk&t=0s
※文部科学省 初等中等教育局 情報教育・外国語教育課 髙谷課長の解説です。
▼文部科学省ICT活用教育アドバイザー事務局
https://www.oetc.jp/ict/top/
[関連質問]
【Q】 GIGAスクール構想とは、どのような構想ですか？
https://giga.ictconnect21.jp/20200605246/
【Q】 GIGAスクール構想に関する具体的な施策は何ですか？
https://giga.ictconnect21.jp/20200605250/
【Ｑ】GIGAスクール構想に関する国の予算措置はどうなっていますか？
https://giga.ictconnect21.jp/20200605255/
【Q】GIGAスクール構想では、クラウドの利用が前提とされています。そのときに1人1アカウントは必要なのでしょうか。
https://giga.ictconnect21.jp/20200613326/
[NEXT STEP]
整備計画立案