【まとめ】「電子図書館」について

GIGAスクール構想で整備された1人1台端末の日常使いの一助として、GIGAスクール構想推進委員会 学校支援部会 調達・導入サブ部会で、電子図書館についてまとめましたので、是非、ご一読いただき、1人1台端末の日常使いの一助としてください。

■電子図書館とは?

日本電子図書館サービス
公共図書館や学校図書館に向けて電子図書館サービスを提供する国内最大のプラットフォーム。コンテンツ数は和書を中心に10万点以上をそろえ、導入図書館数は600館を超えています。GIGAスクール構想を受けて、公共図書館の学校利用を促進しており、事例も増えています。電子図書館導入に関する基本的な情報が集約されています。(日本電子図書館サービス)

電子図書館を導入する“メリット”とは?
自治体が電子図書館導入を検討する際に知りたい、導入のメリットや利活用方法がまとめられています。利用者、図書館、自治体それぞれにとって”電子”ならではの特長が紹介されています。(図書館流通センター)

電子図書館(電子書籍サービス)実施図書館
自治体の公共図書館における「電子書籍サービス」を実施している図書館の調査レポート。3か月に一度更新され、最新の導入状況がわかります。(電子出版制作・流通協議会)

■GIGAスクール構想推進委員会 参加企業による「デジタル図書館」関連コンテンツ

コスモピア株式会社

コスモピア eステーション
英語の本約3000冊が読めるサービスです。英語の多読学習に是非お使いください

デジタルアーツ株式会社

デジタルアーツの「学校向け」セキュリティソリューション
デジタル図書館を含むデジタルコンテンツに安全に利用するためのご案内をしています。

■参考情報

公共図書館における学校連携の事例

大阪府東大阪市

2021年4月より電子図書館「ひがしおおさか電子図書館」を導入し、全国に先駆け公共図書館の学校連携を推進。東大阪市ホームページにて「朝の読書」や「調べ学習」のようすもレポートしています。
GIGAスクール構想のタブレットを用いて「ひがしおおさか電子図書館」の利用が可能に
ひがしおおさか電子図書館

栃木県矢板市

2020年に学校向けの電子図書館「ともなりライブラリー」を開設。市内の小学生が図書館などで借りた本の数がおよそ3倍に伸びたといいます。
実際の図書館サイトで配信中のラインナップなどが確認できます。
矢板市立学校電子図書館 ともなりライブラリー

東京都立川市

「たちかわ電子図書館」では、2021年より市立小・中学校の全児童・生徒に電子図書館専用の利用カードを配布。 同時接続の制限がない「読み放題」コンテンツ等を中心に利用を促進しています。地元企業からの寄付によるコンテンツも増加中。
たちかわ電子図書館

京都府福知山市

2022年1月に「ふくちやま電子図書館」を開設。積極的な広報活動とともに学校利用も促進し、2022年度の年間の集計で、人口に対する貸出数、 閲覧数ともに全国トップと評されました。
ふくちやま電子図書館

愛知県日進市

市立図書館と学校図書館の連携を推進。2023年、日進市教育委員会により学校専用の電子図書館「にっしん学校電子図書館」を開設しました。コンテンツ購入のためのクラウドファンディングを実施。
にっしんテレビ2月号(DXによる学校図書館などへの取り組み)

文部科学省 事務連絡

1人1台端末環境下における学校図書館の積極的な活用及び公立図書館の電子書籍貸出サービスとの連携について
文部科学省が1人1台端末環境下における学校図書館の積極的な活用及び公立図書館の電子書籍貸出サービスとの連携について、事務連絡を出しています。

文部科学省「令和4年度 子供の読書活動の推進等に関する調査研究」の調査分析報告書を公開 
全国の地方公共団体等に対して電子図書館・電子書籍を活用した子供の読書活動に関するアンケート調査を実施。令和4年度の調査分析が9月に報告されています。(「子供の読書活動の推進等に関する調査研究」項目内にPDFあり)

【まとめ】1人1台タブレット端末の「安心安全な取り扱い」について
安心安全なデジタル図書館の活用としても、ご参考になる情報をまとめていますので是非ご覧ください。