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高森南小学校 第57回長野県視覚・放送・情報教育研究大会 下伊那大会
11月6日(木)、「聴き合う」学びを基盤に、すべての子どもが安心して学び、子どもと教師が共に成長していく授業づくりを目指して、ICT(ロイロノート)を活用した授業を公開しました。県下各地から31名の先生方に授業を参観していただくとともに、本校の研究の方向や授業の実際について多くのご示唆をいただきました。
「伝記を読んで心に響いたことを紹介するカウントダウンカレンダーを作ろう」(光村図書 国語5 銀河 「やなせたかし-アンパンマンの勇気」)の授業では、「やなせたかしはどのような人物なのか」について、やなせたかしの言動に着目して伝記を読み、やなせたかしの人物像について具体的に想像しました。
授業研究会では、「個の学びがどうだったのか」について、子どもの具体の姿、ICTの有効性、教師の役割の視点から付箋を用いて協議し、最後にグループごとに「私たちが考える授業改善のポイント」についてまとめていただきました。
本校の取組に寄り添いながら、指導者として本日を含め3回の学校訪問をしてくださった長野県総合教育センター専門主事の先生からは、授業での子どもの具体の姿から、取組の成果と課題について次のようにご指導をいただきました。
・育成を目指す資質・能力(つける力)を明確にした単元づくり
→指導事項の正しい理解でつける力を明確にする
・子ども同士の学びをつなぐ教師のあり方
→目的に応じたICTの活用を考える
→クラス全体を巻き込む(ベテランの先生の技)
・さらに研究を進めるために
→子どもの現状に合わせて、子ども同士をつなぐ
ご参観いただいた皆様、ありがとうございました。
高森南小学校 教職員の学び④
今年度の園小中接続研修会は4回目を迎えました。「ウェルビーイング実践校 TOCO-TON(トコトン)」の指定を受け、園小中の教職員が集う場を生み出し、共に子どもの遊びや学びについて考え合う仕組みづくりを進めています。
そのような中、10月10日(金)、本校を会場として、小学校、中学校の先生方、教育委員会の皆さんが、「子ども同士が関わる時間」や「子どもにゆだねる時間」を確保した授業を参観し、目の前の子どもは、具体的に誰とどのようなかかわりをもち、どのように考えを広げたり深めたりしながら授業のねらいに迫っていったかについて語り合いました。
道徳「とりかえっこ」(1年2組)
図画工作「つないで つるして」(2年3組)
道徳「三人の仕事」(3年3組)
国語「ごんぎつね」(4年2組)
国語「やなせたかしーアンパンマンの勇気」(5年3組)
理科「大地のつくりと変化」(6年1組)
生活単元学習「みなみまつりをしよう」(みなみ学級(特別支援))
上越教育大学教授の桐生先生からは、行動経済学(人を動かす仕組み)の知見から、「子どもが動かないのは『条件』がないからであり、人が行動を起こすインセンティブ(やる気に火をつける源・人が動きたくなるきっかけ・意欲を引き出す動機・人を動かす条件の設計)が大切であること」や、「真の主体性とは、誰が学習の主導権(決定権)を握っているかで決まること」を教えていただきました。
高森中学校 古典を最新のテクノロジーを交えて学ぶ 生成AIを活用した国語科の古典学習
10月17日(金)午前、1年生のある学級で研究授業が行われました。公益社団法人下伊那教育会の国語科委員会のメンバーのひとりであるK先生と、この学級をふだん教科担任しているS先生のふたりが授業者となり、平安時代に書かれた物語である「竹取物語」を取り上げた古典の学習を、生成AIを大胆に取り入れて行うという、大変意欲的で挑戦的な授業でした。
授業では、生成AIに「竹取物語」の本文を事前に学習させたうえで、生成AIを「かぐや姫」と見立てて、自分は「くらもちの皇子」の語りのテクニックを自分なりに本文の記述から探り、そのテクニックを使って生成AI「かぐや姫」に「求婚」のことばを入力。そして、その「求婚」のことばを受け入れるのか受け入れないのかの判断を、生成AI「かぐや姫」が行い、生成AIが返してくるフィードバックをもとに古典の読み方を広げたり、深めたりすることをねらいました。
生徒は、ひとりで、あるいはペアやグループになって、「竹取物語」の本文や補助資料に向き合ったり、仲間と「求婚」のことばの妥当性について意見交換したり、K先生やS先生に質問したり相談したりしながら、思い思いに学習を進めました。
まだまだ、検討の余地がかなり大きい生成AIの授業における利用ですが、これまでにない学びのあり方をもたらす教材、教具として、今後もその利用について研究を進めていきたいと思います。
高森南小学校 教職員の学び③
今年度の本校の授業研究テーマ「聴き合う ~ペア・グループの学びを支える教師のあり方~」の具現のために、教室では、ペア学習、グループ学習が取り入れられています。課題の解決に向けて子どもが主体的に友だちと関わり合い、聴き合う。そんな学びを目指しています。
9月29日(月)には、5月に引き続き上越教育大学教授の桐生徹先生をお迎えし、授業公開と授業研究会を行いました。
6年2組では、「クラムボンって何?」という問いの解決に向けて、12月の場面を読み、叙述にこだわって場面の様子を思い浮かべました。
高森中学校 古典を最新のテクノロジーを交えて学ぶ 生成AIを活用した国語科の古典学習
10月17日(金)午前、1年生のある学級で研究授業が行われました。公益社団法人下伊那教育会の国語科委員会のメンバーのひとりであるK先生と、この学級をふだん教科担任しているS先生のふたりが授業者となり、平安時代に書かれた物語である「竹取物語」を取り上げた古典の学習を、生成AIを大胆に取り入れて行うという、大変意欲的で挑戦的な授業でした。
授業では、生成AIに「竹取物語」の本文を事前に学習させたうえで、生成AIを「かぐや姫」と見立てて、自分は「くらもちの皇子」の語りのテクニックを自分なりに本文の記述から探り、そのテクニックを使って生成AI「かぐや姫」に「求婚」のことばを入力。そして、その「求婚」のことばを受け入れるのか受け入れないのかの判断を、生成AI「かぐや姫」が行い、生成AIが返してくるフィードバックをもとに古典の読み方を広げたり、深めたりすることをねらいました。
生徒は、ひとりで、あるいはペアやグループになって、「竹取物語」の本文や補助資料に向き合ったり、仲間と「求婚」のことばの妥当性について意見交換したり、K先生やS先生に質問したり相談したりしながら、思い思いに学習を進めました。
まだまだ、検討の余地がかなり大きい生成AIの授業における利用ですが、これまでにない学びのあり方をもたらす教材、教具として、今後もその利用について研究を進めていきたいと思います。
学校における教育の情報化の実態等調査結果 主要項目についての経年変化
【高森町】の詳細な情報は基礎自治体教育ICT指数サーチ(岐阜聖徳学園大学 芳賀研究室提供)へ