【内閣官房】日本経済再生本部 未来投資会議にて、成長戦略実行計画案が議論されました(令和2年7月3日)。案の中身として「GIGAスクール構想」に触れられています。

令和2年7月3日、日本経済再生本部 未来投資会議にて、成長戦略実行計画案が議論されました。

GIGAスクール構想について、成長戦略実行計画案、18ページに、下記のように言及されています。

~以下、引用~
オンライン教育・オーダーメイド型教育(ギガスクール)

昨年12月に閣議決定した経済対策で、全ての小学生・中学生に一人一台のIT端末をそろえることとしたが、これに併せて、ソフト面の改革が不可欠である。一人一台端末の前倒し実現と併せ、教育内容、コンテンツ、ソフト面の見直しも進めるとともに、多様な人材を育てていく。併せて、SINETの活用を図る。

具体的には、
i)現行制度(学校教育法施行規則)においては、各教科につき、学年ごとの標準となる授業時間を定めている(標準授業時数)。先端技術の活用(例:AIドリル)により個別最適化した学びが可能となることを踏まえ、教科毎の標準的な年間の授業時間にかかわらず、特定科目の授業時間を柔軟に増減できるよう検討を進める。

ii)学校が、無料で様々なソフトウェアを試験導入できるよう支援を行う。

iii)STEAM学習を進める上で、具体的な課題を提示し、教科横断的な学習をするためのコンテンツを開発する。

iv)学習者用デジタル教科書の使用については、現行制度(学校教育法施行規則に基づく告示)上、各教科の授業時数の2分の1未満との基準があるが、1人1台端末環境の整備も踏まえ、総授業時数の2分の1未満とするなどの見直しを図る。
~引用終了~

詳細は下記Webサイトをご覧ください。

▼未来投資会議(令和2年7月3日)資料一覧
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/miraitoshikaigi/dai40/index.html
▼成長戦略実行計画案(PDF)
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/miraitoshikaigi/dai40/siryou1-1.pdf