南足柄市内の小・中学校でこのほど、国のＧＩＧＡスクール構想によって実現した１人１台端末を活用し、文部科学省が開発した学びの保障オンライン学習システム「ＭＥＸＣＢＴ」の運用が県内でいち早く始まった。「ＭＥＸＣＢＴ」は文部科学省(ＭＥＸＴ)とコンピューターを使ったテスト形式(ＣＢＴ)を合わせた言葉。児童生徒がオンラインで問題演習ができるシステムを言う。この中には、全国学力・学習状況調査の問題や国や地方自治体の公的機関が作成した問題、およそ３万問を搭載。利用が進んでいる学習端末で自由に問題を選択し、学校や家庭で取り組むことができる。

南足柄市内の小学校でこのほど、４年生を対象にしたオンライン社会見学が行われた。廃棄物処理やリサイクルなどを手掛ける、あしがら環境保全株式会社の協力のもと、作業現場や回収されたごみの映像を通じ、環境への理解を深めた。

教育用コンピュータ活用事業／１億１８２４万７千円が紹介されています。

南足柄市で２月１日から国のＧＩＧＡスクール構想に伴う、１人１台ののタブレット端末の利用が始まった。

ＩＣＴ（情報通信技術）を活用した教育を推進する国の「ＧＩＧＡスクール構想」を巡り、南足柄市教育委員会は１日、市立９小中学校で全校児童生徒の１人１台のタブレット端末などの利用を開始した。市立岩原小学校（同市岩原）では、１年１組の児童２５人が端末を利用した最初の授業を受けた。