Windows Inkに最適なスマートペン。メモ書き、ノートテイキング、アノテーションに。
画面に直感的に書き込めるツールをお探しなら、Bamboo Inkがおすすめ。
メモ書き、書類のマーキング、アイデアスケッチなどに手軽に使えるデジタルペンです。
詳しくは、Webサイトをご覧ください。
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Wacom Bamboo Inkを使ったPCでの美術授業:デジタルイラスト制作
【実施場所】青森県弘前市立第三中学校
【授業実施日】2020年10/11月に3回
【対象】中学2年生
【使用機材】PC/Surface Go, Pen/Bamboo Ink, 無料描画ソフト:Krita
【概要】●ペン先が細いスマートペンのBamboo Inkと、互換性ある Surface Goにて、無料の描画ソフト:Kritaを使い、
キャラクターへ色塗りを行う。
●美術の授業では、1年生にて漫画風にデフォルメしたイラストを紙に描いたので、2年生ではデジタルによる
イラストの色塗りを行う。
●デジタルを利用させる背景は、将来的にイラストを描く際に、デジタルの画材だと道具が揃え易く、
机等が汚れないので準備・後片付けが楽。
■当初は2回の授業予定であったが、PC操作に対して、殆ど初心者にて不慣れであっため3回となり、使い方の指導に時間がかかった。
ただ、生徒がPCの使い方に慣れてくると、ペン先が細いBamboo Inkの使いやすさと描きやすさで、各自画面拡大するなどして細かい
ところを描き、思い思いに楽しんでいた。
【成果】
■単にウェブ ブラウジングなどのPC操作を教えるのではなく、イラスト制作の中の色塗りを通じて成果物を作る過程で、初めての
PC体験でも数回で使いこなせるようになった。
■当初、先が丸いゴムニブでのタッチペンを使ったが描きづらく、Surfaceの純正ペンではないが、互換性あるスマートペン:
Bamboo Inkで手軽に行えた。
■小中学校ではデジタルイラストを指導できる先生が在籍しておらず、PC教室もあまり使われてないが、美術の部活動を通じて
継続してPCを利用することができ、生徒からはもっとPCを使って描きあげたいという要望が上がった。
■美術の授業は、色鉛筆をはじめ画材道具が沢山必要で、美術室でしか制作作業をすすめることができないが、デジタルなら場所を
問わず、ソフト上にある様々な色やブラシが使える。
■絵が苦手な子は、アナログだと書き損じを懸念するが、デジタルだと容易に修正ができ、一時保存ができることが、より失敗したら
どうしようという部分を、失敗してもやり直せるという前向きな取組に変えることができる。
■最後に、構図の設定やラフなどの制作の一部を、授業を通してデジタルに親しむことで、最終的にアナログで仕上げる上でも
活用の幅は広がると感じる。Bamboo Inkのように、アナログに近い感覚のペンで、色塗りや絵が描けるのは素晴らしい。