小・中学校での GIGA スクール端末を用いたドリル学習を支援する「GIGA スクール計算ドリル」
株式会社山のむこう(本社:山形県南陽市、代表:大垣敬寛)は、2022 年 3 月 22 日に WEB 上で小・中学校の算数・数学の計算問題の反復練習ができるサービス「GIGA スクール計算ドリル ( https://giga-drill.com/ )」をリリースしました。
- サービスの概要
「たし算」や「九九」、「速さの問題」など、分野別で問題があります。問題はレベルによって制限時間や回答数、難易度が分かれています。問題を始めると問題が自動生成されて次々に出てくるので、フォームから回答していきます。回答が終了すると時間内にどの程度解けたか表示されます。このサービスは WEB ページにアクセスするだけで無料で使うことができます。
- サービス開発の背景
小・中学校の児童・生徒に一人一台電子端末を貸与する文部科学省の GIGA スクール構想によって、学校現場での電子端末活用が急速に進んでいます。弊社は地元自治体から GIGA スクール端末活用支援事業の委託を受けており、日々教職員の方々と意見交換をしております。
ある教職員の方から「体の障がいがあるため書くことが難しい生徒がいる。キーボードならば打てるので端末で計算問題ができないか」と相談を受けました。調査したところ、わり算の余りの 100 ます計算のような計算問題の反復練習を電子端末上でできるサービスがなかったため、当サービスを開発しました。
- サービスの価値
先述の「障害のある生徒でも取り組みやすい」という利点の他に、多忙な教職員の印刷・配布・答え合わせの時間を短縮できるという利点があります。また、紙と違って何度でも挑戦できることや解いた瞬間に正誤判定ができるため学習効果が高いという点も利点の一つです。