ストリートスマートは18日、長野県上伊那郡中川村の小中学校へのICT支援員派遣事例をWebに公開した。2020年11月から1年8カ月の支援で、同村の小中学校のICT活用がどのように進んだのか、2022年7月の訪問支援の内容も紹介しながら、レポートしている。GIGAスクール構想により、1人1台端末の環境が整えられ、積極的にICT教育を推進し、今では都心部の学校が参考にするような活用事例となっている。同村では、中川西小学校と中川東小学校と中川中学校の3校が連携してICTスキルの向上に取り組んでいる。学校のICT活用は、在籍している先生のスキルにより変動することが多く、学校間のスキル格差が課題となる。小学校2校のICTスキルを揃え、中学校でのICT活用をうまく機能させるため、その課題を意識しながら1年間支援。7月の訪問では学校間の差が狭まり、さらに小学校2校の児童が共にスキルアップしている様子を見ることができたという。